平成13年度(2001)加茂高校ボート部全試合結果表

年間の試合を独自の得点をつけて比較分析して指導の成果や反省の目安としている。

得点算出法

1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位
フォアの場合 県大会 1 0 0 0 0 0 0 0
県外大会 5 2 1 0 0 0 0 0
全国大会 10 7 6 5 4 3 2 1
アジア地区大会 20 15 10 5 2 1 0 0
世界大会 40 35 30 20 15 12 10 9
*エイトの場合は2倍 *ダブルの場合は1/2 *シングルの場合は1/3 *選抜の場合は人数に応じて

大会名 会場 日程 種目 順位 得点 メンバー コメント
全国選抜競漕大会 天竜市 3/24〜25 女4×+ 2位 7 小栗、苅谷、北村、長谷川、安藤 持久力が最大の課題であったので2000mのレースは自信がなかったがリズムに乗って漕ぎきり成功した
女1× 3位 2 奥村 無駄のない良い漕ぎができシングルのデビュー戦で3位に入ったことは素質のあるところを見せつけた
グリーンレガッタ(招待) 戸田市 4/28〜29 女4×+ 1位 5 小栗、苅谷、北村、長谷川、安藤 考え方のズレでトラブルがあったが楽勝であった
諏訪湖レッガッタ 下諏訪町 5/12〜13 男4×+ 予選 大塚、丸川、小林、高井、高田 硬くなりスタートで出遅れ後半追い込んだが抜けなかった
男2× 準決 山内、長尾 技術体力の向上がもっと必要だ
男1× 準決 長縄、幅、 決勝まで進出できなかった技術体力不足
女4×+ 1位 5 小栗、苅谷、北村、長谷川、安藤 決して調子は良くなかったが持ち前のスプリント力で逃げ切った優勝
女2× 1位・6位 2.5 彦坂、今井 岸、鈴木 彦坂今井のクルーが750mで八百津を抜き優勝した。岸鈴木は直進と波に問題あり
女1× 1位 1.7 奥村 スタートから飛び出し、しかも後半肥田以下に大差を付けた会心のレースで優勝した
県総合体育大会 川辺町 5/26〜27 男4×+ 2位 大塚、丸川、小林、山内、高井 美濃加茂にスタートから出られその後もジワジワと離されて負けてしまった4連覇ならず
男4×+ 4位 日置、井上、前田、大竹、丹羽 八百津の1年クルーに接戦で負けたのは本当に残念、粘り強さを付けること
男2× 2位 高田、長尾  この試合を3年間の最大の目標にしてやってきたが技術体力共に八百津に負けた
男2× 4位 福島、早川 揃っての練習が不足していて意識の高いクルーが出来なかった
男2× 予選 佐藤、前島  酒向、若井 レースをさせてもらえなかった。これから相当練習を積み重ねて実力アップを図る
男1× 3位 長縄 調子が最高潮であわや優勝という線がではじめたが、ラストスパートで抜かれて3位であった
男1× 4位 レース2週間前に艇を崩したのが大きな失敗であった。持久力不足を克服できなかった
男1× 予選 平松、高石、平松、佐合、武市 レースをさせてもらえなかった。これから相当練習を積み重ねて実力アップを図る
女4×+ 1位 1 小栗、苅谷、北村、長谷川、安藤 追われる立場で非常に緊張していたが、無難に逃げきっての勝利であった
女4×+ 4位 小田、岩井、伊佐治、小栗、西山 レースになると焦ってラッシュフォワード漕ぎになってしまう
女2× 2位 彦坂、今井 追われる立場で非常に緊張していたのかスタートで出られそのまま逃げ切られて敗れた
女2× 3位 岸、鈴木、 スタートはうまく出れたがコンスタントスピードがなく中盤で抜かれて3位に終わった
