丹葉地方新任研修会
「生涯学習と学校教育」

 研修会でのみなさんの感想を紹介します。
 授業の最後には、感想や分かったことをまとめる時間をぜひとも取りたいものです。人は、書くことによってこそ、自己を見つめ、考えを整理できるからです。ただ、それが個々の中にあるだけでは広がりがありません。分かち合ってこそ広がり、深まります。いわゆるシェアリングです。
 今回の講義ではシェアリングの時間が取れなかったので、こうして、他の人の感想を読むことでシェアリングとします。ぜひとも、自分になかった考えや発想に触れて、自分のものにして下さい。

 Q&Aへ
 今日の研修は、参考になることが非常に多かったと思います。「生涯学習」についてだけでなく「授業をする上で生徒を引きつける技術と考え方」を、私たちに実際に体験する形で分かりやすく説明していただいけました。先生が講義の最初におっしゃられた「授業が大好きだ」という言葉がすごく伝わってきて、時間としては長いはずの講義が、あっという間に過ぎてしまった気がします。
 講義内容については、私たちがあらかじめ持っていた「生涯学習」という知識をうまく使いながら、具体的な例を用いたりクイズ形式にしてみたりして、大事なことを上手に説明され、とても分かりやすかったです。大学やいろいろな場面で学習して知ってはいたけど曖昧だった知識が、しっかり肉付けできたと思います。
 説明の仕方ですが、「授業で役立つ技術と考え方33」は本当にすごいなと思いました。よく考えてみると、50分の授業中ずっと座っているのは、大人でも辛いと思います。それに、自分の授業は説明が多く、ずっと喋り続けているのが前から気になっていました。今回教えて頂いた方法は、自分にもできそうなものがたくさんあったので、自分で体験して「これはここで使えるな」とか、「こんな時にはこうすればいいんだな」と想定しながら学ぶことができました。是非これからの授業で使っていこうと思います。 本当に沢山のことを教えて頂き、ありがとうございました。
 生涯教育の講義を受けて、早速指導法33のうちのいくつかを実践したいと思います。ジャンケンや動きのある授業は、楽しみもあり参加しやすいです。また、相手がいるためにずるもしにくく、問いに対して一生懸命考えざるおえない状態づくりにもってこいでした。しかし、ジャンケンがやりたいばっかりに、問いを考えず意見を言うときになって私は何にも言えなかったので、その失敗を考慮して実践したいと思います。
 また、生涯学習は小学校の時期から始まっており、今学ぶことの楽しさを味わうことが大切だと感じました。子どもたちが一生学ぶことの大切さを忘れないように、楽しい学校にしたいと思います。
 本日は,生涯学習について大変意義のある講義をしていただき,ありがとうございました。とても勉強になりました。
何が勉強になったかといいますと,失礼ながら生涯学習についての内容云々よりも,土井先生のプロの教師技術に対してです。
授業の中でいかに生徒たちを集中させるのか,目から鱗が落ちるような思いでした。
最後までしっかりと説明をしてから作業を始めさせること,生徒個々の進度がわかるようにというきめ細かな工夫,一時間の中で立たせたり座らせたりと,動きをつけることによって集中力を保つなど,どれもこれまで自分がおこなってきた授業を考えさせられるものばかりでした。
向山先生の”法則化”の話を耳にしたことはありましたが,自ら経験できてその良さを実感することができました。
同じ社会科教師として早速,明日の授業で取り入れられるところから取り入れさせていただきたいと思います。
今までの初任研の中で一番有意義な講義でした。
本当にありがとうございました。
今後とも機会がありましたら,よろしくご指導ご鞭撻のほどお願いします。
 今日は、楽しくためになる講義をして頂いて、どうもありがとうございました。
2学期になり、運動会や学校訪問も終わり、学級のようすも落ち着いてきており、ようやくじっくりと学習ができる環境になってきました。
しかし、まだまだ授業中の指示や発問の仕方が思うようにできず、所々で子供たちを騒がせては、注意して静かにさせるといった感じでした。
今日の講義で教えていただいた、立たせる指示については一応行っていたのですが、ズルする子には対応できませんでしたし、終わり方までの指示が不徹底だった気がします。また、一斉音読の仕方も大きな声を出させる方がいいのだと思って指導していました。小さい声でつぶやく方が頭に残るという発想には目から鱗が落ちました。
今後は、先生にいただいた冊子をお手本にしながら、自分でもアレンジを加え自分のキャラクターにあった方法を模索していき、いずれは「授業のプロ」と胸を張って言えるような教師になりたいと思います。
貴重なお話をして頂きまして本当にありがとうございました。
 先日、研修を受けさせて頂き、ありがとうございました。
教員採用試験の時、生涯学習についてふれた(覚えた)程度の知識とは言えない程度の認識しかできていませんでした。
今回、先生の講義を受けて、はじめて、生涯学習について、考え、学ぶことができました。
私にとっての生涯学習のイメージは、「楽しく遊ぶ」に近い、イメージしかありませんでした。しかし、生涯学習の概念やクイズの話から、「楽しく行う中に学びがなければならない」という当たり前かもしれませんが、その当たり前のことにはっと気づくことができたことが、とても大きな収穫だったと思います。
また、話の中で、「絶えず研究と修養に努めなければならない。」の深い意味を知り、研修(子ども)のため、修養(自分)のために自分自身「生涯学習に努めていかなければならない」と実感するとともに、できていない自分に反省しました。
これから、広い視野を持ち、前向きにいろいろなことに取り組んでいかなければならないと長い目での人生の目標が持てたような気がします。 
    
