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2004年5月19日(水)
 
「御斉(おとぎ)峠ツーリング」

上野・信楽の山や川、そして味を楽しみました。


参加者 けった 


(御斉峠 付近)


5月19日(水)

上野市〜御斉峠〜信楽町〜伊賀町〜上野市  約50km


今日は休日出勤の振り替えでお休み、嫁さんとの交渉の結果一日のお暇をもらえる
こととなった。朝の出かけは子供たちに悟られないように、前日の晩に自転車・用品
を車に詰め込み、定刻に出勤するように出かける。10時、本日の目的地三重県上野
市のJR伊賀上野の駅前駐車場に到着、さっそく自転車を組み立てる。今回の自転
車は、今年の冬に組み立てたプジョーである、実は調整を兼ねた初走りである。出発
前にペダルだけSPD対応のペダルに替える、理由は標高差約500mの御斉峠を
42×24のサイローで越えるためにはどうしても引き足が必要だからである。


(JR伊賀上野駅前 市営駐車場にて)

10時20分出発、まずは上野城見学のために南下する、上野城・忍者博物館を見学した
ら時刻は11時、ここで早い昼ごはんを城の近くの田楽屋「わかや」でとる。
今回のプランは、数日前に御斉峠を走ると決めてネットで検索したら、cancanさんのHP
に紹介してあったコースをそのまま採用させていただくこととする。


 
 (田楽定食)

11時30分、店を出て「いよいよ出発だ」と思ったらポツリポツリと降ってきた。天気予報
では「昼過ぎまではもつと言っていたのに」と思わずうなる。しかし、せっかく来たのだしと
様子を見る形で走り出す。田楽屋の道を西に進み、坂を下ったら石の道しるべを右折
御斉峠に向けてハンドルを切る、しかし雨はやみそうも無くカッパの上着を着込みFバック
にレインカバーをつけて進む。

 
(上野市内の石の道しるべ)      (御斉峠への道、左すそに向けて峠道がわかる)

峠にあるゴルフ場まで5kmの看板を見つけ、さあいよいよ峠道だと気合を入れるが
アプローチに入ってすぐにギヤがなくなる。最近はフロント26Tになれ、1:1のギヤが
主流になっているので若かりし学生時代に踏んだ42×24では足り無すぎる。しかし、
愚痴を言っても仕方ないし、たかが5km歩いて1時間の道のりノンビリ行きましょうと
古傷の膝に負担をかけないようにゆっくりした立ちこぎで高度を稼ぐ。林道分岐までの
直登の坂はしんどかったが、それ以後は峠路らしい雰囲気の良い道を楽しみながら
ダンシングしていく。アプローチから30分ぐらいで峠の記念碑に到着、雨で視界は良く
ないが上野市街が見渡せる。実際の峠はもう少し先で峠には歌が書かれた石碑が
立っていた。


 
  (御斉峠跡 記念碑)              (実際の峠にある石碑にて)

峠からの下りの道は滋賀県に入る、道は一車線になるが周りは水がしっかり張った
田んぼのなど見て楽しい風景が続く、途中の分岐で神山方面にハンドルを切るがこの
県道も素晴らしい渓流沿いの雰囲気の良いコースであった。神山に到着後、信楽焼き
の狸が見たくてチョットハンドルを左に切る、町に入る手前のところにあった狸庵という
焼き物や入ってFバックに入る狸の焼き物を土産として購入する。

 
(信楽焼きの狸が見たくてチョット寄り道)

狸を見て満足したことろで神山に戻り、県道信楽・伊賀線にハンドルを切る現在は雰囲
気のよさそうな道だがすぐ脇に二車線の立派な道を作っているのでまもなくこの雰囲気
では走れなくなりそうだ。程なく軽い上りがピークになって下り始める、ここも渓流沿いの
素晴らしいコースである。



(県道 信楽・伊賀線のピークにて)

伊賀町に入ると再び三重県である、そこからは雨の中足早に車をデポしたJR伊賀
上野に向けて黙々と走る。2時30分ごろ無事到着、雨でずぶ濡れの服を急いで着替え
帰り支度をする。帰路には駅前の伊賀屋にて牛タン・とろろ・麦飯定食をかきこんで
家路に向かうところとなった。


(伊賀屋 牛タン・とろろ・麦飯定食)


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