Apple Macintosh LC
lc1
 グッドウィルで971円で買った3台のうちの一つ。とりあえず、ジャンクでも安すぎるのですが、実は完動品。しかし、パーツは抜かれ放題。実はこのクラスのマシンになると、パーツで切り売りした方が高く売れてしまうところが悲しい。そんな訳で、メインボードとケースぐらいが使えるかな。しかし、長期的に見ればかならず格安で組み上がるはずである。

 その後、電源も無事手に入り、なんとか組み上げて電源を入れたならば、起動音はすれども、モニターに変な信号が。むむ、変だなぁとか思っていたら、VRAM入れ忘れてました。VRAM無いと、変なしましま模様がでてきます。512KのVRAM入れて無事立ち上がりました。しかし、なかなか素敵な基板で、HDDドライブ側にもFDD用のコネクタが用意されてるんですね。なかなか不思議です。
LCがでた当時でも、20MB、40MBのハードディスクは14万くらいしてました。私も40MBのHDDを手にしましたが、98、X68ユーザーには思いっ切り何に使うの?と不審がられましたが、使ってみると一瞬で埋まってしまいましたね。最初はあまりに広大な40MBだったのに。

そんなわけで、高価なHDDを買えない人は(LCを選んだ人は結構そうだったりする)FDDを入れて、片一方はOS、片一方にアプリとデータという使い方をしてました。もっとも初期はそういうこともあったみたいですけど、LCの後期モデルの頃にはHDDは100MB、10万まで落ちていたのでそういうことも少なかったみたいです。

私が専門学校で一番お世話になったマシン達ですね。10台もLCが並んでいてかっこ良かった。この頃のLCシリーズにはキーボード付属だったです。マイクロフォンもついてきたし、初期のうちは、オーディオライン入力用のコネクタもついてました。後期モデルは無くなってましたね。
あと、やっぱり、コプロがなくて大惨事だった覚えがあります。ソフトウェアFPUなんかをネットでひろってきて、学校のマシンに勝手にインストールしてました。これでエラーはでなくなるけど、100倍くらい遅くて、それもたいへんでした。

 そういえば、この頃はウィルスにもちゃんと感染していて、なかなか楽しい頃でした。今はウィルスの話なんて聞いたことないもんね。と油断してるとやって来るかもしれないけど。それで、だれかのフロッピーに潜んでいるらしく、私がいくら治療しても治療してもまた感染してるんです。そこで、先生に相談して、「ワクチン入れてあるのに誰かワザと感染させてるみたいなんですよ。」と云って、SUMの死神の恐ろしい感染画面を見せたところ、先生曰く、『ああ、これウィルスに感染してるって書いてあるんだ?英語だからわからんかったよ、はははは。』犯人は先生だった。「馬鹿者〜、絵見ただけでわかれ〜!」

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Macintosh LCのデスクトップ

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