エジプト1
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01 クレオパトラ
02 ギザのピラミッド
03 スフィンクス
 警察官と兵隊が多く緊張する私を美女達が笑顔で迎えてくれました。

絶世の美女クレオパトラも、博物館に残るクレオパトラの像で見ると、格別美しいとは思われません。

モハメッド・アリ・モスクで出会った現代のクレオパトラ達です。

 クフ王、カフラー王、メンカフラー王の巨大ピラミッド。
そして3大ピラミッドに寄り添うように王妃の小さなピラミッドが3個。

 長い間夢見ていたピラミッドに対面できて感無量です。
ピラミッドの内部は、狭くて急な階段が玄室まで続いていました。

石に囲まれた内部は涼しいのではないかと思ったのですが、なぜか非常に暑く、しかも空気がよどんでいて、外へ出るとホッとしました。
 ピラミッドは石を積みあげて造られていますが、スフィンクスは大きな岩を彫って造られていました。

 夕陽に照らされるスフィンクスには尾がありました。
夕方に訪れたのですが、閉園時間までにまだ少し時間があるのに、ピーピーと笛を吹いて私達を追い出します。

 なにしろヒゲを生やし恐ろしい顔をして銃を持った人達が観光客を追い立てるのですから迫力があります。
この人達は閉園と同時に帰宅するつもりなのでしょうか?
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04 ドナ・ドナ
05 アブシンベル大神殿
06 ファルーカ
 突然バスの窓越しにラクダの大群が現れました。
食肉にされるのだそうです。
体にマークを描かれて、ラクダは自分の運命を知ってか知らずか追い立てられていきました。
賢いラクダはなんとなく哀しそうな顔をしていました。
 ナイルの上流、スーダンとの国境に近いアブシンベル
アスワンハイダムができて水没の危機にあった神殿を世界の協力で高い土地に移築したものです。

 ラムセスU世の巨像や神殿の内部の見事さに圧倒されて言葉も出ません。
アブシンベル大神殿、そして小神殿が造られた時、日本は縄文時代だったのですから・・・・・。

 ナイル川の風に吹かれてファルーカ(帆かけ舟)で舟遊びをしました。

紙の材料のパピルスが川岸に生い茂っていると思っていましたが、葦が生えているだけで、どこにも見あたりませんでした。
現在パピルスは人の手で栽培されているだけで自生していないそうです。

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