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2003年5月3日(土)〜5日(月)
 
GW南紀ツーリング

水 清らかな山間の地・・・


参加者 吉田・内田・市川・井川・千村・夏目・佐々木・鈴木親子
    

 
 2日間お世話になった宿屋の前にて)

5月3日(土)
自走組み 鳥羽〜紀伊長島〜尾鷲〜紀和〜川湯温泉 約200km
車組み  熊野市小坂〜七色ダム〜おくとろ〜川湯温泉 約70km

前日午後6時、自走組みの市川・井川両氏が私の自宅に荷物を預けにくる。彼らは今から
自走して伊良湖まで行って民宿に泊まるそうだ。この2人ブルベにはまっていて長距離を
走りたくてしょうがないらしい。とても○○○○な方たちだ。
よく3日、午前5時我が家に吉田・佐々木・内田さんたちが集合、荷物自転車を乗せて出発。
刈谷にて千村・夏目両氏を拾い、車組みは伊勢湾岸線で熊野を目指す。一方、自走組みは
始発のフェリーに乗り込み7時に鳥羽に到着、ここから200km先の川湯温泉を目指す。
車組みは11時、熊野市郊外の小阪に到着。ここで自転車を組み立て吉田・千村・夏目・
佐々木が走り出す。内田・鈴木は伴走でついていく。この時点で、自走組みは小阪より20
km手前の尾鷲市まで迫っていた。この2人の脚力ならば車組みに川湯までに追いつくこと
は可能である。さて小阪からは国道309号・169号と渡り七色ダムを通過する。このあたり
伴走する車には少々道が細くすれ違いが大変だが自転車には気持ちよいコースである。
七色ダムを越すと七色峡が・・思わずペダルを止めて見入ってしまう良い景色であった。

 
(七色峡)       (自転車には気持ちの良いコースが続く)

車組みが出発して20kmを過ぎたあたりで道の駅「おくとろ」があった。こんな山間部に広々
した風景があり、ついつい休憩が長くなってしまった。道の駅を出発後は長い間未開通区間
の場所であったので道も新しく広々していてまた、トンネルも多かった。車組みもペースも川下
に向かってなのでいつになく好調である。唯一田戸トンネルを向けて下った後の上り返しが
きつかったが皆元気に上りきってしまった。


 
道の駅「おくとろ」で遊ぶ我が娘)           (本日唯一の上り坂)

とうとう自走組みに追いつかれることなく、車組みは3時30分ごろ川湯温泉に到着。早速温泉
につかりに行く。皆が温泉から出たところで自走組みも無事到着。皆で楽しく会食ができました。


(夕食風景)

5月4日(日)
川湯温泉〜日足〜鎌塚〜瀧本〜篭〜(那智の滝)〜那智〜新宮〜川湯温泉 
ショートカット組  115km
観光組み     125km


宿屋を8時ごろ出発の準備、今日は伴走なしで全員で走る。今日は井川さんのブルベの友達
大塚さん率いる3人の健脚者も飛び入り参加。私は子連れなのに着いていけるのかい?と思
いながら出発する。国道168号に出てすぐの食料品店で食料の補充、本日は山の中に入る
ので食料の調達が難しいので各自で対応する。その後、おのおのペースのあったものが集団
で走り、熊野川町日足まで行く。ここから県道44号に進む。交通量がずいぶんと減り、気持ち
よくペダルを回す。


 
出発前の準備風景)      (県道に入り気持ちの良い道が続く)

5・6km進んだところで道幅は狭くなりいよいよ山間部に入る雰囲気が漂ってくる。

 
県道229号との分岐、ここから道は細くなる)(子連れサイクリストはのんびりと)

道はしばらく川沿いに気持ちよく続いているが鎌塚から川を離れ一気に急勾配の上り坂に
なる。子連れの私は早々に自転車を降り押しの一手、しかし乗っているのとあまりペースは
変わらないようだ。斜度が緩やかになったところでペダルを踏み始める。こういうときにクラ
ンクをMTB用にしてよかったと実感する。ギヤ比1:1よりも軽いギヤで亀さんになって上っ
ていく。きり通しの部分で坂も終わり、皆さん休憩となった。

 
(最初の上りも終わり、大休止)

ここから瀧本まで一気に下る。しかし、こんな山間部にしっかりした集落があることにいつも
ながら驚かされる。瀧本の集落を超えるとまた上り坂が始まる、上り口に宝竜滝の入り口が
あったが現在は土砂崩れのため通行禁止になっていた。2つ目の坂は空腹も手伝って思う
ようには距離が稼げなかったがもくもくと攻めていってちょうど昼頃峠と思われる付近に到着。

 
瀧本の集落)           (2つめののぼりを終わり休憩中)

峠付近には何もなかったので全員が到着後すぐに出発。県道45号に入る、事前の情報
ではすぐに下り基調になると思っていたらしばらくはだらだら上りには空腹で力が入らない
ときだけにきつかったが程なく下り坂となり篭の集落に到着。ここの集落にある商店で
昼食とする。ここのおばちゃんは非常に親切で、カップラーメンのお湯を用意してくれたり
お茶を出してくれたり、最後にはうちの娘に焼き魚付きご飯までくれるとサービスで一同
感謝しまくりでした。


 
篭の商店昼食会)

篭からは県道43号線を那智方面に進む、下った後上り返し那智山スカイラインへの上り口
を探す、先行部隊はこの分岐を見逃し先に行ってしまった。1・2km越した箇所で待っていた
ので全員合流。その場で作戦会議、那智の滝を見学すると宿屋に戻るのが遅くなるので内田
・吉田・夏目・鈴木親子の脚力が弱いものは見学せずに井関まで降りてそのまま川湯温泉
を目指すことに、その他はもう一度分岐まで戻って上の公園から那智の滝まで熊野古道を
下りて那智の滝を見学することとなった。

 
見学組みは熊野古道を担ぐ)   (那智の滝にて)

先行隊は5時40分ごろ、見学隊も6時40分ごろ無事宿に到着。なかなかハードな一日でした。


5月5日(月)
川湯温泉〜熊野本大社〜十津川温泉〜湯泉地温泉  約35km


今日は最終日、予定としては谷瀬のつり橋までだが帰りの渋滞もあるのでころあいを見て動く
ことに。早朝、吉田・市川・井川・夏目は川湯の露天風呂に一風呂浴びてきたようだ。


 
川湯温泉 露天風呂)

8:30出発、まずは熊野本宮大社にご参拝。その後国道168号を北上。奈良県に入ったとこ
ろから二津野ダムに向けてじわりじわりとのぼりがきつくなる。ダム手前の道路わきの滝にて
小休止して呼吸を整え何とか乗り越える。


(熊野本宮大社に参拝)
 
(じわりじわりと坂がきつくなる)
 
(ダム手前の道路わきの滝にて小休止)

十津川温泉のバスターミナルすぐのコンビニにて休憩。その後、湯泉地温泉のにある道の駅
「十津川郷」にてちょうど良い時間となり今回の旅を終了した。

 
(皆マイペースでペダルを回す)

   (道の駅「十津川郷」にて旅を終了する)

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