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2004年8月22日(日)
 
しらびそ峠・下栗」

南アルプスを望む山岳ツーリング!


参加者 内田・市川・千村・鈴木家族 


(しらびそ峠から下栗までのエコーラインで熟睡した娘)

上村〜しらびそ峠〜(エコーライン)〜下栗〜上村   約45km


長野県南部下伊那郡上村、矢筈ダムからトンネルを抜けて出たところで、私が自転車を組立
走り出す。市川氏・千村君は7km下った(標高差200m)上村まで車でおりそこからスタート、
いわゆるハンディである。内田氏とわが家族は車にて伴走しながらしらびそ峠まで。自分は峠
まで15km(標高差1000m)を何時追いつかれるかと思いながらマイペースで進む。走り出
してすぐ鹿の親子を発見、こちらの気配に気付くと山の中に逃げていった。道は新しい部分は
道幅が広く車は走りやすいだろうが勾配が急になっていて自転車には辛い、程なくセンター
ラインがない道になると斜度も落ち着いてきてペースもとりやすくなる。ギヤはフロント24Tで
後ろ20T前後を中心に無理の無いペースで進む。走り出しからの中間地点、蛇洞林道入口に
て最初の休憩、ここまでちょうど1時間まずまずのペースである。

 
(進むほど対面の山が低くなる)                  (蛇洞林道入口)

追撃退の2人を気にしながらペースを作るが自分の計算だと多分峠の1km手前ぐらいで
つかまるだろう。峠までの道には1kmごとに「あと何km」の板看板があるのでメーターの
付いていない自分にとってはペースをつかむ上で大変助かった。斜度は6月に走った乗鞍
スカイラインよりも緩いので助かる。出発から2時間ぐらいでしらびそ峠に到着。追撃の2人
は10分ほどで到着、追いつかれはしなかったが一緒に走っていれば思いっきり離される
結果だったようだ。


 (しらびそ峠にて)

峠からしらびそ山荘へ、15年前・10年前と2回ほど来ているが、山荘はすっかり立派に
なっていました。ここで昼食をとり休憩、山荘前の広場には以前からあった森林鉄道の
機関車がありなんとなく安心しました。

 
(しらびそ山荘)                 (森林鉄道で使われた機関車)

山荘からはエコーラインを通り、「日本のチロル」と称される下栗へ。ここから自分は長女を
後ろに乗せて走りだす。前2回の時でもここを走っているが、事前の情報で全線舗装された
情報があったのでどのようだろうと思いながら進む。途中、御池山クレーターなどの掲示板
を見ながら感じの良いくだりを楽しむ。


 
  (山荘にて長女を乗せる)              (エコーラインの下りを快調に下る)

御池山を過ぎたあたりから道は急坂下りとなり、コンクリ道路になったらそれはすごいもの
だった。ブレーキは常にかけっぱなしで下栗についた時にはリムがチンチンに熱くなって
いた。


(エコーラインからの眺望)

 「なんでこんな所に集落があるの」て所にある下栗集落。きつい斜面・上村からのメイン道路
からも外れた山奥になぜか集落がある。下栗の集落をノンビリと3台の自転車は下ってゆく。

 
(下栗集落には平らな所などありません。畑も斜面にそのまま作ります)

の下栗から遠山川沿いに下り、国道152号線上島に、そこから上村までゆったりのぼり
役場のまえの駐車場にて今回のツーリングを終えました。




(2004.8.29)

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