1992年10月にMacintoshIIciの後継機種として発売されました。またCD-ROMが本体内に内蔵でき、今までのプラスティックボディーから金属ボディーに変更されるなど新しい時代を感じさせてくれたMacintoshIIシリーズ最後の機種でした。しかしバス速度が コスト削減によりIIciのバス25MHzと違い、このIIvxはバス速度16MHzと仕様が下げられており、IIciと比べて30%程度しか性能が向上しませんでした。この5ヶ月後にはこのマシンの後継機種に当たるCentris650が発売され、またアメリカではこのマシンからFPUを取り除いたPerforma600としての位置付けなどが中途半端だったなどの理由から、販売が振るわずとても短命に終わった不遇のマックと呼ばれています。