Apple LaserWriter LS
lwls
 まだ学生で貧乏にも関わらず買ってしまったレーザープリンタ。夏休みの間工場のラインでバイトして毎日9000個もの部品をつくって手に入れた、汗と涙のプリンタ君。でもこれは買って正解でした。何といっても純正なので、新しいOSがでると同時に新しいプリンタドライバが手にはいるのは楽です。いまだにimagewriterでさえのプリンタドライバが付いてきたりと、安心して今でも使っています。それか、ポストスクリプトプリンタがお勧めです。LaserWriterドライバを使うものは、純正に匹敵するほど互換性が高いからです。

 プリンタ共有機能を使って共有してます。Quadra900がプリンタサーバー機です。こやつにFontを200MBほど詰め込んで、ほとんどのたいていのものは出力できるように設定してあります。考え方はQuadra900がソフトウェアRIPを積んでるので、一式でハードウェアRIPともいえますね(笑)

 QuickDraw GXドライバもついてきてるので、非常に高品質な出力結果が楽しめます。ただ、遅いマシンからですと、大きなグラフィックを出力すると30分ぐらいかかってしまうこともあります。GXをお使いになるのでしたらプリンタサーバーを設定した方がいいでしょう。特別に難しいわけでもないでが、サーバー機に書体を沢山積まないといけない点と、若干データの転送等、余分な処理も生まれますので遅くなります。ただ、メインのマシンは早く開放されるので、上手く使い分けてください。また、このプリンタに限ったことではないのですが、プリンタシェアに対応していないプリンタでも、データを転送してそのマシンからプリントアウトすれば、別に問題なくプリントできます。プリントエラーもでにくく、安定して出せます。ただ、離れたところのプリンタですと面倒ですね。

19970614
 最近、Personal Lasewriter SCが壊れてしまって、棄てることになったジャンクをいただいてきました。その昔、1991年ごろ発売されたLaser Writer LSだが、当時サードパーティーから、600Dpi、PostScript対応アップグレード基板がでていた。20万円くらいしていたが、当時にしては破格の安さであった。この基板は、Personal LaserWriterシリーズに対応しており、非常に欲しかった記憶がある。学校で、PSプリンタしか出力したことがなかった蒼騎は、クイックドロープリンタに失望していたのである。だんだんクイックドローなりの綺麗に出力するTipsを会得し、ポストスクリプトプリンタなみに使いこなしてはいたが、600dpiは魅力だった。300dpiだと、まだドットが見える。
 まぁ、かなり脱線してしまったが、話を戻すと、SCの基板は、LSに移植できるのではないかというひそかな野望があったのだ。実際挑戦しようとがんばってみたが、肝心のLSの基板のはずし方がわからないのである。情けない話である。しょうがないので、用紙カセットの方を移植してみた。LSはコストを下げるために、手差しトレイのみなので、用紙のセットが結構めんどくさい。たしか、LSで、A4・B5カセットはオプションではあったはずなので、移植できるという読みのもと改造してみた。案の定廉価版の足を取り外し、SCのカセットまわりを移植してみるとばっちりカセットが認識されました。実はカセットには紙送り用のモーターもあって、電源など、モーターのコントロール端子もあるのだ。まぁそんな訳で、うちのLSはA4カセットがセットしてあって、非常に使いやすくなったのだ。めでたしめでたし。


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