
2008年3月26日(水)
「千万町街道探索A」
地元の「忘れられた街道」を再び探索。
ソロ・ツーリング

(千万町街道にて)
藤川→桜井寺→切越→千万町街道探索→秦梨→藤川 約?km
1月の探索で千万町街道の一部を見つけ出し、昔の人の生活道を楽しく走ることがで
きました。そこで何とか草が生える前の今シーズンもう一度探索することにしました。
今回は切越地区に直接向かいます、途中、桜井寺を横目に見て川沿いの道を上ります。
(切越地区に向かう途中に桜井寺はあります)
須佐之男神社が見えると切越地区の入り口です、ここから道の勾配も一段ときつくなり、
むりせず押して進む箇所もあります。千万町街道への山道入り口は前回と同じく、切越
地区の最奥の民家の横から担ぎ上げて行きます。
(切越地区の入り口、須佐之男神社) (切越地区に入る)
尾根部まで担ぎ上げると昔の街道筋に当たります。ここを前回と同じく右手に上り始め
ます。前回は乗車率も大変良く落ち葉の絨毯のような道でしたが、今回はそこらじゅうが
ぼこぼこの常態でした、どうやら猪が砂浴びのため堀り返したためのようです。

(前回も走破した、切越から千万町街道に合流する旧街道)
しばらく上ったところで前回、選択を迷って未走破の左の街道筋を今回は進みます。
ここからは道はしまっていて、路面が良く見える道筋になり乗車率が格段によくなり
ます。しばらく、道なりに下っていくと四辻になりますが、そのまま直進します。すると
右手に昔田んぼとして開拓された(今は木々に覆われてますが、田んぼの石垣がしっ
かりわかります)場所に出ます、左手の山筋には地蔵さんが祭ってありました。

(四辻を直進しました) (昔の開拓地跡に祭られた地蔵さん)

(開拓地跡に残る巨石)
開拓地跡から進むと小川と平行して下っていきます。一箇所道筋が崩れ自転車を担いで
越えていきました。

(水のきれいな小川と平行して進みます) (一箇所道筋が崩落していました)
小川と平行した街道は時機に左手に離れ、それと同時に道筋は上り返すように上がっ
て行きます。上りきった尾根筋は四辻になっていますが、千万町街道は尾根を越して
直進せずに(たぶん古部の集落につづく)、右折していきます。ここでは千万町街道を
保存する会の方々が立ててくれた看板が助けてくれました。

(右手街道を登ってきて左手道筋に右折する) (千万町街道を示す立て札)
道筋はしっかりしていますので安心して進みます。しかし、切り通しを下ったところで
右に向かう道筋があります。先ほどと同じく立て札がありますが、今回は指示する方向
が良くわかりません。自分の感覚から右折方向が正しい方角に進むとみられたので右
折しました。

(切り通しを越えたところに右折の道筋が、今回は右折して行きました)
この右折、しばらく道筋は良かったのですが、そのうち廃道となった林道にあたり、その
まま道なりに進むと県道335線に出てしまいました。どうやら、先ほどの右折が千万町
街道から外れる枝道のようでした。

(街道筋から林道、県道へと出てしまいました)
もと来た道を戻る時間が無かったので、県道を少し下ったところを左に折れて、変電所
方面に向かい、別の場所から千万町街道に戻るようにトライしてみます。変電所手前を
Uターンするように尾根部に向かい尾根筋からしばらくすると、右手に未舗装の道を見
つけ、入ってみることにしました。

(変電所手前左から上ってきて右手側にUターン) (左手の舗装路を上って尾根筋に)
未舗装の道からは千万町街道が見つけられませんでしたが、進む方向があっているの
で、ここを進みます。しばらく行くと右手に地蔵さんと道路改修の石碑がありました。改修
時が大正14年と石碑には刻まれていましたので、車が入る以前ですので荷車等が通れ
るように改修されたと考えると、ここが千万町街道かもしれません。

(大正14年道路改修の石碑)
道をそのまま下りますと、途中には祠があったり、「岡崎市自然の家」敷地の看板を
確認したりできました。

(途中に祭られた祠) (岡崎市自然の家の敷地を示す看板)
さらに進むと道は突然きれいな舗装路にでてきます。およそ一般の方々が入り込む場所
でないところに非常に手間のかかった道路です。

(林道から舗装された立派な道路に合流します)
舗装路を下りきると秦梨地区に出てきました。今回の探索はここまでです、今回も昔の
人々の生活道を探しながら楽しい探索のツーリングができました。

(舗装路を下ると秦梨地区にでました)
(2008.3.30記述)