 ものすごく研修の内容が濃かったです。生涯学習だけでなく、授業で役立つことまで教えていただき私のキャパが広がりました。早速、「全員起立。隣と話し合った子から座っていいよ。」など実践しました。私も先生みたいに「授業が趣味」といえるようになってみたいです。一つ腑に落ちない点がありました。スリも生涯学習になる点です。確かに学習はどれも生涯学習かもしれませんが、道徳的ではない、又は、法に触れるようなことまで学習して生涯学習といえるのでしょうか。Q&Aへ
 研修中も自分のクラスのことを想像しながら聞けたので、充実した時間を過ごせることができました。
 先日の研修での講義ありがとうございました。33もの多くの授業のネタを教えていただき今後少しずつ小出しにして、より自分らしさをアレンジした本当に自分のものにしていくために日々修行に励んで生きたいと思います。生涯教育の面でも、今時分が教えていることを子どもが一生忘れられなくなり、生涯にわたって学習を進めたいと言ってもらえるような授業を展開していきたいと思います。ここから先どれだけその目標に近づけるかわからないですけど力の限り実行していきたいです。
 ここでひとつ質問をさせてください。生徒に発問を投げかけて、できた子どもから座らせるというネタを伝授していただきましたが、ここでの発問の内容で注意を払わなくてはいけないことを教えてください。例えば、子どもの発達、学習状況の差によって答えられる生徒と答えられない生徒が出るような発問ではできる子どもはいいのですが、できない子どもは後でこっそり「座っていいよ」といって座らせてもクラスの中で目立ってしまうおそれがあると考えました。ぜひこの点を教えてください。Q&Aへ 
 昨日の講義はお忙しい中、私たち初任者に時間を裂いて熱心に、丁寧にまた判りやすく教えていただき本当にありがとうございました。朝夕が寒くなってきましたので風邪などを引かないようにお気をつけください。僕は、毎日楽しく、明るくやっています。本当にありがとうございました。
 昨日の講義は目から鱗という感じの講義でした。今日は1日中、土井先生の「授業で役立つ指導の技術と考え方」の冊子をもって授業にいきました。早速いくつか試してみたところ、1,8,12番がうまくゆきました。とても充実した気持ちで授業を終えることができました。生徒からは「今日は先生生き生きしているようにみえる」と言われてさらにハッピーになりました。本当にありがとうございました。
 すばらしい授業をありがとうございました。2時間半という時間があっという間に過ぎてしまうほど、私たちをあきさせないテクニックがたくさん登場した授業でした。
久しぶりに、ドキドキしたり、集中的に思考したり、子どもの気持ちになって授業を受けました。
 生涯学習講座を企画して、かつそれを採点してもらえるというのは、おもしろい内容でした。先生が、私たち初任者のために、時間をさいて考えてくださった授業だと感じました。子どもに対しても、子どもたち自身がこのように感じられる授業をすれば、喜んでのりのりで楽しく、かつすぐに習得できてしまうんだろうなと思いました。
 授業中に子どもを怒るのは、教師の力不足という言葉が印象に残っています。今回学んだ33の技術を生かして、子どもにとって魅力ある授業作りに心がけたいと思います。 また、生涯学習についても深く学べました。まずは、自分自身が、楽しめて自分を高められるものを、生涯学習し続けていかなければいけないと思いました。教師という仕事は、幸運なことに、どんな生涯学習も仕事に生かせると思います。また、生涯学習の意義をしっかりと子どもたちに教えていきたいとおもいます。
 生涯学習の事についてだけではなく、授業に役立つテクニックを教えていただいて、早速使っていきたいと思います。自分でもいろいろな本を読んで自分で技術を磨きたいと思います。またわからないことが出てきたらメールを送りたいと思いますのでよろしくお願いします。今日は本当にありがとうございました。一生かけてプロの教員の技術を磨きたいと思います。
 先日は、初任者研修において貴重な講義をしていただき、ありがとうございました。
先生の授業を受けさせていただき、「生涯学習」ということについての考え方が深まったことはもちろんのことですが、それ以上に日々の授業の大切さや子どもを惹きつけるための工夫を教えていただくことができました。
先生の話されたことの中で、もっとも印象に残ったのは「あなたたちも授業のプロなんだよ」というお言葉でした。
子どもたちにとっては一時間一時間が大切な時間であると思います。
子どもたちが一つの授業の中で何か新しい発見や「わかる」ことの喜びを味わえるような授業をするにはどうしたらよいかということを考えてはいるのですが、実際のところなかなかうまくいっていません。
今回、先生の授業を受けさせていただいて、授業のあちらこちらに様々な工夫がなされていることに気がつきました。
ほんの少しの動作や言葉がけ、間の取り方で子どもたちの集中力が上がり、楽しく授業に入り込むことができるということを感じることができました。
初めて教壇に立つようになってから約半年が経ちましたが、自分が授業を受ける側の立場に立たせていただくことによって、子どもたちはこんな思いで授業に参加しているんだなということがわかりました。私も通ってきた道なのに、ついつい子どもの目線を忘れてしまっているなと感じます。
今日早速、国語の授業の中で「じゃんけんで発言者を決める」ということをやってみました。いつもと違う授業の流れに子どもたちははじめ驚いた様子でしたが、楽しくしかも集中して発表をしたり聞いたりすることができていたように思いました。
他のだれかと比べるのではなく、その子自身が精一杯努力し、得られた成果を適切に評価することができるような“生涯学習人間”“生涯学習教師”になりたいと思います。ありがとうございました。
 昨日は大変熱意のある指導をいただき、ありがとうございました。
土井先生の講義は、33のヒントが随所に散りばめられていて、なるほどと思う時がなんどもありました。たとえば、「○○しましょうと言うと、子どもはすぐに動き出してしまう」というお話は説明の仕方を改めて考える機会となりました。