女2× 4位 大脇、汲田 漕ぎが硬くなって1本1本伸びのある漕ぎが出来ずに終わってしまった
女1× 1位 0.3 奥村 追われる立場で非常に緊張していたが、3分57秒の好タイムで優勝した
中日本レガッタ 愛知池 6/9〜10 男2× 準決 高田、長尾  引退レースで精一杯がんばったが準決勝の壁が破れなかった
男1× 準決 長縄 決勝への道が遠かった返し波でリズムに乗れずラストスパートのみの消極的なレースであった
男1× 準決 順位の付くところまでいきたかった。ハイレートで1000Mを漕ぎきることができなかった
男1× 準決 福島 L板のボルト締め忘れで漕げなかった何とも悔いが残る引退試合であった
女4×+ 3位 1 小栗、苅谷、北村、長谷川、安藤 最悪の調子になってしまいまさかの3位で終わってしまった。弱点が見えたレースであった
女2× 準決 彦坂、今井 準決勝の接戦で敗れたのが痛かった。体力の低下があるようだ
女1× 1位 1.7 奥村 世界ジュニア選考会直後で疲労のピークであったがよく優勝できた。タフさを見せつけた
女1× 準決 岸、 はじめてのシングルでの挑戦で思うように漕げなかった
東海総合体育大会 川辺町 6/23〜24 男4×+ 準決 大塚、丸川、小林、山内、高井 準決勝の壁を今回も破れなかった。何が不足しているか検討する必要あり個々のローイングイメージがはっきりと形成されていないのではないか
男1× 準決 長縄 持久力不足がどうしても克服できなかった
女4×+ 2位 2 小栗、苅谷、北村、長谷川、安藤 猿投農林に歯が立たなかった。どうしてかわからない基礎練習から積み上げるより方法はない
女2× 3位 0.5 彦坂、今井 引退試合であったが体力面が下降気味で精一杯がんばったがいまいち結果が出なかった
女2× 準決 岸、鈴木 非常に調子は良かったが準決で失敗した
女1× 2位 0.7 奥村 決勝が強い逆風で軽量の不利も手伝って肥田に負けて2位に終わった。弱点がでたレース、今後の大きな課題だ
中濃総合体育大会 川辺町 7/8 男4×+ 2位 日置、小林、山内、高井、前田 がんばったがまだまだ技能が低い。時間が必要だ
男2× 3位 井上、丹羽 競り合ったら勝という気力体力がほしい。粘りだ
男2× 4位 大竹、高石 クルーとしてのまとまりが悪すぎる。練習不足
男1× 4位 平松 技術がまだ未熟だ
女4×+ 1位 小田、鈴木、大脇、岩井、汲田 クルーとしてはまだまだだが相手が弱すぎた
女4×+ 4位 今井、桜井、西山、水野、松本 体力技術がまだまだ低い
女2× 1位 伊佐治、大坪 デビュー戦で勝てたことはすばらしい
女2× 3位 西山、岩田 着実に技能を伸ばしてきた東実に勝とう
女2× 5位 小栗、進藤 二人の漕ぎが合わない
女1× 1位 奥村 クォードとのダブルエントリーで辛かったがもっともっと国際レベルはタフさが必要だ
女1× 2位 苅谷 去年と比べるとシングルも伸びてきた
女1× 4位 長谷川 効率良く漕ぐが力強さがまだだ
女1× 6位 北村 レートを上げて漕ぎ切ることが肝心
国体東海ブロック予選 天竜市 7/20〜21 女4×+ 2位・1位 1 苅谷、北村 もっと積極的なレースをしてほしかった。1000mは短距離競漕の意識が必要だ
全国高校総体 菊池市 8/9〜12 女4×+ 2位 7 小栗、苅谷、北村、長谷川、安藤 優勝できる流れになっていったが力不足であった。準優勝は立派、会心の出来でした
世界ジュニア選手権 ディスブルグ 8/8〜11 女4× 7位 3.3 奥村(バウ) 女子ジュニアとして日本歴代最高の結果でした。歴史的な試合でしたこの経験を日本ボート界発展のために尽くしてほしい
