04,05.Aug.2009

 

久々に1週間も前からドキドキしていた
ネットで手軽に気象予測がチェックしまくれるってのは
アリガタクもあり罪作りでもあるのだ

つまり今週は
ずっと遥か沖の東の海上に居座り続けた高気圧によるウネリと
遥か西の沖に新たに発生する熱帯低気圧によるウネリが
伊良湖の沖でピタリと重なり
まさしくベルトコンベア方式で我々のビーチに送り届けられようとしておるらしく
しかもヲレの休みにピタリ合わせたタイミングであるらしく

これはもしかしたら一気にクローズ?
それとも高気圧のうねりと熱低のうねりが相殺しあってフラット?
はたまた適度に抑えられてアタマサイズのファンウェーブ?

もうアタマの中ぐ〜るぐるで
明けない梅雨とも相まって
一線を踏み越えそうな不惑40代最後の夏なのであった〜

 

 

 

いずれにせよだ
可能性としてはアサイチ
大潮の上げ一杯
しかも風がオフに振れそう
そんなワケでいつもよりさらに30分早く起床

心臓バクバクしつついつものビーチに4時半着

うっ!
びみょ〜だがヤレそう
セットの一番デカイのでアタマちょいぐらいで高速
でもセット以外はたいしたことない上に
セット間隔も長い
しかもユルいオフの風で面はツルツル
インサイドのスープも大したことなさげ
既にショートが2名
BBが1名入水中
かなりスーパーライドを展開中

コレワセットノインパクトサエカワセバシアワセザンマイ????

シゲさんに速攻で「なんとかヤレそうなのでとりあえず入ります」とだけメールして
速い波になんとか対応できるように9'0"を出した

本日フォトグ様はアサイチ用事があるため別行動なので
ヲレの1ラウンドめのライディング画像はありません

 

スルリとアウトまで出れてみると
ワイドなのが多いけど選べば調子良さげ
しかも浜で見てるよりもメロウな感じ

慎重に3、4本滑るうちに人も増え始めおおむね10人ほどに
かなりシビれるセットも滑ったけど慎重に早めにプルアウトを心掛けた

そうこうするうちにデカめで調子良いレフトのショルダーが
自分に向かってやって来た

テイクオフするとアタマぐらいでずっと壁が続いて
途中からぐーんとホレてきて
鼻の穴がおっぴろがり
調子に乗ってずっとインサイドまで乗り継いでプルアウト

余韻にひたりつつゲティングアウトしてたら
今までの中でも最大サイズのセットが目の前に立ち上がり始め
どう考えてもインパクトにドンピシャ
こりゃダメだと板を蹴っぱぐって自分だけ深く潜った

ドカンと来た瞬間から激しく下に引っぱり続けられて
こりゃ窒息するんじゃないかと思ったけど
そう思えるだけまだ余裕があるわけで
でもアタマがクラクラしはじめたころに水面に上がれたので
ボードを拾ってふたたびパドルし始めた

したら近くにいた別のロングの人にどんどん引き離され
なんでだよと悔しくてハゲしくパドルしたら
アタマくらくらもあってい異常に疲れてきた

何発かローリングで抜けるうちに
ふと手でつかんだボトムのレイル付近に
ナニかがくっついてる感じがした

なんでボトム側にこんなでかいワックスの固まりが付いてんだバーロー
とか思ってさらにパドルしつつ
でもまてよそんなでかいワックスの固まりが付いてるわけねーじゃん
とおそるおそるボードから降りて
ボトムをひっくり返してみてビックリ
ちょうど全長のど真ん中あたりのボトム面にシワがよってる〜!

わ〜やっちまったよ〜
速攻で撤退
車へ戻って良く見ると完全に折れてる
まっぷたつである
かろうじてシェルだけでつながってるだけ

うぉぉぉぉぉぉ!
おいどんの心の友がぁぁぁぁぁぁ!!!
苦しい時も楽しい時もずっと一緒だったお前がぁぁぁぁぁ!!!
地球の反対側まで一緒に行ったお前がぁぁぁぁぁ!!!!
...

完全放心状態
その時知り合いのロングボーダーが来たんだけど
「折れちゃいました〜」
とヘラヘラするしかできないヲレだった

 

その後
ボーゼンとしつつもシゲさんはどうなったかと電話してみると
「さるポイントで調子良い波で人もいないです〜入ります〜」
ということだった
「ジツはやっちまいました〜、ショックでもう今日はやめるかもしれません〜」
とお答えして
ボーゼンとしつつ写真を撮ってみた

 

この人このポイントで見たことないような気がしますが
めちゃ上手かったです
いきなりアタマセットでハングファイヴ

 

まだまだ全然調子良い波

 

でもワイドなのが増えてきた感じ

 

ヲレの9'0"がヤラれたのはこんなセットです
これでアタマオーバーぐらい

 

以下、最近このポイントで知り合ったロングボーダー氏を2シークエンス

 

 

 

 

とりあえずこれだけ撮影して
やっぱシゲさんたちに合流しようと
ヲレは入らないにしても撮影だけはしようと
某ポイントへ行ってみた

 

サイズは同じぐらい
でもちょっとだけブレークがユルい感じもする
おなじみのサイドカーチームのみなさんが10人ぐらい入ってて貸し切り状態

よぉ〜っし
撮るぞぉぉぉぉぉ!