 今日、さっそく、子どもに説明する場面があったのですが、すべての説明をする前に何度か、さも今から課題に取り組みなさいと言わんばかりの言葉を発してしまいました。これには、しまった、と思いました。また、「全員起立○○できた人からすわりなさい」や、小さな声で3回読む、と言う指導を早速取り入れました。そうしてみたところ、子どもたちの集中力は、普段より高かったように思います。
 33のヒントを熟読して、自分の学級の実態に合わせて、必要なものを取り入れていきたいと思います。
 生涯学習については、少し懐かしい気持ちでお話を聞かせていただきました。というのは、大学時代、私は生涯教育を専攻していましたので、「生涯学習概論」だとか、「社会教育概論」などといった講義を受講したことを思いだし、久しぶりに本質を見つめ直す機会を持てたからです。
 生涯学習というと、当時私は、公民館での音楽公演やパソコン講習ばかりを思いうかべていたのですが、大学の先生に、「職場で抱える問題について考える学習機会も生涯学習のひとつ」と強調されていました。そういう意味で、今回の初任者研修も「生涯学習」の一環ですし、今後の研修の時間も大切にしていきたいと思います。また、「絶えず研究と修養」を重ねることに、労を惜しまず、次年度から自己研さんに励みたいと思います。
お世話になり、本当にありがとうございました。
 先日はありがとうございました。2時間以上の長い!?講義でしたが,全くそれを感じさせない本当に楽しい,そして為になる講義でした。生徒になる,という感覚もとても楽しかったです。私は個人的に「先生」と呼ばれるより,「先生」と呼べる立場が好きで,性に合っていると思うので,生徒になることができて嬉しかったです。
 初任者研修の今回の講義は,私にとっては生涯教育になったけれど,定義に当てはめてみると該当しないと思いました。なぜなら,今回は与えられたものだったからです。しかし,きっかけは何であれ,本当に得るものがあったのです。後で,それがお楽しみの内容であったとしても,新しい何かを得たのであればそれは生涯教育になるのだと知りました。出会いはいつも偶発的であるのかもしれません。しかし全ての出会いに意味があるのだと信じたいです。また,一生学び続ける姿勢,周りの人,物,出来事,全てから学ばせていただくという謙虚な気持ちを大切にしていきたいと思っています。
 また,「授業で役立つ指導の技術と考え方33」は本当に勉強になりました。と同時に,自己を反省しました。「子どもたちが話を聞けない。」「授業に集中できない。」と全て子どもたちのせいにしてきたような気がします。そうすることで楽になりたかったのかもしれません。自分の指導力不足を棚に上げて子どもや親のせいにしてしまえば,救われる気がしたのでしょう。新任は喋りすぎる傾向があると言われます。喋りすぎているから,自分的には満足で,頑張ったなあという達成感に満たされているのでしょう。土井先生は,子どもたちに緊張感を持たせるようにおっしゃいました。主役は教師ではなく子どもたち。教師はサポート役なのです。子どもたちのことを一番に考え,子どもたち主動型で進めていきたいと思います。また,子どもの心を大切にできる教師,自ら楽しめる教師になりたいです。土井先生が「ずるしにくい状況にしてあげる。それが子どもにとって幸せだよね。」とおっしゃられた時,胸が震えました。そうやって自然に子どものことを考えてあげられるような教師に私もなりたいです。
 昨日の初任者研修では、とても興味深い内容の講義をしていただきまして、ありがとうございました。
私のイメージする生涯教育については、一番最初に述べたのですが、自分の学びたいと思うものを学ぶことができる、という狭く浅い考えでした。生涯学習クイズにあった、「スリがスリの技術を学ぶことは生涯学習に含まれるのか?」というものについて、私はその成果は適切に評価されるものではないと考えて×にしたのですが、自分を高める(?)ためにはその技術が“スリ”であっても“学習”に含まれると知り驚きました。
自分の学級に戻り、マラソン選手と市民ランナーの話をしました。子ども達はとても悩んでいましたが、市民ランナーを偉い、とする子どもが多いことに驚きました。そこで、世界で一番になることは誰でもできることではないし、すごいことなんだよ、という話をしました。「Aくんも、Bくんも、Cくんも自分の中でもうだめだっていうくらい頑張れば、それぞれがみんな一番になるんだよ。」と話してやると納得した様子でした。
それから、今更遅いのかな、とも思ったのですが、発表の仕方、発表の聞き方について「おへそを向ける」という指導をしました。まだ、拍手はたくさんでてきませんが、話し手の方を向く、ということは、たった一日でも意識するようになりました。
土井先生にいただいた33の指導技術は、一朝一夕にできるようになるものではありませんが、初任なりに自分の学級の実態に合わせて、少しずつ取り入れていきたいと思います。
学級の子ども達には、「先生も出張で勉強してくるんだよ。」と話をしているせいもあって、何の話を聞いてきたのか知りたがります。生涯学習は個人内評価だという話が、私の中では一番印象に残り、心がけていかなければならないと感じたのと、子ども達も友だちの頑張りを素直に認め合えることができるようになってくれるといいなぁと期待を込めて学級で話をしました。
この一年は、子ども達と共に成長していきたいと思いますが、子ども達ばかり成長しているようで、時々不安になります。たくさんの良い先生方に囲まれているので、より多くのことを吸収できるよう努力したいと思います。
ありがとうございました。
 今日は、お忙しい中貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうごさいました。