県レガッタ 川辺町 8/18〜19 男4×+ 3位 日置、丸川、小林、山内、高井 水中速くのリズムに乗れず消極的なレースで敗れた
男4×+ 4位 武市、酒向、若井、高石、佐合 クルーがまだ出来上がっていない。まとまった練習をしなさい
男2× 3位 井上、丹羽 前半から積極的なレースで漕ぎ切れた。あとは体力アップだ
男2× 予選 前田、大竹 まだバランスとれない真っ直ぐ漕げない。練習量あるのみ
男1× 予選 平松 他のクルーのスピードに付いていけなかった。足けりのタイミングが遅い
女4×+ 4位 小田、鈴木、大脇、岩井、汲田 足けりのスピードに上体が乗っていってなかった
女4×+ 予選 今井、桜井、西山、水野、松本 9月の練習が充実出来なかった。スタートから積極的なレースをしようとしたがスピードが出なかった
女2× 4位 西山、岩田 スピード不足、力不足
女2× 5位 伊佐治、大坪 9月に入って二人の漕ぎが噛合わなくなった。
女1× 準決 小栗 キャッチ前の上体の突っ込みが大きく足けりが利いてない
女1× 予選 進藤、角田 レースをさせてもらえなかった。これから相当練習を積み重ねて実力アップを図る
国民体育大会 迫町長沼 9/9〜12 女4×+ 6位 2 奥村、北村、苅谷 八百津との混成で選抜で出場したが期待はずれの結果でした。選抜クルーの欠点が出た
アジアジュニア選手権 中国 西安 9/25〜27 女1× 1位 6.7 奥村 現地入りしてから徐々に調子を上げ、結果的には楽勝であった
アジア選手権 中国 西安 9/25〜27 女軽4× 2位 5 奥村(2番) 急造クルーであったがよく健闘し中国に次いで2位であった
県高校新人戦 川辺町 10/6〜7 男4×+ 2位 武市、丸川、小林、山内、高井 八百津にまさかの敗退、反省点の多い消極的なレースであった
男2× 4位・予選 (井上、丹羽)(前田、大竹) 美濃加茂に歯が立たなかった。じっくりと体力技術共に向上させる
男1× 4位・予選 平松、酒向、高石、若井、日置、林 来年を期待したい
女4×+ 2位 小田、鈴木、大脇、岩井、汲田 八百津に勝てなかったが徐々にではあるが差を詰めている
女4×+ 3位 今井、西山、水野、桜井、松本 練習を積み上げて体力技術の向上を図る
女2× 4・5位 (西山、岩田)(伊佐治、大坪) 9月の練習成果が出なかった
女1× 4・5・6位 小栗、進藤、角田 練習を積み上げて体力技術の向上を図る
中部高校選抜大会 愛知池 10/20〜21 男4×+ 準決 武市、丸川、小林、山内、高井 準決勝での二俣にゴール寸前で抜かれたのが不甲斐なかった
女4×+ 2位 2 小田、鈴木、大脇、岩井、汲田 3分41秒出し去年と同じ2位で全国選抜の切符を手に入れた会心のレースであった
男子得点 0.0
女子得点 57.4
男女得点 57.4

総評 顧問 横山厚志先生

*女子が大活躍した年であった。加茂高ボート部41年間の歴史始まって以来の快挙を成し遂げた。奥村麻友が世界ジュニアのクォドルプルで7位、アジアジュニアのシングルでで優勝してアジアチャンピオンになった。またインターハイは舵手付きクォドルプルで準優勝をし、それに諏訪湖レガッタでは女子3種目完全優勝を達成した。あわや女子全種目インターハイ出場かと思われましたが2×を落としてしまい、それを達成することの難しさを味わった。年間活躍度指数が57.4を記録したのは、私の高校ボート指導暦33年間の最高記録でした。 一方男子の下降傾向は止められず、とうとう今年は全国大会に出場することができなかった。その原因は何であったのか運動能力不足、練習の量と質はどうであったか。検討して来年へのステップとしたい。