何かちょうだい |
店も何もないので、道路に自動車を止めて、思い思いの場所で昼食をとりました。 馬車が通りかかって、私達の方をずっと見ているので、私が両手にゆで玉子を乗せて差し出すと近寄って持ってゆきました。 しばらくすると、女の人が歩いてやって来ました。 ”私にも、何かちょうだい”と言った感じです。 菓子パン、ソーセージ等、ほとんどあげてしまいました。 食料をあげたので、カメラを向けても、嫌がりませんでした。 |
カロー峠のヤク |
険しい道、カンパラ峠を越して、いよいよカロー峠、5,000mです。 ヒマラヤの氷河が、目の前まで迫ってきます。 頭痛そして息苦しくなった人達が、ラサで買い求めた酸素ボンベを開けました。 しかし、クシュと音がしただけで、酸素は出てきません。 中国人ガイドが土産物屋へ連れて行って買わせた酸素は、なんと、96年の製造だったのです。 プラスチックのボンベでは、2年間すぎると抜けてしまうのでしょうか。 泊まったホテルで確かな酸素ボンベを買うべきでした。 したたかな、中国人にしてやられました。 高山病予防の薬と言い、酸素ボンベと言い、全く!! |
ヤムドク湖 | |
突然、山の中に湖が現れました。 ヤムドク湖で、4,500mの高さにあります。 とても不思議な青い色で、この世のものとは思われません。 ヤムドク湖の周囲を走っていると、同じ所を、ぐるぐるまわっているのかと錯覚します。 形がバナナの房か、グローブのような、へんてこりんな湖です。 |
■ 前のページ/ 次のページ |