ライン

2006年8月25日(金)〜27日(日)
 
「長野県中部ツーリング」

6年ぶり宿泊ソロツーリングのんびり
ベダリングを楽しんできました。


参加者  けった


(四十八曲峠下りから 戸倉上山田を望む)

8月25日(金)

浅間温泉〜稲倉峠〜地蔵峠〜青木峠〜修那羅峠〜四十八曲峠〜戸倉上山田
距離 約60km


松本市の浅間温泉に車をデポし9時40分出発。国道143号を進むのだが交通量が多いので
地図で稲倉峠の迂回コースを見つける。通行止めの看板があったがかまわず進む、結局全線
舗装の良いコースであった。どうやら廃道にしたいらしい・・・。


 
(稲倉峠分岐にて)               (峠途中には浅間温泉市街が見える)


(稲倉峠にて)

峠を下り国道143号に入り、地蔵峠を目指す。バイパスのような道が面白くないので併走する
県道を走りながら標高を稼ぐと地蔵峠(会吉トンネル)に到着、信号機の青でトンネルをくぐり
高度をほぼ水平に移動して青木峠(明通トンネル)に到着。

 
      (信号機による交互通行の会吉トンネル)          (2つの峠の間は水平移動でした)      

青木峠からは一気に下る、四房から左折して再び上り修那羅峠をめざす。県道なので雰囲気の
良い峠を期待したが味も素っ気も無いアプローチののち峠に着く。しかしくだりはまずまずの
雰囲気の集落を通過していく。午後1時ごろ坂井のそば屋にて昼食、残りは少ないので休憩を
兼ねて1時間ほどゆっくりしていく。


 
(修那羅峠にて)                   (坂井のそば屋にて昼食)

坂井を下りきり右折、本日最後の四十八曲峠を目指す、積雪対策でフードの付いた区間では
斜度もきつく踏ん張りどころ、昼食後で足がなくなったのか力が出ない。ダムを越したところで
自分の地図には掲載されていないトンネルが出現、どうも旧道の入口はすで通りすぎたような
ので、トンネル(坂上トンネル)を抜けて行くことに。


 
(四十八曲峠 坂上トンネルにて)

峠下りは本日の目的地、戸倉上山田方面が見渡せる好ポイント、気持ちよく下る途中には街道
としての四十八曲峠の導入口やリンゴ園などが見られた。

 
    (旧街道、四十八曲峠入口)             (リンゴ園 青リンゴの実がわなわなと)

4時チョット前、戸倉上山田温泉の本日の宿に到着、一番風呂に入りしかっりした料理もいただ
き本日は終了。


8月26日(土)

戸倉上山田〜上田〜別所温泉〜小諸
距離 約60km


今日も天気が良い、目的地小諸までは直線距離だと40kmちょっとなのであせることはないと
戸倉上山田周辺をポタリング。1時間弱うろついた後、県道77号で上田市に向かう。


 
(温泉市街)                             (千曲川)

上田市街では上田城を中心に市街地を適当にポタリング、町並みを見て楽しむ。


 
(町並みを楽しむ小道)                          (上田城)

上田市街からは上田交通の線路沿いにペダルを回す。残念ながら走っている電車を見ることが
できずに別所温泉に到着。ちょうど昼飯時だったので大師の湯で一風呂浴びてから昼食。


 
(別所温泉駅にて)                    (大師の湯にて)

昼食後、安楽寺の八角堂を見学、しかし寺は無料だが八角堂を見るにお金がかかるとは・・・。



別所温泉から県道82号で丸子に入る、このあたりからBBから異音が出始める。ペダリングに
注意しながら距離を進む。丸子からは千曲川を挟んで国道18号の対岸側を走る。今日は風が
吹いて夏にしては涼しい日だが、残念なことに向かい風となりけっこうしんどい進行となる。小諸
手前に布引観音の入口があったがけっこう歩きそうなのでちょっと休憩して先に進む。小諸に
3時過ぎに到着、ここで自転車古物商のN氏さんところにお邪魔する。ここで4時間も話のお相手
くださり(次回の時には何か購入しますね)、7時30分ごろ小諸市内の宿屋に到着する。





8月27日(日)

小諸〜海野宿〜鹿教湯〜(美ヶ原公園西内線)〜武石峠〜浅間温泉
距離 約60km


出発前に宿屋近くの懐古園を散策、展望台からの千曲川がまた雰囲気が良かった。


 
(懐古園入口)                    (展望台から千曲川を見下ろす)

本日は国道18号を下りながら、北国街道を見つけるとそちらに入り町並みを楽しむ。大屋まで
の15kmの道のりで標高差200mを下るのでペダリングは快調だ。海野宿では町並みを楽しみ
ながら先を進める、しかしこういうツーリングは気分が良いものだ。


 
(北国街道 一里塚跡)                      (海野宿の町並み)


大屋から国道152号・254号と鹿教湯に向かうが今日もBB周辺からきしむような異音がする。
昨日、N氏のところでストロングライトの右クランクをはずしBBのワンを締めたのだがダメな
ようだ。そのうち左クランクが回転のたびにずれるような状態に、我慢できなくて一旦止まってチェ
ックしてみたら左のキャップがなくなっている、さらにクランク締めナットを手で触ってみると完全に
緩んでいた、そのせいで左クランクは緩々の状態になってしまったのである。ナット締め工具が
無いのでトルクがかけれないがペンチで締めて走り出す。しかし、数百mでナットは緩む、その
都度締めなおすちという行為をその後ゴールまでしていく事となった。
鹿教湯の温泉街にある蕎麦屋で昼食、ここから武石峠までの上りに気合を入れる。


(鹿教湯温泉街にある蕎麦屋にて昼食)


鹿教湯から三才山トンネル料金所までの道のりを調子よく登る、振り返ると結構な斜度だがなぜか
調子よくギヤがあまっている。料金所の休憩所で一休みして料金所左手にある通行止めの県道に
ゲートの横から自転車を入れて武石峠に向かう。このコースは昨日、N氏に教えてもらったもので
車の通行も無く気持ちの良いコースとのことである。最初の簡易舗装が全部はがれ「こりゃ大変だ」
と思ったが程なく簡易舗装のアスファルトもきちんとしてきて静かな山道をひたすら登ることになる。


 
      (三才山トンネル料金所)           (料金所左手にある県道入口、ゲート右側から入る)

道は一箇所崩落したところがあったが崖を削って通れるようになっていた、標高を進めると
いよいよ足がなくなり、簡易舗装がはがれてきたところも多くなり押しも徐々に増えてきた。


 
(崩落現場)                        (簡易舗装がはがれた状態)

しかし峠はなかなか近づかない、斜度もきつくなり雨が降り出してきたので道路のコケで
押しても乗ってもスリップする。3時ごろようやく武石峠に到着、後は浅間温泉まで激下りだ。
コーナーも多いので車と変わらない、途中BMWが道を譲ってくれるほどだ。リムが熱くなった
ころ美鈴湖を通過、さらに温泉街に下る途中で大学生と思われるツーリング集団とすれ違う、
彼らは美鈴湖で野営だそうだ。MTBにサイドバックをつけて女子も必死に登って行った。
今回の旅であった唯一のツーリスト達であった。浅間温泉の共同浴場で一風呂浴びて今回の
旅の終焉となった。帰宅時には久々にソロツーリングの許可をいただいた、奥方殿にお土産
を買って帰ったのは言うまでも無い。



(武石峠にて)

(2006.8.31記述)


旅日記トップ
トップ アイコン
トップ

ライン