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━━━━━━━━━━━━━━━━━━[2003/06/17 第31号]━━
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第30号について、数人の方からメールをいただきました。ありがとう
ございました。元気と勇気をいただきました。

昨日、ダスキンの宮本さんから、2年生がプロの清掃術を学びました。
「清掃とは?」から始まり、ほうきの使い方からトイレ掃除の手順まで
細かいことまで教えていただきました。
生徒の感想を次にアップしましたのでお読みください。
http://www.tcp-ip.or.jp/~syaraku/hokutyuhp/seisou-kansou.htm 

この感想は、私たちから見ても、かなりレベルの高い感想の部類に入ります。
感想そのものは、おそらく授業の後に短時間に書いたものでしょう。
それは文章から分かります。しかし、だからこそ、素直な表現で、
本心が表れた文章と言えます。

宮本さんは、掃除はプロですが、生徒に意思を伝えることは不慣れです。
私たち教師の方が、はるかに巧く伝えることができるでしょう。
しかし、これだけの感想を書かせる授業をすることは、なかなかできる
事ではありません。なぜこの感想が書けたのでしょうか。

本物だからです。
子どもたちは、宮本さんの言動から、十分プロのすごさを感じ取って
いました。本物だからこそ放つエネルギーを、子どもたちは敏感に
吸収していたのです。

若い時に、数多くの本物に触れさせたいという思いをいっそう強く
抱くようになりました。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━[2003/06/19 第32号]━━
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明日からいよいよ1年生の自然教室。修学旅行同様、携帯の写メールで
送ってもらった画像をリアルタイムでアップしていきます。
(やや古い借り物の携帯電話なので)前回と違って写りが心配ですが、
雰囲気だけでも伝わればと思います。

今日は吹奏楽部の顧問としての立場から・・・・
北中は、丹葉地区の中学校の中では部活動の時間が短い部類に入ります。
朝は7:40〜8:10。午後は5:30まで。月・木は休みで
トレーニングのみ。
技術の上達のためには厳しい条件ですが、やる以上は「努力して向上
した喜び」を味わえるようにさせてあげるのが顧問の責任だと思って
います。
また、短時間に集中して、効率よく練習できることは、将来の人生に
おいても必要な、大切な経験だと考えています。
ただ、、これまでの吹奏楽部は指導者がいれば練習になるのですが、自分たち
の力だけではなかなか内容のある練習にならないのが実態でした。
それでは、レベルアップも、何より心の成長も期待できません。
しかし、最近は違ってきたのです。
一昨日は7:52、昨日は7:44、今朝は7:43から、全体練習の
音が全校に響き渡るようになってきました。早く練習に取りかかるため
には、遅刻をしないで学校に来ること、リーダーの力、そしてみんなの
協力がないとできません。それができるようになってきたのです。

やっと、「上手になりたい」という意識がそろってきたような気がします。
それにつれて、音も、音楽も、なにより姿勢と目の輝きが少しずつ変わって
きました。これからがとても楽しみです。
どうぞ、今後の吹奏楽部にご期待ください!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━[2003/06/21 第33号]━━
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1年生の自然教室から、続々と画像が送られてきています。学校HP
の「自然教室」中継から入れますので子どもたちの活動のようすを
ご覧ください。

自然体験は、旧来の学力観が見直されてきた頃から再評価され、それ
以後いろいろな普及活動が始まりました。国から自治体に補助金が出る、
全国各地に自然体験施設が作られる、学校教育の中に取り入れられる・・
本校の自然教室もその流れの上にあります。また、町から6月29日に
日間賀島へ行くのもその一つです。

かつては、日常生活そのものが自然と共にありました。情緒や生きる力
(ここではたくましさ、生活の知恵など)は、自然の中で活動することで
身につけていきました。自然の摂理、命の大切さなどもそこで学びました。
しかし、今の子どもたちには、特別に自然体験の場所と機会を与えないと、
自然に触れることすら難しくなってきたのです。
今回の3泊4日は、盛りだくさんのメニューが組み込まれています。
しかし、あくまでも体験です。自然と触れるきっかけ作りにすぎません。
これを機会に、自然の中で遊び、学ぶことが生活の一部になれば、さらに
家族のイベントの一つになっていけばと願います。

29日の日間賀島へは、私も子どもと参加します。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━[2003/06/21 第34号]━━
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さきほど、カッター漕艇の画像が送られてきました。抜けるような
青空がとても美しく、救命具のオレンジとマッチしています。

昨日は、雨の中のミニオリエンテーリングと、あいにくの状況でしたが、
スタンツ練習や夕日の合唱など、日頃の学習の成果を生かした活動が
行われました。ナイトハイキング(きもだめし)の時は雨も上がっていた
ようです。
今日は午前がカッター漕艇、午後から選択プログラムで
A:ログハウス組み立て、B:ストーンペーインティング、塩づくり
 です。ログハウスの組み立てや塩づくりなど、ちょっとしたサバイバル
気分でしょう。ログハウスグループは、そこで泊まります。
そして夜は漁り火の集い(キャンプファイヤー)。