 まず、「私の趣味は、授業です。ほんとに楽しくてたまらないですよね」と話された先生の言葉に、私は驚きました。私は、今でこそ少しは慣れてきましたが、一時は、授業をすることが苦痛で仕方がありませんでした。技術がないからと言ってしまえばそれまでですが、子どもは待ってくれません。今日の講義を終えて、私は、教師である私自身が楽しんで授業をすることがいかに、大切なことか気づきました。先生の表情は終始穏やかで、その顔を見ているだけでも、なんだか楽しく講義が受けられたように感じます。
 今日の講義は、ただ単に知識を学ぶものではなく、自分の毎日を頭に思い浮かべながら、実践的なテクニックを学ぶことができ、本当に勉強になりました。先生が何気なくやっておられた、問いかけや指示の仕方、フラッシュカード出し方(時に、ポケットから)などの一つ一つが、テクニックであり、それによって私たちは先生の授業に引きつけられ、本当は長いはずの2時間半近い時間が早く過ぎたように感じました。
 先生に教えていただいたことは、どれもまねしてみたいことばかりでしたが、一気にやっても当然うまくいくわけはないと思うので、少しずつできるところからトライしてみたいと思います。
 10月、11月は行事が重なり一年のヤマだと考えています。なんとか、このヤマを乗り越えられるようにがんばります。
 また機会がありましたら、ぜひ先生の授業を受けさせてください。
  本日はありがとうございました。本日の講義の中で、私は、先生の「時間は作り出すものなんだ」という言葉が心に残りました。学校では、子どものノートを見たりすることで放課がなくなり、土日は学校にきて仕事をしています。私の学校の先生から「土日は社会勉強のために使いなさい」とよくいわれています。時間がないんだから・・・とあきらめていましたが、そうではく、時間を作り出し、教師としてまた人間として自分を高めていくために切磋琢磨し、生のものにふれあっていかなければならないと思いました。また、先生自身の実体験のこもった33の技術もとてもためになりました。明日からすぐにでも実践したいと思います。一日も早く私も自分のことを教師のプロだと本当に呼べる日が来るように、自分のペースを守りながら頑張りたいです。ありがとうございました。
 今回の講義で生涯学習について考える機会を得たことにより、改めて生涯学習について考えることができたことは良かったと思います。また、授業形式で展開された授業の中で意見交換があったこともあり、色々な人の考え方や捉え方を知ることができてよかったです。そして、何より講義の中で土井先生が実際に「授業で役立つ指導の技術と考え方」を行ってくださったり、説明をして示してくださったりしたことで、より具体的にどのようにして授業の中でどのように生かしていったらいいのかということを知ることができ、本当に勉強になりました。よりよい指導をすることができるようになるためには自分自身を高め、豊かにしていくことが欠かせないなと思います。今回、講義の中でのお話にもありましたが本物を見たり、実際に自分で体験をしたりして経験を豊かにしていくことを大切にしていきたいなと思いました。今回教えていただいた「授業で役立つ指導の技術と考え方」をこれからの自分の授業の中で生かしていけるように心がけていきたいと思いました。
今回土井先生の講義を聴くことができ本当に良かったです。ありがとうございました。
 先日は研修にて楽しい時間をありがとうございました。研修の感想と言ってはなんですが,今振り返って思うことを書かせて頂きます。
 研修当日,土井先生が「今からおこなう授業形式の研修の中に,授業で使えるテクニックが33こあります。」と言われました。私はその瞬間「絶対33個以上見つけてやるっ。」と意気込んでいました。先生は「後でまとめたものを渡すから。」と言ってくださったのですが,私は自分の言葉で残したいと思い,気づく限りのことをたくさんメモしました。今思えばそんな必要はなかったのかもしれませんが,研修をうけながら自分に課題を与えることができたので,とてもいい時間を過ごすことができました。
 また研修で印象に残ったことがあります。それは土井先生がまず最初に「私の趣味はカラオケ。そして授業なんです。」と言われたことです。私にとっては先制パンチを浴びせられたような,衝撃的な言葉でした。「そうか,私は初任者じゃなくて教師なんだ。」と自分を振り返りました。また私の友だちには教師をしている人が少ないので,その友だちから見た私は「いつもの私と違う,教師なんだ。」と思いました。
当たり前のこと過ぎて土井先生には理解しがたいことかもしれませんが,なんだかとても新鮮な気持ちと子どもたちに対する責任感をひしひしと感じました。
 研修の感想と言いながら,なんだか直接関係のないことをお伝えしているようで申し訳ありませんが,初心にもどることができた研修でした。土井謙次先生,本当にありがとうございました。先生に教わったテクニックを,早速授業で使っています。
 先日は、久しぶりの丹葉地区の初任者研修でした。「生涯学習についてってどんな内容の研修なんだろう。」と思い研修に臨んだところ、土井先生のお話がおもしろくておもしろくていつの間にか午前の部が終わっていました。「生涯学習」は、教員採用試験で言葉について知っていた程度だったので、今回の研修が私にとっては初めてと言える学習でした。生涯学習がどんなものなのか、生涯学習クイズを通してより詳しく理解できました。
 さらに、土井先生の授業方式の研修が大きな勉強となりました。「授業で役立つ指導の技術と考え方33」は、私の授業の悩みを解決してくれそうなものばかりでした。経験と人間としての深さはまだまだゼロに近い私ですが、今回の研修で土井先生から教わったことを順番に真似させていただきながら、一歩でも土井先生に近い教師になれるよう、日々努力をしていきたいと思っています。土井先生の「授業が趣味!」という言葉には驚かされましたが、いつか私もそう言えるようになりたいと強く思いました。とても楽しく、勉強になる研修でした。本当にありがとうございました。
