B「とにかく助かりましたとお礼言わしてもらいます。調子に乗っていつまでも

US$建てMMF持ってたら今頃カニみたいに泡吹いてました。」

A「138円で売って気が付けば110円かいな。さすがに10月の円高まではだれも予想

できんかったな。大概の株より為替のほうがボラティリティー高いってどうゆう

こっちゃ。」

B「次の一手が見あたらんのですけど。」

A「うーんしょうがないNY行こ、NYや。」

B「飛行機で?」

A「アホか!NYSEに行くんや。知ってるやろ、それくらい。

Dowも冷静に考えて1万ドルが天井近辺ちゃうか。

S&P500でゆうたら1,250近辺。この辺で連動のベア型投信入れてみよか。」

B「そやけど先生。そしたらまたドル建て資産持つことになりまっせ。さらに

円高が進んだら資産目減りすんのちゃいますか?」

A「それはDowが調整局面ではドルも安なるちゅうシナリオやな。」

B「そうです。」

A「考え方は正しい。しかしそれは相対的に心配ない。

というのももっとこれからもっと安すなる通貨ができるやないか。」

B「新通貨ユーロ?」

A「ふふ。」

これは98年11月23日の会話です。

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