祝  辞

名古屋市南区長        

(市民課長代読)

 ただいまご紹介いただきました南区役所市民課清水と申します。
 成人式を迎えられた皆様方、誠におめでとうございます。
 本日は、南区長西村よりお祝いのことばを預かってまいりました。
 また選挙管理委員会からもメッセージを預かって参りました。
 少し長くなりますけども代読させていただきますのでよろしくお願いいたします。
 祝辞
 本日、成人式を迎えらた皆さん、誠におめでとうございます。
 心からお喜びを申し上げます。
 東日本大震災以来、人と人とのつながりがクローズアップされでいます。 温かい支えや思いやり、そして感謝の心は、人と人をつなぎ、社会生活を営む上での大きな支えとなります。皆さんは、これまで多くの方々に支えられ立派に成長されました。 家族や地域の方々はじめ、お世話になった方々への感謝の気持ちを忘れずに大人としての一歩を踏み出していただきたいと思います。
 昨年9月、2020年 夏のオリンピックとパラリンピックの開催地が東京に決まりました。その招致活動の最終プレゼンテーションで走り幅跳びの 義足の佐藤真海選手のスピーチが人々の心を打ちました。佐藤氏は皆さんと同じ年の二十歳の時に右足を失い絶望の危機に沈みながらもスポーツに希望を見いだし、目標に向かって努力することで自信を取り戻したそうです。
スピーチの中で佐藤さんは、こう言っておられます。
 大切なのは自分がもっているものであって、失ったものでない。数々の苦難を乗り越え、いつも前向きに生きているからこそ、人々を感動させることができたのではないかと思います。
 どうか皆さんも前向きの気持ちを忘れずに夢や希望に向かってこれから歩んでいってください。
 世界は大変な勢いでグローバル化が進んでおり、日本の役割も大きく変わって
 また2027年に東京、名古屋間に開業するリニア中央新幹線は名古屋に大きな影響をもたらすことが予想されます。
 皆さんのお住まいの南区は、高度経済成長の時に人口が増加し1970年には19万人を超える人が住んでいました。
 しかし、現在は少子高齢化が進み、人口は14万人を割る 市内で高齢化率が最も高い区となっています。皆さんを取り巻く環境は、これからも今まで以上のスピードで大きく変わって行くことでしょう。
 その中で、みなさんの若い力をきっといろいろなところで生かす場所、どうか自分に自信を持ち、大いに羽ばたいていただきいと思います。
 終わりになりましたが、皆さまの輝かしい前途を祝福いたしまして私のお祝いのことばといたします。

 平成26年1月13日 南区長 西村幸久 
 おめでとうございます。

 続きまして、この場をお借りいたしまして、選挙管理委員会からのメッセージをお伝えいたします。
 皆さん満二十歳を迎えられ、いよいよ有権者の仲間入りをされます。これからは将来を担う社会人として、また有権者として、社会情勢や政治、選挙などに関心を持っていただき貴重な一票を行使してくださいますようにお願い申し上げます。
 投票日の当日に用事があって投票に行くことができない場合には期日前投票や不在者投票をご利用いただき大切な一票を無駄にすることのないように投票にお出かけください。
 以上で、区長のお祝いの言葉と選挙管理委員会のメッセージを終わります。
 本日は誠におめでとうございます。

前のページへ