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報告者  土 井

 2023年12月14日(木)社楽の会を布袋北学習等供用施設で開催しました 。

 見方・考え方を働かせることはなぜ重要か?
2 小牧山城と周辺史跡見学会
3 遠州FW
4 文部科学省関係資料
        
次回は 1月11日(木)18時から 布袋北学供です。
 
       

 今年のシーズンオフシリーズは・・・・

1 見方・考え方を働かせることはなぜ重要か?
 社会科は内容教科です。地理・歴史・公民としての流れはわかりやすく、系統として考えたときに、見方・考え方の重要性は理解できます。「社会的な見方・考え方」は、平成20年改訂年学習指導要領から、他教科に先駆けて使われていました。
 現在は全教科で使われています。その重要性を、一般論としてどう説明すればよいのか?また、そもそもどういう発想で生まれたものなのか?
 今回は、そこに視点を当てて考えます。
 現行の指導要領を考えるために、「育成すべき資質・能力を踏まえた教育目標・内容と評価の在り方に関する検討会」が13回にわたって開かれました。その結論として報告されたのが、
平成26年3月31日煮出された、「育成すべき資質・能力を踏まえた教育目標・内容と評価の在り方に関する検討会― 論点整理―」です。
 主なポイントを見てみましょう。
 「これまでの検討の主な成果は次のとおり。」として②は次のように述べられています。
みなさんは、これを見て、「学習指導要領の構造の中で適切に位置づけ直したり」「その意義を明確に示したり」することについてどう検討しましすか?
 下が「学習指導要領の構造」です。
 ア)は、思考力・判断力・表現力、そして学びに向かう力・人間性と対応しています。
 ウ)は、知識・技能です。
 それでは、イ)を相互のつながりを意識しつつ考えると、その意義はどこに位置づけられるのか?
 次の図で考えると見えてきます。
 見方・考え方を働かせるとは、右下の△、すなわち、三つの柱を総合的につないで「深い学び」に至るための方策であると言えるのです。
 久しぶりに、真面目に考えました・・・・
 
2 小牧山城と周辺史跡見学会
 中日文化センター主催、「歩いて巡る愛知の古城と史跡」(2023年10~12月)その3回目「小牧山城と周辺史跡見学会」に行ってきました。
 別紙が資料です。
 
3 遠州FW
 12月3日に、遠州の4つの城を廻ってきました。それぞれ個性が豊かで、とても楽しめました。概略を紹介します。
(1)掛川城    (2)横須賀城   (3)高天神城     (4)諏訪原城
本格木造復元天主   丸石の石垣     難攻不落の名城     7つの丸馬出
 細かいレポートは「あなたも社楽人」「取材・旅行」カテゴリーで連載中です。お楽しみに!
 
4 文部科学省関係資料
(1)中央教育審議会初等中等教育分科会教員養成部会(第138回)会議資料
                              令和5年12月4日(月)
議事次第(第138回) (PDF:768KB) PDF
【資料1-1】教員の免許状授与の所要資格を得させるための大学の課程の認定に関する審査について(報告)
【資料1-2】(案)教員の免許状授与の所要資格を得させるための大学の課程の認定について(答申)
【資料2】幼稚園教諭の普通免許状に係る所要資格の期限付き特例制度の延長について
【資料3】「研修受講履歴記録システム及び教員研修プラットフォーム」の構築について
【資料4-1】優れた教師人材の確保に向けた奨学金返還支援の在り方について関連資料
【資料4-2】優れた教師人材の確保に向けた奨学金返還支援の在り方に係る主な論点例
【参考資料1】教員資格認定試験の広報周知について (PDF:9.5MB) PDF
 
(2)高等教育の在り方に関する特別部会(第1回)会議資料
  https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/mext_00597.html       令和5年11月29日(水)