カラクリ湖〜カシュガル〜ウルムチ


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37 スバシ峠4110m
38 キルギス族の家
39 コングル山7719mとカラクリ
 スバシ峠、風が強く寒い。

 高度4110mあり、まだ頭痛がとれません。

 ガイドのエクバルさんは狼を見たことがあるそうですが、雪豹は見ていないようです。
 遊牧の民キルギスの家では、9月の末なのにもうストーブを焚いていました。

 紫水晶を買って欲しいと近付いてきます。
山の上で放牧の時、拾うのだそうです。

 夏は山の上で放牧し、下の草は冬の為の干し草をつくる場所だそうです。

 昨年シルクロードを旅した時、カラクリ湖近くのパオで撮った子供の写真を持参しましたが、今回同じ場所にパオはありませんでした。

 付近にいた人達に話したら、「写真の子供を知っている。しかし、現在はここではなく湖の向こうに住んでいる」と言う。

写真を渡してもらうように預けました。
キルギス族の人達でした。




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40 シルクロード古道とキャラバンサライ
41 羊の大群
42 ラバブ
 コンロン山脈を走ります。

 ケイズ川をはさんで対岸にシルクロード古道が見えます。
よく見るとキャラバンサライ(隊商宿)が落石に押し潰されているのが分かります

 シルクロードの旅は今も楽ではありませんが、大昔は想像を絶する旅だったのでしょう。
 放牧の羊の移動中でしょうか。

 カラコルムハイウェー(中パ公路)は突然、羊に占領されてしまいました。

 数百頭の大群に取り囲まれると、チョット恐ろしい思いがします。

 一頭なら、とてもやさしい感じがするのですが・・・


 カシュガルのバザールはさまざまな人々の営みを見せてくれ、とても楽しいところです。

 この楽器は“ラバブ”という弦楽器で、桑の木と牛の角でできています。

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