診療の内容

理念: 在宅ホスピスをめざして

 自宅での人生を最期まで支援します

 がんの年間死亡者数29万人の93%が一般病院などの施設での死、しかも人生の終末としては惨めな選択を強いられている実態です。全国88施設のホスピスや緩和ケア病棟は、入院患者だけで手一杯で、「せめて最期を自宅で」と希望する人の受け皿としては微々たる役割でしかありません。介護保険と連動する一般的な在宅医療は少しづつ拡充されてはいますが、24時間自宅での緩和ケアを保障する専門的な在宅医療こそが、待ち望まれています。
 患者さんが集中する大病院とも連携し、すべての患者さんの人権が真に大切にされるような医療活動を、自宅を中心にして行いたいと考えています。