 生涯学習について、自分の持っていたイメージが変わりました。以前は、もっと必死に挑戦するイメージを持っていました。しかし今回の授業を受けて、もっと自由に行われるものだというイメージを持ちました。自分自身で何かを学んでゆこうという姿勢は、とても大切なものだと思います。その姿勢さえあれば、自分で自分をより良くしてゆくことができるからです。僕はこの姿勢を生徒に得させるような授業を展開してゆきたいです。
今までの自分の授業には、生涯学習の考えは一切入っていませんでした。自分の教科で一生涯教育をどのように入れていくかがこれからの自分の課題です。
 「授業で役立つ指導の技術と考え方33」を全部読ませて頂きました。どの項目を読んでもなるほどと思うものばかりで、そして自分に足りないものばかりでした。その上で自分の今までの授業を振り返ると、生徒はどんな気持ちで僕の授業を受けていたのだろうと、生徒に申し訳ない気持ちになりました。生徒が授業中に集中できないのは、おそらく自分のやり方のせいだったのだろうと反省をし、これからは生徒全員が集中できる授業を目指していこうと思います。
 また機会があれば、是非土井先生の講義や授業を受けたいです。先日は本当に興味深い授業を、ありがとうございました。
 先日は大変有意義な講義をしていただきありがとうございました。2時間半という長い講義でしたが全くそれを感じさせない「濃い」内容でした。逆に内容が濃すぎて頭の中が混乱してしましました。
 今日の社会ではニートと呼ばれる人々の増加が話題になっています。それらの若者に共通することが人生に生きがいを見出せず、興味を持つことができないという事であると私は思います。そこで学校の授業において「学ぶってこんなに楽しいことなんだ」「自分でもできるんだ」ということを感じさせることが、生涯にわたって学習し続ける人間の育成につながるのではないかと感じました。そして生涯学習人間を育成することが教師の役割であると思います。そのためにも土井先生に教えていただけたような授業技術が必要になるのではないかと感じました。今の私にはそのような技術がないので、多くの生徒が「意味がわからん」と言っています。それを何とかしようと努力していますが上手くいかないことだらけです。しかし、このような研修で得た知識を生かして技術を身につけていこうと思います。本当にありがとうございました。
 先日の初任者研修での講義、ありがとうございました。
 授業でのこつ、参考になりました。急にすべてを実践に移せないと思いますが、少しずつ取り入れていこうと思います。板書も授業の大事な物だから、必ずいい物を見せてもらえるだろうと思い、板書もメモしました。ポケットから問題を出すことも、これいいな、と感じました。
  生涯学習についてといいましょうか、自分にいまひとつ欠けるものは、常に前向きに行動することだと改めて感じました。もっとアクティブに人生をすごすことだなと思います。一教師として、あらゆる活動を通して自分を磨き、また子ども達とともに、更に、保護者や地域の人と関わることで、自信も成長することが生涯学習かなと感じています。
 先日はとてもためになる研修を受けさせていただきありがとうございました。時間を忘れてしまうほど,楽しく研修を受けることができました。これからの授業が楽しくなるようにいろいろ工夫していこうとやる気がでてきました。きっと,授業がこの研修のようにいつも楽しかったなら,子どもたちも授業中ぼうっとしていたり,遊んでしまったりすることはないのだろうなと思いました。早速,「授業で役立つ技術と考え方33」を授業で使っていきたいです。
 まず,「説明をするときは,数字を使うこと」普段の自分を思い浮かべてみると,自分の頭の中で整理されておらず,考えながら話していることがよくあります。これからは,今日は,これとあれを話そうと決めて話していこうと思います。
 次に「じゃんけんなどのゲームを取り入れて授業をすること」この研修で,じゃんけんで勝った人が発表するということになったとき,とてもわくわくしました。負けた人じゃなくて,勝った人が発表というと,なんとなく前向きな気持ちになれる気がします。ゲームやクイズ,じゃんけんなど,授業で使っていきたいです。
 今回の研修では,授業法を身をもって体験できたのがとてもよかったです。読んだり聞いたりするよりもやり方がよくわかります。これからも,一つずつ,がんばっていこうと思います。今後とも機会がありましたら,ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。
 先日は、大変勉強になる講義をありがとうございました。授業にとても苦手意識を持っている私にとって、「私は授業が大好きです」という先生の言葉は、正直戸惑いをおぼえるものでした。ですが、約2時間半の講義は時間を感じさせないとても充実したもので、“これぞプロの授業だ”というものを感じずにはいられませんでした。また、授業に役立つ指導法については、まさに今の私に必要なもので、早速翌日の授業から意識して取り入れました。そのせいか、子どもの顔も普段より生き生きとして見えました。多くの可能性を秘めた子どもたちのために、楽しく内容のある授業作りに日々励みたいと思います。
 本当にありがとうございました。
 土井先生の講義(授業)を受けて,『生涯学習』がとても身近なものに感じられました。マラソン選手と市民ランナーの例を挙げてくださったり,クイズを出してくださったりしたので,とてもわかりやすかったです。生涯学習講座を企画するのも初めての試みで,『生涯学習』についての考え方を深めるのにとてもよかったです。私も,好きなことを続けることで人生を豊かにできる「生涯学習人間」になりたいと思います。
 また,土井先生の講義(授業)は,緊張感があって,それが心地よかったです。先生に教えていただいた「授業で役立つ指導の技術と考え方33」を一つでも自分のものにして,実践していきたいと思います。 最後に,土井先生のような超ベテランの先生でも,練りに練って講義(授業)をされるということを実際に体験し,私ももっとがんばらなくちゃ!と励まされた思いがしました。ありがとうございました。また機会があれば,先生の講義(授業)を受けたいと思います。
