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2005年5月3日(火)〜5日(木)
 
「GWツーリング」
(岡山北部:鳥取)


5月ではない暑さの中、中国地方まで遠征に
「47都道府県走破!!」


参加者 市川氏・内田氏・けった家族  


(親子ツーリング 倉吉〜関金間)

5月3日(火) 大原町(岡山県)〜志戸坂峠〜智頭町(鳥取県)〜河原町〜鳥取市 約60km


GW渋滞の中、東名・名神・中国自動車道と乗り継いで、岡山県大原町に付いたのは午後1時。
ここは剣豪宮本武蔵の生誕の地、資料館前の駐車場で急いで支度をして、簡単に見学後、1時
30分スタート。岡山県を走り出したことで、27年間かかって日本47都道府県を全て走破したこと
になった。今回は我々の地元からでは結構な遠征となったので、参加者は少なく3台の自転車の
ツーリングに、荷物運搬用の車は嫁さんが運転することとなった。


  
(武蔵資料館前の駐車場にて)                 (武蔵生家跡で記念写真)

自分の後部シートには今年で3年目の長女が座る、年々成長し今年も昨年よりも負荷がきつく
なる、制限体重では今年が最後ぐらいか。国道373号を北上し、西粟倉村の道の駅から旧道
を走る、トンネルで新道と合流するが旧道トンネルに向かう。つづら折れの峠らしい道の中、桜
並木が気分を爽快にさせてくれる。が、しかし旧道トンネルは封鎖され、しかたなく引き返し新道
トンネルを越えて鳥取県に入る。トンネルをでて再び旧道に入る、旧道は昔の町並みを残しいい
感じ、なんといっても車も少ないことがいい。


 
(志戸坂峠旧道の桜並木)                  (旧道トンネルは閉鎖されていました)

智頭町に入り、川沿いの国道の路肩が狭いために旧道に逃げる。それが大正解、古い町並み
が残り、杉玉が家には吊るされた風情がよい。通り沿いの造り酒屋の茶店で冷やし甘酒で
チョット一休み。

 
 (旧道に一歩はいると古い町並み)                  (杉玉作り工房にて)

 
(諏訪酒造の茶店で一休み)                  (漫画「夏子の酒」にも登場した諏訪泉)

あんまりノンビリもできないので3時半過ぎに智頭を出発。千代側沿いに日本海に向かい鳥取を
目指す。しかし、道は下り基調だが向かい風で結構難儀しながらも6時に鳥取駅近くにある本日
の宿屋に飛び込んだ。



(本日の宿屋 ホテル モーリス)

5月4日(水) 鳥取砂丘〜鹿野町〜佐谷峠〜三朝温泉〜倉吉市
〜関金町〜犬挟峠〜蒜山高原(岡山県) 約90km


8時といつもよりも早めに宿を出発、まずは鳥取砂丘まで車で移動。砂丘見物後、ツーリングの
準備をしていると、さすがGW朝の9時で駐車場に入る渋滞が出来始めた。内田氏のパンクによ
るタイヤの張替えもあったが9時過ぎに砂丘を自転車3台は出発。嫁さんと長女は巨大な砂場で
しばらく遊んでいくそうだ。今日の後部シートは次女が乗った、初めての長距離ツーリングだが
どうであろうか、しかし長女よりも5kgほど軽いので負担は明らかに軽い。


 
(鳥取砂丘にて)                     (本日の後部シートはツーリング初心者の次女)

本日の目的地蒜山に向かいうには倉吉までは日本海沿いの国道9号線走れば起伏も大きくなく
近道であるが、交通量も多そうなので一歩山側のルートをたどる。湖山池南部の県道21号を
走る。池を越えると鹿野町に向かう間に一山越える、これがボディーブローのように後からきい
てくる。鹿野町の町内を抜け、県道21号は上り基調に、河内という集落で一休み。ここから佐谷
峠に向けて本格的な上りとなる。峠までの道は昔ながらの曲がりくねった道なので自転車で上る
にはありがたい。精も根も果てた状態で12時30分ごろ峠に到着。

 
(佐谷峠までのつづら折れ)             (峠には休憩所がありました)

 
(グロッキーの親父)              (回復後、次女と記念撮影)

峠からの下りは思いっきり楽しみました、途中重要文化財(だったかな)の投入堂の周辺では
多くの車で、早々に立ち去りました(投入堂はどこにあったんだ?)。三朝温泉までおりて町の
食堂でようやく遅い昼食をとる(この時、嫁さんからメールがありようやく鳥取を出たそうだ)。



(三朝温泉の食堂にて昼食)

午後からは昨日のように日本海側から山側に向かって風が出始める。三朝から倉吉までは
向かい風に苦しんだが、反対に倉吉から関金に向かうときには追い風となりペダリングが楽
になる。しかし、楽になるはずだが、2人のペースにちょっと付いていくのがしんどくなる。たが
が18km/hのペースがやっとである。関金に3時30分着、当初の予定では旧道の峠越えを
計画していたが、時間も心配なので内田氏は新道のトンネルを行くことに、自分も迷ったが
1時間半も見ておけば付くだろうと、旧道を市川氏と行くことにする。旧道も本格的に上りだす
ときつくなる。途中の展望台までけっこう良いペースできていたが、そこの案内板の峠までの
地図を読み間違えて、ペースが狂い4時半過ぎにやっとのことで犬挟峠に到着する。


 
(犬挟峠 再び岡山県に入る)               (犬挟峠近くの登山道休憩所にて)

峠からは今夜の宿泊地、蒜山国民休暇村まで最後の余力で走りきりました。


5月5日(木) 蒜山高原サイクリングロード 約30km

今日は帰りの高速道路の渋滞を考えて午前中であがることに。市川氏と自分(次女つき)の2人
で、蒜山高原のサイクリングコースを走る。30kmの距離に初心者・子連れ家族には結構な距
離だろうなと思いながら走るが、なかなかどうして道はしっかり固められた上で舗装してあるので
しっかり走れ、上り側の方は急坂が出来るだけ少ないように作られていたので、2時間ほどで走
りきれました。今回のツーリングは3日間とも雨の心配がなく暑いくらいの陽気の中、楽しく走るこ
とができました。


 
(昨晩の宿 蒜山国民休暇村)               (ここの食事は晩も朝もバイキング)

 
サイクリングロードは蒜山の広大の風景を眺めながら爽快に走ることが出来ました)


(2005.5.15)

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