高度計は3000m近くを示し、空気が薄いせいでしょうか、自動車が時々バンバンと大きな音をたてます。
バックファイアーでしょうか。
行き交う車も少なくて、辺境の地を実感します。
ところが、こんな所を自転車で走っている2人の西洋人に出会いました。
この人達もクンジュラフ峠を越えるつもりなのでしょうか。
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パキスタンの出国審査は川べりの何気ない建物でした。
スーツケースを3ヶ抜き出し、鍵を開けて中を調べると言う。
見られて困る物は何も持っていないけれど、洗濯していない下着類はダメ、困ります。
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クンジュラフ峠4943m
パキスタンと中国の国境であるこの峠は、
1986年7月開通しました。
別名、大頭痛峠と呼ばれたここは、高山病で頭痛がし、文字通り頭痛峠です。
歩くと体がフワット宙に浮く感じがし、ゆっくりゆっくり行動しました。
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