第4回尾張凧の祭典と凧供養

'99.3.21

会場

138タワー

凧供養1

凧供養2

凧供養3

寒い

凧作り1

凧作り2

凧作り3

凧作り4

凧作り5

中締め

佐々さんの凧

名古屋古流

研究会

佐藤先生

般若

三番叟

おかめ

大橋さんの虻

大垣の凧

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全景

 朝起きると曇り空。今にも降り出しそうな雲行きです。

 昼過ぎまでは、もってくれるのかなこの天気。不安なおももちで車に乗り会場へと急ぎました。家からは1時間程度の距離ですが、30分も経たないうちにポツリポツリ、フロントガラスを雨粒が走り出しました。

 会場に着く頃には、みぞれまじりの雨になり傘がなければとても外には出られません。

 10時ちょうど、会場に到着。雨で中止になってないか心配しましたが、皆さん元気に凧談議。久しぶりに会う方や、遠方からのお客さんやらワイワイ、がやがや大騒動。会場には凧作り教室やぜんざい、みたらしのブースがあり雨や寒さはなんのその、それぞれ思い思いに楽しんでいます。

 10時30分凧供養が始まりました。この催しは1年間楽しく、無事凧揚げができたことを感謝し、古くなった凧や、修復不可能な凧を燃やして、また今年1年凧揚げができることを祈念します。

 子供達が作っているのは、スレッドカイト。いわゆる洋凧で、ビニールに竹ひごを2本テープで止めるだけで簡単に作れ、よく揚がる凧です。せっかく作ったオリジナル凧ですやっぱり揚げたい。小雨の中、数名の子供達は元気に揚げてましたが、やっぱり冷たい雨晴れた日に揚げようと持って帰る子がほとんどでした。

 お昼のお弁当を、みんなでおいしくいただき空を見上げますが、益々雨足は強くなり、テントの中にまで入ってきます。しばらく様子を見ましたが、もう雨はやみそうにありません。とりあえずここらで中締めと言うことになりました。

 そこへ、佐々さんなにやら立派な箱を抱えてテントのなかへ、自作の名古屋古流が出るは出るは、素晴らしい出来に感嘆の声しきり奪い合うようにそれぞれ手に取り、裏返したり、すかしたり、凧研究会が始まりました。裏側の写真ばかりですが、名古屋は裏、古流は裏が命、煤竹の繊細な骨の芸術と言ったところですか。

 その後、皆さんの凧をいろいろ見せていただき、帰路につきました。

 日本凧の会東海支部の、相澤さんはじめ尾張凧の祭典の関係者の皆さん、大変ご苦労さまでした。楽しく過ごさせていただきありがとうございました。 今年も良い風が吹きますように。

鐘風  

 

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