マニフェスト
平成15年4月13日 選挙公報掲載
八    『ご隠居そんな古い新聞引っ張り出して何を見てんですかい?。」

ご隠居 『これは四年前の選挙公報だ。みんなゴタゴタと書いてあるが、この浜井卓男のところを見てこらん』

八    『あんまりいい写真ではないですな。」 

ご隠居 『いやいや写真ではない。この政策目標のところだ。』

八    『なるほどあっしの名前と同じ数の八つの項目が書いてあるなア…。』

ご隠居 『それだ。まず中小企業支援だが、浜井県議は、この四年間中小建設関連業の受注対策に全精力をあげた。それで、官     公需的確組合を擁する畳組合や建具組合の人達が大変感謝してるようだ。』

八    『畳と建具は日本建築の文化だ。県議は文化がわかるね。それから?。』

ご隠居 『次の光技術関達産業の特区じゃ。』

八    『トック? トックリとは違うんですかい?。』

ご隠居 『小泉総理にしてこそできた一国二制度の構造改革特区のことじゃ。』

八    『一国二制度って何のこってす?。』

ご隠居 『規制は全国一律にという考えを転換し、国の決めた規制緩和リストに基-づいて、地方が特区計画を申請し、国が認定す      る制度じゃ。それを平成15年に浜井県議が本会議で浜松市の光技術産業について特区申請すべきと提言し、、浜松地      域が光技術関連産業特区として認められたもんじゃ。』

八    『光技術かア。浜松ホトニクスもノ−ベル賞もらい損なったもんあア。』

ご隠居 『ホトニクスもそうだが、浜松の企業は、「やらまいか精神」でみんなガンバっとんじゃ。』

八    『ガンバは大阪で、こっちはジュビロじゃないですか。』

ご隠屠 『サッカ−の謡をしとるんやない。浜松の企業は、皆ガンバってるちゅうことだ。』

八    『確かに、浜松は「やらまいか。」静岡は「やめまいか」。東部じゃ「見とらまいか。」って聞いた     ことあります。』

ご隠居 『次の農林水産業振興条例の制定じゃが、浜井県議は県連幹事長の時、強いリ−ダ−シップで、条例制定を指示。総括      責任者として、当時の農協中央会の山崎専務や渡辺部長と連携しながら、本県議会で初めての政策条例「静岡県民の      豊かな暮らしを支える食と農の基本条例」をつくった。実にエ     ライッ。』
 
八   『幹事長の時は、自民党本部とよく喧嘩してましたな。武闘派として中央で名を売り、当時の前総理森喜郎先生が 「永田     町に浜井旋風が吹き荒れた」とまで言わしめた。新聞に出てましたなあ。』

ご隠居 『さあ次じゃ。これは県議のライフワ−ク。三方原用水の季別使用水量の見直しじゃ。浜井県議は一貫して三方原用水な      どの農業用水の増量に取り組んできた。』

八    『県議は、一番最初、伊和富農協や三方原農協などの推薦で、出てきたからなア。』

ご隠居 『昨年、実に43年ぶりに、三方用水などの水利権の更新ができた。ただ、まだ国土交通省の印鑑はおされてないというこ      とだが。』

八    『県議は、去年の正月に更新できるといってた。その年の基本合意から1年以上じゃんか。国の事務 はのんびりだね。       時間をかけて残業手当でも稼ごうってケチな考えじゃないんだろうが。』

ご隠居 『まあまあ、かっては我田引水っていって、水は騒動の元じゃったが、現実に水は増量されているからそう怒らんでもイイ       が。」

八    『三方原用水の増量は私がやりましたって、いろんな議員が威張ってるって聞きますが、4年前の選挙公報に目標として      掲げていたのは浜井県議一人だけだったってこってすネ。』

ご隠屠 『かって、浜井県議が三年がかりで浜松凧揚げ祭りの中田島の会場を西へ、一ヘクタ−ル増やした時もそうだった。それ       が実現したら、他の銀もみんな自分がやったやったやったって一斉に言い立てたことを思い出すな。』

八    『仕事は他人で、手柄は自分にって輩は、どこにもいるな。今度の選挙でもそんあ候補者がごろごろいたな。』

ご隠居 『次の周産期・小児医療の拡充にも県議は一生懸命だった。』

八    『ところでその周産期って何です?。』

ご隠居 『周産期とは妊娠後期から新生児早期までのお産にまつわる時期を一括した概念だ。この時期に母胎、胎児、新生児を       総合的に管理して、母と子の健康を葵のが周産期医療じゃ。』

八    『なるほど、周産期医療ねえ。考えてみりゃあ、お産って人間の生命の尊厳そのものですね。恐れ多いこってす。』.

ご隠居 『尊厳だなんて難しい言葉を知っとるところなんぞお前もエライツ、少子化社会の今日、この世に命を受けて生まれてくる子      どもたちは大事な宝物だ。大事に育てなきや。』

八    『何か歌の文句で聞いたような…。あっしに孫でもできたらご隠居と遊んでなんかいられんもんね旬

ご隠居 『お前に遊んでもらわなくてもいいんだよ。今日のように暇な時以外は。』で、平成15年から、聖隷浜松病院や順天堂病院      の新生児センタ−へ助成することに尽くし、今年度は、県立子ども病院で周産期医療のオ−プン化のモデル事業が始ま      った。この施設整備費は今年度は遠州病院にも入った。』

八    『えれえもんだ。病院もてんでに頑張ってるってことか。』

ご隠居 『小児医療については、16年に乳幼児の入院日数制限を撤廃させ、医療費助成対象年齢を未就学児にまで拡大させた      もんだ。』

八    『お母さん方さぞ喜んだでしょうなア。』

ご隠居 『次の市町村合併等については、県議会として知事を助けて、総合的に支援してた。』

八    『で、何かやったんですかい?。』

ご隠居 『浜松市が国から政令指定都市の指定を受けるためは、県臓会の意見書が必要だが、ある政党が反対しとった。意見書      は全会派一致が原則だ。県議は議会運営委員会の束ね役として、反対党のメンツをたてながらこれを上手くまとめ上げ      てたね。』

八    『政令指定都市になって、あっちら庶民の生活はどう変わるんですかね?。』

ご隠居 『それは、急に変わるものはないね。そのことは後回しだ、またいつか話そう。』

八    『待てば海路の日よりありって。そんな上手くいくのかなア。市民の負担ばっかり増えたりして。』

ご隠居 『次の障害者や高齢者就労支援じゃが、県議は身体障害者授産施設三幸協同製作所の改築を実現させた。この春に完      成じゃ。また、県議は元気な高齢者についても、年金と合算した賃金体系で再雇用する施策をずっと説いている。アジア      諸国が高賃金体系になってきたら、キットそうなるよ。
      次の観光立県への鍵は何といっても空港だろう。今世紀は空の大交流時代になる。空港という空の駅をを持たない所は      通過型の観光客しかこないだろうな。何れ衰退していくな。
      県議は空港を核とした観光立県を目指している。舘山寺も弁天島も視野に入っている。』

八   『なるほど。こうしてみるってえと、四年前に掲げた八つの項目についてこの四年間しっかりとやってるじゃんか。』

ご隠居 『有言実行の男。政策通、武闘派の浜井県議に今後も期待しよう。』

八   『わかりやした。それでは県議の今後に期待して 一杯と行きましょう。』