 

それでわまずはAさん特集から

 

 

1ラウンドめは例の「気」シングルフィン

 

2ラウンドめはタカヤマの50/50

 

50/50でこの波をここまで乗るってのは並大抵ではありません

 

 

 

この人のスタイルが好きです
これまたヲレの好きなジョエルとかロブ・マチャドに繋がるようなスタイル
自分の楽しみのために波乗りする
そして廻りには気の合う仲間
波乗りだけじゃなくて全てが奇麗なRで繋がってゆく

 

適度に力が抜けてて

 

良い波、良い雪、良い地形の上には
いつの間にか
かならず静かに彼がいる
そぉっと力強く
リラックスしてダイナミックなラインが描かれる
そんな感じ

 

「みんな早くしないと風入っちゃうよ〜」
なんて
再び「気」シングルに持ち替えて
元気に3ラウンドめに向かうAさん
かっちょ良すぎだよぉ

 

 

 

以下サイドカーチームのみなさんです
もしかしたら関係ない人も混じってるかもしれません

すっかり当事者以外は腹立つ以外のなにものでもない状態に突入しております〜

 

 

あれ?後ろにシゲさんが
どっち撮れば良いんだよ〜とシゲさんにフォーカスしたら
閉じて終わった(^^;;;

 

もしかしたら店長のニイミさんかもしれません
肝心な時にポンボケになってしまいましたスミマセン
良いシークエンスなのに惜しいですゴメンナサイ

 

途中で目があってるのはシゲさんか?
うわ!なんでソコにいるかな〜
わはははゴメーン
こうゆうのも仲間だから楽しいですよね

 

ヲレの9'4"と良く似た色のロングの人だった

 

ここからヲレが1ラウンド終わってから撮った画像です
既に風で面が

 

素晴らしいラインです

 

うわ〜アウトから凄いセットが入ってきてるよ〜
と思ってセットを撮ってたら

うわ〜誰かテイクオフしようとしてるよ〜
手前の右隅にいるロングはAさんです

わかりにくいけど途中で両手あげて喜んでるのはAさん
サイコーだ〜!
イェ〜!!

アウトで喜びを分かち合う二人

今のどうよ?
う〜んまあまあかな

 

 

 

 

 

 

 

うわ〜この漁船大丈夫かよ!
手前にいるのはシゲさん

 

つーわけでつづいてシゲさん特集

シゲさん会心の1本!

 

 

 

シゲさん本日波廻りが良くないんじゃないすか?

 

 

 

みなさんの撮影をしつつ
結局辛抱タマらんくなったヲレ
いつのまにか9'4"を手にしていたのだった

なわけで最後は僭越ながらヲレです
わざわざ用事をすませて撮影のタメにフォトグ様が来てくれた
アリガタヤアリガタヤ

 

このセットは良いサイズだったけど残念ながら閉じた
クヤシイです

 

また誰かに「それプルアウトしちゃダメでしょ」って言われそうだな

こうやって画像で見ると
実際よりさらにツルツルに見えますね

 

これは明らかにカールから離れすぎですね
途中でシゲさんと目があった1本だな
それにしてもシゲさんは良く目が合う人です

 

「それもダメですよちゃんと乗り継がないと」by ..

 

レフトの方が良い波が多かった気がします

 

 

マシーンブレーク状態

 

コレはプルアウトしても良いよね?
このあたりからだんだんとショルダーの張らないセットが多くなった

 

もしくはワイドに割れるか
でもってヲレは1ラウンドで終了

 

 

ニイミさんアリガトウございました
また一緒に遊んでください

 

 

というわけで
サイドカーチームと別れ
帰りにまたいつものポイントをチェックしてみた
サイズはこっちのが1サイズ小さい感じ
ワイドなのも少なめだった
こんな感じなら明日のアサイチもクローズせずにヤレるのか

 

でもって波を見てたらトンデモナク沖になにやら黒い点が?
なんじゃ?
漁船が引く網の末端標識?
漁船いないしなあ
ブイ?
こんなとこにあるわきゃないよなあ

なんだろなあとズームしてみた

パドルだよぉ!
マヂかよ!
海保に連絡した方が良いのかちょっと迷ったけど
どうやら焦ってる感じでもなく
ヲレわそぉ〜っと撤退しましたぁ
あぶねぇ〜
みなさんくれぐれも事故のないようにしましょう〜

 

 

ついしん
9'0"わメデタク入院することになり

 

退院の暁には
フォトグ様の小波限定練習マシーンとしての
第二の人生が送られる予定でございます〜

 

病院の先生に電子顕微鏡で内蔵をチェックされるの図
ぶぃ〜ん!

 

8月5日号に続く

 

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