明日からは校長に代わって私(土井)が参加します。
午前が野外炊飯、午後が海の活動(いかだ・ボート・カヌー・大だらい・
釣り・水泳)、夜が学年レク、最終日は場所を縄文博物館に移して
火おこしの体験です。

前号でも書きましたが、とても盛りだくさんの内容です。
人それぞれ個性がありますので、受け止め方、感じ方は違うでしょう。
これらの体験の中から、一つでも今後の人生を豊かにするような
ものが見つかれば幸いです。

※ 国立若狭湾少年自然の家の通信環境によっては、自然教室中継は
中断します。ご承知おきください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━[2003/06/25 第35号]━━
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自然教室の報告が遅くなりました。
校長に代わり、自然教室の3・4日目に参加してきました。その内容は
HPの自然教室中継をご覧ください。

3日目の夜、学年レクリエーションがありました。「できるだけ生徒に
任せよう」という方針のもと、レク係が中心となって考えたゲームを
学級対抗で競うものです。腕相撲、ぞうきんがけ競走、尻相撲、
ジェスチャーなど、多くの種目が行われました。

学校の教育活動は、大きく分けると教科・道徳・特別活動・総合的な学習
があります。こうした学年レクリエーションは、特別活動の領域になりま
すが、近年の授業時間数の削減や、総合的な学習に押されて、あまり注目
されなくなってきました。
しかし、集団の一員としてよりよい生活を築いていこうとする態度や、
自主性・創造性・協調性は、こうした活動の中から育っていくのです。

「失敗しても良い。その反省を次の機会に生かしたい。」との思いで、
ほとんど教師の手を入れないで進められたのですが・・・・
とても良いのです。しらけている子はいません。全員で楽しもう、盛り
上がろう、係に協力しようという気持ちが伝わってきます。温かいのです。
これは1年生の先生方の日頃の指導もさることながら、小学校から培われて
きたものが大きいと感じました。

これからの事を考えると、本当に楽しみな集団です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━[2003/06/25 第36号]━━
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このメルマガ北中が、尾北ホームニュース発行の「You Net」で紹介
されました。これからもはりきって発行していきたいと思います。

35号では子どもたちのすばらしさを紹介しました。今回は、さらに
子どもたちに望みたいことに触れたいと思います。

若狭少年自然の家の最後の式で、一言話す機会をいただきました。
学校に到着してからの式でも話をする予定でしたので、ここでは
自然教室の目的以外のことをさらりと話そうと思い、とっさの判断で
次のように言いました。記憶を頼りに書いてみます
「昨日、海の活動の時間に、水泳を選んだチームが、スーパーフロート
(ビート板のようなもの)を取りに行ったのですが、やりたくないと帰って
きました。しかし、実際にやってみるとおもしろく、多くの人がそれで
楽しんでいました。
このようなことはこれからもよくあると思うのです。つまらなさそうだけど
やってみるとおもしろかった。食べてみたらおいしかった。話してみたら
いいヤツだった。やってみないと分からない。これからも、いろいろなことに
チャレンジしてみてください。(以下略)」

海の活動では、いろいろな種目にチャレンジするチャンスがありました。
しかし、大多数の子は水泳。「なぜいかだやカヌーやらないの」と聞いたら
「やったことないもん」の答え。「やったことがないからやるんだよ」と
言ってもなかなか伝わらない。おもしろそうなのに・・・

未知なものに臆病になることは誰にもあることです。しかし、
そこからの好奇心と行動力が、人間の幅を広げていくことも事実でしょう。
もちろん、好奇心には善悪の判断力が必要なことは言うまでもありませんが、
いろいろな体験を通して、バランスの取れた成長を望みたいものです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━[2003/06/26 第37号]━━
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今日は天候の都合で、昼休みのクラス対抗長縄跳び大会、授業後の地域
クリーン活動と、生徒会行事が2つ重なりました。どちらも生徒はよく
がんばったと思います。

大人でも言えることなのですが、何かに夢中になっている姿は、美しさすら
感じます。今日の長縄跳びもそうでした、
経験のある方はご存じだと思うのですが、弾力性のない綿の長縄を跳ぶのは、
最初の1回が難しいのです。回し方が難しく、回す方が慣れた頃には、
今度は跳ぶ方が疲れてしまいます。失敗を修正しながら数を重ねていく長縄跳びは、
まさにチームワークの競技なのです。
それでも、ジャンプを20回も超すと、まわす人、跳んでいる人はもちろんのこと、
見ている方も呼吸をすることすら忘れてしまうほどです。そして失敗して
記録が途切れたときの「あ〜あ」の声。それがまたすがすがしいのです。
たかが数分間のことです。しかし、その数分間で学ぶことは、教室の授業では
決して教えることのできない何かなのです。

私は、IT技術がどんなに進歩しようとも、集団で学ぶ今の形の学校は
決してなくならないと思っています。なぜなら、学校は「読み・書き・そろばん」
などに加えて、人とかかわる力を学ぶ所だと思うからです。
そして、社会に出てみると、その人とかかわる力の大切さが身にしみて
分かるのです。

たった数分間の長縄跳びでも、その中で繰り広げられるものはまさに人間模様。
子どもたちが長縄跳びを跳ぶ姿を見て、そう感じました。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━[2003/06/27 第38号]━━
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今月より、保護者向け保健だよりを発行します。今日(あっ、昨日だ)、
その第1号を配布しました。お手元に届いているでしょうか?