 先日の初任者研修での楽しい講義、本当にありがとうございました。
 2時間半の講義を聴きながら、自分自身の授業には「〜しましょう。」といった後に、さらに説明を付け加え、生徒がそれを聞かずに動き出したことを叱る、という場面が何度もあることを思い出し反省していました。
 早速、次の授業から説明の仕方を意識して変えてみました。最後に「では〜しましょう。」という指示で締めくくることで、生徒たちは説明を最後まで静かに聞き、次への行動が迅速になったのです。いままでの説明が本当にまずかったんだと改めて反省するとともに、苦手に感じていた授業が少しだけ好きになりました。
 また、年に数回の座学の授業が、私にとっては大変苦痛でした。板書の仕方、教室での立ち位置、授業の進め方など、50分の授業が永遠に続くような気さえしていました。しかし、土井先生の講義を聴き、2時間半もの間、私たちを飽きさせなかった研修の随所に散りばめられたテクニックを実際に体験し、授業は教師のやり方次第だと改めて強く感じました。先生から教えていただいたテクニックを次回からの教室での授業で実践するために、現在密かに準備をしているところです。生徒が楽しみ、私自身も楽しんで授業を行えるよう、「子供の目線」にたって授業を考え、工夫していきたです。
 土井先生のように、生徒をまっすぐに見つめて「私は授業のプロです。授業が大好きです。」と胸を張って言える、そんな先生を目指し、これからも自己研さんに努めていきます。
 ただ1つ心残りなことは、講義の時間、1度も発言ができなかったことです。普段ならば「当たらなくてラッキー」と思うのですが、このときはなぜか、自分の意見を発表し、先生にコメントをいただきたかったと思いました。それだけ先生の授業に引き込まれていたのだと思います。機会があれば、また生徒の立場に戻って、土井先生の授業を受けてみたいと思っています。
 本当に貴重な講義をありがとうございました。
  講義をお聞きして、生涯学習に対する認識がより身近なものへ変わりました。漠然とした言葉の上のイメージから自分の仕事や生活(人生)に結び付けて考えられるようになりました。私は、生涯学習を「こうありたいと思いえがく自分に近づくための積極的な学び」だと思います。この姿勢は、人生を豊かにするのみでなく、教師にとっても必須だと感じます。私自身学び続けていきたいと改めて思いました。本当にありがとうございました。
  水曜日の研修では、講義をしていただきありがとうございました。先生が、講義の間ずっと笑顔だったことがとても印象に残りました。とても温かい雰囲気で、安心感がありました。私の笑顔を見て、子ども達がこんな風に思ってもらえたらいいなと思いました。最近の私は、常に大きな声で怒っていて、笑顔になれなかったり、子ども達の悪い所ばかりを見つけてしまったりしています。きっと、そんな私の表情を見て、子ども達はつまらない、不安だなと感じているんだろうなと思い反省しました。
 講義の内容では、指導の技術を実際に取り入れながら話してくださり、私自身も体験することができて、とてもためになりました。これからの指導に役立てていきたいと思います。また、生涯学習については、自分にとって身近な例を聞き、ただやるだけでなく、そこから何かを学ぶことが生涯学習だとわかりました。シュミレーションでは、40〜60歳の人達が何に興味があるのかを考えるのが難しかったです。アンテナを高くして、どういう人達がどんなことに興味があるかを知ることが大切だなと思いました。
 先日は講義をしていただいて本当にありがとうございました。土井先生に教えていただいた、授業で役立つ指導の技術と考え方は「なるほど」と思うものばかりで、本当に勉強になりました。今まで自分がやってきた指導の改善点がいくつも見つかりました。これから、その技術が定着するのに時間がかかるとは思いますが、一日でも早く自分の身に付くよう精進していきます。
 また、生涯学習についても色々な例を交えて教えてくださったので、とてもわかりやすかったです。生涯を通じていろいろなことを学ぶことができる現代に生まれて、私たちは本当に幸せだな、と思いました。これからも自分を高めるために、色々なことに挑戦していこうと思います。 ありがとうございました。
 先日の初任者研修会では、楽しく、しかもためになる講義をありがとうございました。
 生涯学習の講義ということで、堅苦しいというか、難しい話を想像していましたが、先生のお話にぐんぐん引き込まれて、気がついたら時間が来ていた、という感じでした。随所にちりばめられた授業のコツやネタも、生徒の身になって体験できてよかったです。向山先生の本は興味があって、いろいろ読ませていただいているのですが、なかなか実践できずにいる物も多いので、これを機にチャレンジして見たいと思います。本当にありがとうございました。
 生涯学習といえば、スポーツをすることのように考えていました。そのイメージが変わった研修でした。特に生涯学習の定義の話での「その成果が適切に評価されるような社会」ということが印象的でした。お互いに認め合える社会というものがいいものであるなぁと感じました。
 また、教師のとしての心構えも再認識しました。研究(子どものため)修養(自分のため)をしっかりとして本当のプロの教師を目指して生きたいと思います。
 講義ありがとうございました。
 先日は、素敵な講義をありがとうございました。
 自分が今一度生徒になった気持ちで講義を受けることができました。
 先生の講義を見て思ったことは、板書計画と、用意した資料の多彩さがあって、初めて人の前で話をすることができるのだな、ということです。
自分の授業も、ああいった緻密な板書計画が必要であるなと感じました。
