エジプト2
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07 イシス神殿
08 惨劇の舞台
09 王家の谷
 アスワン旧ダムとアスワンハイダムの中間にあるヒラエ島にあったイシス神殿はすでに下半分が水没していましたが、1980年アギルギア島へ移築され約70年ぶりに蘇りました。

 70年間ナイルの水に浸っていたので、水の高さを示す所まで黒ずんでいました。
 ルクソールハトシェプスト女王葬祭殿です。

ここは警備がことに厳重で入口で手荷物の検査を受けます。
周囲を岩山に囲まれていて、ここで襲撃されたら逃げるすべはありません。
約1年前に起きた惨劇が脳裏をよぎります。
ハトシェプスト女王”付けヒゲ”をしていて男として国を治めていたようです。
いつの時代もメン鶏が時を告げるのは風当たりが強いのでしょう。

 ナイルの西岸、太陽の沈む場所に王家の谷があります。

王の墓の見事さは言葉では表せない程で権力のすごさ見せつけられます。
ツタンカーメン王墓の発見のスポンサーであるカーナボン卿の墓が近くにあり、又、早稲田大学吉村教授の大きな家も近くにありました。

訂正:
「吉村教授の家」
は正しくは「早稲田ハウス」と言われていると、内田賢二様より御教示いただきました。「早稲田ハウス」と訂正させていただきます。



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10 緑陰の楽園
11 パン焼き
12 カルナック神殿
 レストランの入口で民族楽器を奏でていました。

 トイレの鍵が壊れていて、用を足したあと立っていた時、突然ドアーが激しく開けられて私の左目の少し上に当たりました。
痛いのなんの!
金髪の老婦人がドアーを開けたのです。
私は目の上が切れて血が流れてしまいました。

 外国人は自分の責任を認めたがらないといいますが、知らんふりして行こうとします。
フィンランド人のお婆さんでした。
 エジプトのパンはイースト菌を使わない薄い、少し塩味のするパンです。

 焼く所を見ていたら、窯から焼きたてを取り出して私の手の上に乗せてくれました。

 アツアツのパンはとても美味、冷えると急速に味が落ちます。
 ピラミッド、スフィンクス、神殿、墓、どれも凄い迫力がありますが、カルナック神殿のもの凄さは言葉になりません。

 世界最大の神殿と言われるだけあります。

 3キロはなれた所にあるルクソール神殿まで、3000体のスフィンクスが続いていたそうです。
現在600体残っています。

 夜は”音と光のショー(男二人のショー?)”があります。

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