徳林寺・月釜のご案内
*** 休会のお知らせ 平成23年1月5日 ***
実質的には昨年、平成22年4月の花祭りの茶会を最後に、24年間やって
来た月釜を休会にしました。よくぞこんなに長い間、続けて来られたものか。
しかし淡々とやって来ただけであって、特に気負いがある訳ではありません。
しかしこれで完全に終えたということではなく、時季に応じて座敷をお借り
しお茶会、あるいはこれまで通りの会を開きたいと思っています。それに希
望とあれば通常の出稽古を請け賜ってもいいかと考えております。あるいは
"さえの会"をやってみたいと言う方にはその指導に伺うことも考えておりま
す。また、このよい子の茶道はこれからも書き綴って行く所存です。どうか
皆様の相変わらずのご厚情承りたく存じます。
表千家・茶道指南 加藤 見珠
*** これまでの月釜のご案内 ***
毎月最後の日曜日、徳林寺の方丈にて釜を懸けております。もう
かれこれ15年になります。昼の1時からだいたい5時前ぐらい
までです。お代はお寺ですのでお気持ちだけ、一回千円です。入
会金なんて野暮なものもありません。流派は表千家です。
ここでのお茶は、よくある月釜ではありません。禅寺においての
茶道の稽古の場、修行の場、そしておもてなしとしての実践の場
です。小生、茶道の稽古とは即実践だと考えています。実際、お
寺に来られたお坊様を始め、様々な方がお客さんによく座られます。
徳林寺は曹洞宗の禅寺です。その方丈を使わせて頂いての月釜、
稽古です。会の始めは皆で掃除、雑巾がけ、それから炭を起こ
し、花を入れます。ですから稽古としては、一般の社中の習い事
とは少し趣きが異なっています。
お点前の方は年中、風炉です。そして小生が教えることができる
のは、歩き方ぐらいなもの。小生は点前の先生ではありません。
僅かに茶道の指南をするのみです。どうかここでは、茶の雰囲気
を感じて行って下さい。
無理なく歩けるようになって、座っている姿がしっとりとしてき
たら、だんだんお点前もきれいになって行きます。そうなれば、
もうその後は、それぞれの工夫でお茶をやっていけばいいのです。
お茶らしい雰囲気を身に付けること、簡単なようで難しいことです。
徳林寺は名古屋の天白にあります。地下鉄野並駅から東に2キロ
程行った左手の山の上にあります。ベルイングリッシュ・スクー
ルの看板が目印しです。自然が一杯、静かでいいところす。夏は
蛍が出ます。小生はそこで普段、茶花などを母とつくっています。
徳林寺・茶道指南 加藤一見 来山お待ちしています
左手ちょっとした山
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| | 本屋 || English | | ダイエー
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野並 School 東
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| | <-- 50m --->
<------------------ 1.5 Km ----------------->
*** 会費について 平成15年2月10日 ***
永く一回500円で会費は頂戴してきました。当初は300円で始めました。
300円ではいかにも安く、来られる方からせめて500円にしてもらいた
いということで、5年程して500円にさせてもらった経緯があります。こ
れまでは自分自身の稽古の意味も含んで、実費だけ頂戴していました。早や、
徳林寺で釜を懸け15年が過ぎました。これを節目にして千円にさせて頂き
たいと思います。小生教えることに幾ばくかの責任を持ち、お道具もだんだ
んと揃えて行きたいと思っています。