2007.9.17

「やらまいか」っちゅうけえが、「渡ってから石橋を叩く」のが遠州人だらね。

「やらまいか」っちゅっても自分でやるじゃ無しに、人を煽っといて、橋から落ちたら「やっぱしなあ」と陰で言うのが陰険だ、っちゅうけえが、そういう人は置いてかれっちゃうだね。遠州は他人のやらんことをやった人だけん残る、っちゅうとこだで。駿河の人は「やめざあ」んなるに決まっとるのを「橋を渡らすかどうだか、」昨日から相談しとる。

「まちづくりシンポジウム」なんちゅうと、やたら先進他事例の勉強をせにゃあっちゅって、成功したとこの人をあっちこっちから呼んで、話を聞くっちゅうことをやるけえが、あれほど遠州人に合わんことも無いらね。遠州は御一新からこっち、お国の言うことを聞いて立派になったとこじゃなし、「シルクを欧米へ輸出して外貨を稼ぐ」じゃなしに、綿の反物を自分らで背負って大陸やら南方へ出掛けて食って来たとこだもんでね。

2008.3.5

日本じゃあ明治以来標準語ちゅって、国中どこの人とも話ん出来る様になって、それはそれで有難いこんだけえが、台湾にゃあ国が押し付ける国語じゃなしに、住んでる人がしゃべる言葉を大事にしようっちゅう「国家言語発展法」ちゅうのんあるらしい。みんなん語、客家語、山の言葉を無くして日本語をしゃべれっちゅうてたのが、戦争ん終わったら大陸から蒋介石ん来て,日本語を止めて北京語をしゃべれっちゅってまた苦労させられたらしい。そいで共通語だけでなしに、「現在の我が国における、各民族固有の自然言語、手話、文字・記号、及び方言を指す国家言語は、法律において平等である。」っちゅう法律を作っただね。これは生活が世界中どんどん混じってくる21世紀には面白いやり方かしれん。

漢字にしても日本と韓国と台湾と中国の漢字屋さんらん集まって,国際漢字を作らまいか、っちゅうてるそうだ。そうかと思うと林景明さんちゅう人は、中国の略字体っちゅうのは、北の方の方言しか知らん人ん作ったもんで、略し方と昔の読み方んでたらめで、漢字の伝統文化の破壊だっちゅってる。これも国ん押しつけにゃあええだかしらんがね。