[Home][My Computer][My Pictures][Send Mail to Enyara]

<最 終 章>
本 文:えんやら
挿し絵:えんやら

この物語はフィクションです。登場人物・設定等は架空のもので、
実在のものとは一切関係有りません。

心地よい世界
illust by Enyara
「なによぉ、これ・・・」

    「あっ、まだ出来てないから駄目だって・・・」

「ちょっと見せなさいよぉ、なになに・・・」

    「あ、こら返せって・・・」

「体験を書くんじゃなかったの?
 ・・・どうしてこうなっちゃう訳?」

    「ア、アレンジと言ってほしいな」

「だからここをこう・・・」

    「わあ、勝手に書き換えるなぁ〜返せって」

ノートを取り返そうとしてバランスを崩し折り重なって倒れ込む。


「きゃっ・・・」

	「だ、大丈夫?」

「・・・な訳ないでしょ。取れちゃったじゃないの。付けて」

	「全く・・・」

そのアクセサリーを拾い上げ、手を伸ばして付けようとしたその時、彼女が腕を回してきた。

「ハッピーエンドにして・・・」

	「・・・そうだな、考えとこう・・・」

--- End ---
あとがきへ

[Home][My Computer][My Pictures][Send Mail to Enyara]