32.こども
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ムハンマド・イブン・ゼイード廟では、近くの木に布切れが無数に結ばれていました。 子授けを願って巡礼者が布を結びつけるのだそうです。 その結果なのでしょうか、元気な子供達が集まってきて、私達が逆に見物されてしまいました。 |
33.夕暮れ
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サラクスで国境を越え、いよいよ最後の訪問国イランです。 聖地マシャドのイマーム・レザー廟は敬虔な信者がとても多く、私の姿（黒のスカーフと黒のチャドル）をチェックしてくれました。 前髪が見えるのを直してから、私を抱きしめ、何度も何度もキスの嵐です。 遠方よりの巡礼者と思われたのでしょうか。 |
| 34.女学生
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バスから降りてきた女子高生の団体に取り囲まれて大騒ぎです。 底抜けに明るい彼女達は「ハロー・ハロー」の大合唱です。 「アイ・ラブ・ユー」なんて言いだす女の子もいて、イラン・イスラム共和国の堅いイメージが少し変わりました。 |
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