もう日が暮れようとしている。
槍沢ロッジまで帰ってくればさすがに
井上隊員の表情にも安堵感が広がる。
気温は氷点下だか、風がないせいか
暖かく感じる。
山行も終わりを告げようとしている。
あとはハイキング道を上高地へ
向けて歩くのみ。