On Jannuary 24th.
Apple Computer will introduce
Macintosh.
And you'll see why 1984
won't be like "1984".



23年前にあの若い女が投げたハンマーはどこへ行ったんでしょうねえ。というのがiPod Touchを手にした第一印象でした。高級腕時計みたいなパッケージが既に違和感。USB1.0のみならずUSB1.1もダメなので詰め込むのに息子のiBookを借りなければならない、という先端高速仕様。ヴィデオケーブルも買い直さなくてはならない。Apple Computer(当時)の23年はハンマーのこちら側から向こう側への23年であったのか、と感慨深いものがあります。



あのころ、鉄骨工事費が¥150/kg 位ではなかったかと記憶します。軽の新車が¥1,000/kg 位でした。翌年私が買ったMacintosh Plus は¥64,000/kg で、とても高い買い物という印象を持ちました。しかし今度のiPod Touchは¥306,667/kg ですから、さらなる高額商品ということになります。

もはや"ニュートンさんの頭の上にリンゴが落っこちて来て Apple Computer Co."なんつー"Homebrew Computer"をいじくるガキのノリで動かせる世界では無くなってしまっているのですね。



「10月2日までにお届け」というと、昨日上海郊外で組み立てた商品が翌日朝には配達されるのでアリマス。13億中国人民がナダレを打って大量消費時代に突入しつつある今日、工場・配送センターを日本に置く、なんてアホなことは既に昔の話で、「輸入住宅」の時代には"Japan"はアラスカ州の島だと思って、日本向けの住宅の入ったコンテナをアラスカに送ったバカがいたのと同様、「日本」は「海南省」にある島だと思われる日も遠くないのでアリマス。

人民罔が国交35周年記念とかで進出企業のトップインタビューをシリーズでやっていました。テレビの30分番組をそのまま流してしまうという先端ぶり。(日本語通訳あり)とあるのは、トップの答える日本語を隣にいる通訳が訳すのをそのまま流しているのです。放送の雰囲気が伝わって来てよろしい。何せ日系中国企業の総経理なので、しゃべっている内に日本語だか中国語だか分からなくなってしまうヒトもいるのですが、ここは日本語にはなっていません。

面白いのはパッケージの外をくるんでいたダンボールに"FACTORY SEAL"というのが張ってあったのですが、「儉驗」というのが簡体中国語でなく、繁体中国語になっています。"Assembled in China"というのは"Assembled in mainland China by Taiwanese enterprise"の略かもしれません。