現場ではウンチを海へ垂れ流しが続いているのに、東京ではオリンピックをやるのだそうで、ノー天気と言おうか、何と言おうか、言葉が無い。いわゆる「言語道断」てやつ。

7月５日の報道によれば「経済産業省原子力安全・保安院は四日、中部電力浜岡原発４号機（静岡県御前崎市）でプルトニウム・ウラン混合酸化物燃料（ＭＯＸ燃料）を燃やすプルサーマル計画について、原子炉等規制法に基づく許可文書を中電に交付した。」とのことです。

シロート考えでは原発のウンチを餌に混ぜて燃してしまえ、ということのようです。

燃せば消えてなくなる、というのが普通ですが、たしか文殊・普賢の高速増殖炉の頃は核廃棄物を燃料にすれば核廃棄物が増えるので、永久に運転できる夢のサイクルということだったようですね。

これが「想定外の事故」で立ち行かなくなったので、フツーの核燃料に混ぜて燃そう、というのが今回のプルサーマル、と理解しています。

浜岡から浜松まで50km程なので、炉心溶解みたいな「想定外の事故」があればこのあたりもウンチのにおいで全滅でアリマス。