洛陽龍門石窟
 敦煌・雲崗と並ぶ中国三大石窟の一つ。市の南、約13㎞、伊河という黄河支流の ほとりにある。現存する石窟は、計1,352カ所、仏像は97,00余体で、長さ約1㎞にわたって広がってい る。石窟寺院の造営は、北魏の太和18年(494年)に始まり、唐代まで約400年に渡って続けられた。その なかでも、必見の石窟は、奉先寺、賓陽洞、万仏洞の三つであろう。
龍門石窟Ⅱ

少林寺
 少室山北麓、五乳峰のふもとにある。北魏の495年の創建。日曜や休日には県立少林寺武術体育学校の生徒達による武術の演技が行われる。 碑林の中を行くと天王殿、国共内戦で焼けた大雄宝殿、法堂、方丈、立霊亭とあり一番奥には千仏殿がある。ここの壁画に清の康煕帝時代にロシアの侵略を打ち破った少林寺僧の故事が描かれている。 門を出ると2㎞離れた所に立乳峰があり、山頂で菩提達磨が座禅を組んだといわれている。