第26号でも紹介したように、現代の養護教諭は、自分の心とからだ、
そしていのちに責任を持つことができる生徒の育成のためのコーディ
ネーターです。その考え方のベースの一つが、今回の保健だよりで
紹介されている「セルフエスティーム」です。

私が初めてセルフエスティームという言葉を聞いた時の発表が、
インターネット上でまだ見ることができます。
とても良くまとまったわかりやすい内容で、今でも十分通用すると
思います。ぜひご覧ください。
http://www.kagawa-edu.jp/hanzaj01/hoken/sld001.htm 

この発表の中の「主体的な判断や行動力にはやや欠けるきらいがあり、
何らかの問題場面に遭遇したときにもその解決方法の模索や意志決定において
友人や教師に依存する傾向が強く、いわゆる指示待ちの面が強く見られる。」
集団をひとくくりに表現することは良くないのですが、この内容は
大口北中の生徒の一般的な傾向でもあります。
そのためには・・・
おっと、まずは保健だよりと飯山中学校の基調提案をお読みください。
そして、ぜひ、それについてのご意見をお聞かせください。

北中の保健室のページに、みなさんのご意見を掲載する掲示板を開設
しました。
また、メールでは、養護教諭の桑原先生と直接アドバイスを受けることが
できます。生徒はもちろん、保護者の方でも結構です。ぜひ、相談してみて
ください。

心の健康の基本は、まずコミュニケーションから・・・・

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[2003/06/29 第39号]━━
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昨日は、学校のLAN工事・北中コーラス練習日に加えて、町民体育祭
実行委員会、男女共働参画懇話会主催のKENちゃんの講演会、
おやじの会主催のヒップホップダンススクール説明会と忙しい一日でした。
そして今日は、町教委主催の日間賀島の自然体験教室。晴天に恵まれました。

「KENちゃんの自分さがし話」はとても良かったです。通称「おかまの
KENちゃん」が、男として生まれた自分の異常に気付き、悩み、自殺まで
考えたこと、そしてあるがままの自分自身を受け入れ、タレントとしてテレビ
にまで出るようになったことを、巧妙な話術でおもしろく語ってくれました。
この話を聞くと、「男らしさ、女らしさ」の前に、自分らしさが何より大切な
ことがわかります。

おやじの会主催のヒップホップダンススクールは、希望者が22名集まり、
北中からも7名が参加しました。7月12日より正式に練習が始まりますが、
昨日、基本のステップを覚えてくるようにと指導を受けました。私もいっしょに
習ったのですが、全てのステップがアップ・ダウンの基本のもとにあることが
わかりました。どの世界でも基礎・基本が重要であることをつくづくと感じました。

そして今日は晴天の日間賀島。1日のんびりと過ごしました。

こうしてみると、大口町には元気のある団体がいくつかあり、それぞれに
がんばっていること。そして、町や町教委主催事業もいろいろあり、
安価で、良質の情報を得たり体験したりすることができることがわかります。
そういった情報をこまめにチェックし、積極的に参加していくだけでも、
人間としての幅が広がり、人生が豊かになる・・・そう感じた2日間でした。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[2003/06/30 第40号]━━
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前回は「積極的に生きる」などという大げさな題を付けてしまいました。
口で言うのは簡単ですが、そうではなく、まず身近なところから進んで
行動しようというのが要旨です。
養護教諭の桑原先生などは、まさにその典型です。
テレビ出演を依頼されたり、仲間と本を出版したり・・・
本日、全校生徒に配布した保護者向け保健だよりもその一つ。「健康教育支援
グループ さくら・サイバーエイド メンバー募集中」を読んで驚かれない方は
まずいないと思いますが、みなさん、いかがでしたでしょうか。

「メンバーになったら何するの?」には次のように書かれています。
○ メーリングリストに加入し、意見交換を行う。
○ 保健授業の参観と保護者の視点での取材活動を行う。
○ 学校保健委員会等、健康教育活動の企画への協力を行う。
○ 健康教育についての意見交換会に参加する。
○ その他(話し合いで決めましょう。)

ここには「してください」はありません。むしろ、保護者のみなさんの
「やってみたい」を具体的に形にする場です。
ITが得意でない方も、ぜひご相談ください。毎回参加できないという方も
当然OKです。「家族の心と体の健康」という視点を、生活の一部に持って
いただくだけで立派なさくら・サイバーエイダーです。

いろいろと議論し、夢を形にしていきましょう!