 なかなか、児童の気持ちをぐっと引きつけることができずに、迷惑ばかり学校ではかけています。先日頂いた、指導技術33をバイブルに、今後いろいろ実験していけたらなと思っています。今回の講義、どうもありがとうございました。
 先日はありがとうございました。土井先生の講義では生涯教育についてももちろんよく理解できましたが、授業のテクニックを身をもって体験できたのが、何よりの収穫でした。日頃子どもたちがうまく動いてくれないことで悩みもあったので、早速取り入れていこうと思います。本題の生涯教育については、学校教育もそれに含まれることを恥ずかしながら初めて知りました。生涯教育の考えである「自由に学習し、その成果が適切に評価される社会」というのは、最近では学校教育の中にそれが取り入れられていますが、自分自身がそれを十分に提供できてるとは言えないのが現状です。子どもが興味を持って取り組めるような教材を積極的に取り入れていこうと思います。改めて、ご講義ありがとうございました。
 先生が講義の冒頭で何気なく話された内容が今も頭から離れません。それだけ、自分には衝撃でした。
 「私ね、授業をするのが大好きなんです。趣味、授業なんです。」
 「こんなことが言える先生がいるんだ。」と驚きました。私は、毎日授業をしていて、「授業が楽しいっ」と思えたことはほとんどありません。今考えてみても、自分で一生懸命準備をした、校内での研究授業がなんとかうまくいき、子どもが楽しんで授業を参加してくれたときくらいです。
他は、ある程度準備をしてやったのに、全然思っていたようにうまくいかなかったり、授業の準備を満足にできず、完全な準備不足で臨んだため、当然の結果になったりと、毎日授業が終わるごとに、「また、駄目だあ」と自己嫌悪に陥っている状態です。
子どもと休み時間に遊んだり、給食を一緒に食べたり、できるだけ子どもの中に入っていって、信頼関係を築いていますが、やはり、授業がうまくできないので、子どもたちは授業がつまらない、という態度を取ることもあります。そんなとき、(やっぱり、これから授業がしっかりできないと子どもとの信頼関係を維持するのは、難しくなっていくだろうなあ)と感じてしまいます。
また、教師の仕事の大部分は授業をすることなので、その授業をすることを「楽しい」と思えたら、仕事が本当に充実したものになるだろうなと感じます。
今回の講義を受けて、大きな目標を持つことができました。それは土井先生のように、「授業をすることが大好きになること」です。今現在、授業をすることがむしろ苦痛にすらなっている状態からすると、相当大きく、遠い目標ですが、教師という仕事を選んだ以上、そう心の底から、思えるようになるまで、日々修行を続けます。
今回の講義、本当に刺激になりました。先生が最後にお話されたように、「授業のプロ」の授業を教師になって、初めて見ることができました。目からうろこが落ちまくりました。あっという間に時間がたちました。本当にありがとうございました。
 今回の講義のはじめに先生から「生涯学習とは?」という質問がありました。私はすぐに頭に浮かんだ言葉があります。「一生勉強 一生青春」これは相田 みつをさんの詩の一つです。生涯学習の講義の中で心に残っている言葉は「他人と比較するものではない」です。 「33の授業に役立つ指導の技術と考え方」をおりまぜながら授業が進みましたが授業が終わった時、「あっ、この先生の授業をまた受けたい」と素直に感じました。33の技術のほかに先生の話し方、フラッシュカードの出し方など、「なるほど〜」と思うところばかりでした。今、自分自身が授業で悩んでいるときにとても参考になるものばかりでうれしかったです。どんどん、自分の授業に取り入れてオリジナルを作っていきたいです。子ども達がまた受けたいと思うような授業作りを目指して。
 
 生涯学習については、自分が持っていたイメージに、比べることの無意味さなどの考え方を加えることができた。また、「生涯学習」という言葉を意識していなければならないのだろうが、すっかりと頭の中から消えてしまっていたので、いいきっかけになった。
それよりも、今回の講義では、授業で使える技術を授業感覚で受けることができたことのが、自分にとってはありがたいことだった。まず、自分が実際に体験することのできた「全員立たせることでの、進度把握と、楽しい授業」をやってみたいと思います。そして、一つ一つ33のなかから、できるようになっていきたいと思っています。
 「生涯学習は?」と聞かれると、今までは言葉につまっていました。教員採用試験で勉強したため、言葉となんとなくの意味は知っていたのですが、漠然としたイメージしかなく、子どもに聞かれたらどう答えるのだろう、生涯教育として子どもに何を伝えれば良いのだろう、という思いがずっとありました。そのため、今回のテーマは非常に興味を持って聞くことができました。初めに「生涯学習」のイメージは?と聞かれたとき、「小さい頃から年を老いても、興味を持って自分から学ぶ学習」という考えが浮びましたが、やっぱりしっくりきませんでした。他の人がイメージを話す中でも、なんとなくピンとこなかった中で、先生がおしゃった、「概念は体験の中で身につくもの」という言葉が自然と頭の中に入ってきました。言葉の意味として捉えるのではなくて、自分が生涯学習だと思える学習を行うことが大事なのではないかと思いました。また、先生の講義を聞く中で、はっと気付かされたのは「学校教育は生涯学習の基礎」という言葉と「生涯学習は個人評価」という言葉です。まず、「学校教育は生涯学習の基礎」という言葉には、自分にその自覚が今までなかったことに愕然としました。生涯学習という言葉の意味ばかりを追いすぎていた自分が恥ずかしくなりました。今の子どもたちにまず教えないといけないこと、それは学校教育という名の生涯学習だということに改めて気付きました。そして、次にその生涯学習を個人評価として、自分の学級の子どもを見れているか、ということを考えました。それぞれ子どもたちには個人差があります。他の子にとっては簡単なことも、その子にとっては凄い進歩のあることかもしれない、一人一人をみることの大切さがこの言葉にはあるのではないかと考えました。このように、今回、この講義を聞いて今まで固く、難しく考えていた「生涯学習」のイメージがすごく自分の身近なものに感じることができました。最後に、様々な形でわかりやすく、ひきつけられる講義をしていただいた、土井先生、大変ありがとうございました。

 大変遅くなり、申し訳ありません。初任研の感想を送らせていただきますので、よろしくお願いします。先生の講義を受けてから、今までの「生涯学習」のイメージが随分変わりました。わたしは生涯学習とは、よりよく生きるために、自分の好きなことをずっと続けていくことだと思っていました。しかし、「スリがスリの技術を磨く」ということも生涯学習に含まれるということを聞き、大変驚きました。社会的にそれがいけないことであっても、ありとあらゆることが学習なのでそう言えるという説明には納得できましたが、やっぱりいけないことはいけないのではないかなぁと、スッキリしない部分もあります。また逆に、ママさんバレーを続けるということも、それが学習ということでなく、単なる楽しみであるならば、それは生涯学習ではないということも、初めて知りました。
何かを学ぶということは、生涯に渡ってとても必要なことだと思います。「人間は知的好奇心があってこそ、何かを学びたいと思い、学び続けることが人間として生きていく意味がある」ということを、女王の教室というドラマで言っていました。いろんなことに興味を持ち、好んで学習していく姿勢を持つ子どもたちを育てていきたいなと、私は思います。
また、先生の講義中の「授業で役立つ指導の技術と考え方33」はとても役に立つものばかりで、早速学級で使わせていただいています。特に授業中に「立つ」という動きを入れることはとても効果的です。確かに座っているばかりだと、子どもも眠たくなるし、退屈です。また、評価という観点からもとても有用です。このようなことは、教えてほしくても誰も教えてくださらなかったことだし、自分で見つけるには10年はかかると思います。そんな「おいしい」技術をわずか10ヶ月で手に入れることができた私は何て幸せ者なんだと思います。先生、本当にありがとうございました。実は、授業のことで少し悩んでいた日々でしたが、先生の前向きな姿勢を見ていると、私もまだまだがんばれるような気がしてきました。人生、楽しんだ者の勝ちだと思います。「授業が趣味」と先生はおっしゃいましたが、私は「朱書きが趣味」です。いつか先生のように「授業が趣味」で「授業が楽しくて仕方ない!!」と思えるような教師に早くなりたいです。何だか、この初任研が終わってから、再出発するような新たな気持ちで前向きにがんばっています。がんばりすぎて、この感想メールを送るのが遅くなってしまいました。(言い訳です。ごめんなさい。本当は締め切りを忘れていました。)また先生のお話を聞くことができる機会があればいいなと思います。

 先日は、初任者研修の講義をありがとうございました。感想が届かずに、迷惑をおかけして申し訳ありません。今日、先生の技「意外なところから、フラッシュカードを取り出す。」を実践してみました。子ども達が、目をこらしながら見ている様子は、やってよかったなと感じました。しかし恥ずかしさがあって、乗り切れない自分がいたのです。今後は、一歩ずつ成長して、プロとして子ども達の役に立ちたいです。
 
 先日はとてもためになり、そしてとても楽しい講義をありがとうございました。自分自身が本当に生徒になったつもりで参加できました。そして今回の土井先生の講義を聴き、自分が今まで考えていた「生涯学習」に対するイメージが少し変わったと思います。私は生涯=スポーツのイメージがとても強く、何かひたすらやり続けるようなイメージを持っていました。そして、今回のお話の中に、スリの話がありましたが、自分で選択した道を学習していくことが、生涯学習であるということがわかり、少し気楽な感じなんだなと思いました。私は自分の生涯のテーマに「いつか水泳で国体にでる。」というテーマを持っています。私は将来の夢や目標が持てない子どもたちにも「生涯学習」という観点から何か見つけることができるような指導をしてあげられたらいいなと感じました。
     
  

                      Q&A

Q スリがスリの技術を磨くのは本当に生涯学習であるといえるのでしょうか?

A 岡本先生の本では、次のように続いています。

 このような分類では、「なにも違法なものまで学習活動に加えることはないのではないか」という意見もありましょう。しかし、あえてこれも同等に列挙するのは、「各人の価値観」で「生涯学習の範囲」をかってに決めてはならない、という趣旨なのです。極端に言えば違法なものまで「学習活動」であるわけですから、相対的なものである「価値の有無」という、「あれは生涯学習に含まれない」といような議論は、(少なくとも、「思想・信条・良心の自由」が憲法で保障されている日本では)ぜひともやめていただきたいと思います。

 相対的な価値観より、生涯学習の学習活動はより絶対的に近いということです。重みを感じます。
Q できた子から座らせる場合の発問の留意事項は?

A まず、前提となるのは、間違えても大丈夫という考えが定着していること、教室の雰囲気が明るいことです。誤解を恐れずに言うなら、真剣になりすぎないことといえるかもしれません。
 次に発問の内容です。全員立って考える時は、誰でもできて当たり前の問題を前提としています。
 そして、終え方のテクニックです。同じ子が残るようなら、残り5,6人になった時に「はい、そこまで。座りなさい。よく頑張ったね。」というのも配慮です。
 また、状況に応じて、「座っている人、立っている人に教えてあげてよ。」というのも使えます。
 結局、そのクラスの状況に応じて使い分ける必要があります。よく子どもを見ていれば、どのようにしたらよいのかは分かります。まずは、子どもを理解してください。