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2010年1月11日(月)
 
「鳥川周辺小峠&宮路越し
古道めぐり」

冬の寒い日は風の入らない山サイが楽しい。
赤坂宿周辺の山の古道を楽しみました。

 
(鳥川のホド田山にて)               (鎌倉古道 宮路越しにて)

参加者 corsaさん・けった


(岡崎市立鳥川小学校 「山歩きの地図」より抜粋)

藤川〜大重〜ホド田山〜ゆうびん峠〜鳥川〜古坂峠〜赤坂〜宮路越し〜長沢〜藤川
約30km

今回はcorsaさんと以前から打ち合わせしていた、「東海道53次、宿場町の赤坂宿周辺の
古道峠めぐり」をしましょうということで出発です。江戸時代には宿場町の周辺の部落は助郷
という形で宿場町との交流がありました。よって周辺の部落から今回の赤坂宿に向けての生
活古道が多くあります。今回はそれらの古道および鎌倉時代の古道(宮路越し)を巡ります。
corsaさんと藤川で待ち合わせて、9時40分ごろ出発。岡崎市大重地区に向かいます、大重
地区のゴルフ場を迂回するように奥まで走って行くと奥の行き止まりが、大重と赤坂を結ぶ
無名峠です。
  
(大重地区 ゴルフ場を迂回する舗装路を進みます)  (無名峠に到着)        (赤坂に向かう下り道)  

当初の予定では、ここを赤坂まで下る予定でしたが、昨年鳥川地区で見つけた鳥川小学校(20
10年3月廃校)製作の「山歩き地図」に掲載されていた鳥川地区の古道峠がこの無名峠から近い
ので予定を変更して尾根沿いに上るホド田山を目指します。

  
(無名峠からホド田山は尾根沿いを歩いて20分くらいの距離、しかし山頂付近は結構な急勾配でした)

尾根沿いを自転車を押したり担いだりしながら約20分、ホド田山に到着。山頂には鳥川小学校
の方々が整備した案内板や鐘がありました。


 
(山歩きの地図に掲載されている場所は案内板等がきちんと整備されていました)

 
(ホド田山からは三河湾、渥美半島、太平洋まで見渡せます)


ホド田山からは「山歩き地図」の経路に沿って平和山・ゆうびん峠・元気山を巡ります。どこも
しっかりした経路と案内板が整備されており楽しく進みます。

  
(平和山)                 (ゆうびん峠)              (元気山)

元気山を越えた分岐で、バラ園に向かう「ゆうびん古道」を下ります。途中まで案内板がありま
したが、倒木等により道が途中でわからなくなりましたが、そのまま尾根沿いにくだり「誓い石」
を見つけます。「誓い石」も倒木に覆いかぶされちょっとわからない状態ですが、地域の歴史を
残す貴重な史跡のようです。


(ゆうびん古道は倒木で途中わからなくなります)
  
(道がわからず尾根沿いに下ると「誓い石」を偶然見つけることができました)

「誓い石」から再び、案内板を見つけ、「ゆうびん古道」に戻ります。昔段々畑だったところの
わき道を通り、バラ園近くの舗装道路にでました。


 
(段々畑だった脇を通る「ゆうびん古道」)

舗装道路とおって鳥川地区に一旦でて、今度は古坂古道を通り赤坂地区の萩に向かいま
す。古坂古道も昔は段々畑だったところの脇を通りながら標高を上げていきます。最後は
古道らしい折り返し道を通り切り通しの「古坂峠」にでました。雰囲気の良い古道は、鳥川
地区まで良く整備されていましたが、萩地区側は途中で道程がわからなくなりました。それ
でも県道に出て萩地区まで降りてきました。

 
(古坂古道入り口)            (古坂峠は切り通し)
        
(古坂峠案内板)   (萩地区にある龍源寺道石碑、この道が古坂古道か?)

萩地区から赤坂まで下りて国道沿いのコンビニで昼食、その後は鎌倉時代の東海道?
を走ります。鎌倉のコースは江戸時代の東海道と若干コースが違います。赤坂地区から
長沢地区に向かうコースも現行の川沿いの道ではなくわざわざ宮路山脇の山中を通る
コースになっています。まずは赤坂の郵便局の脇の道から山中に向かう道に入ります。
かなり奥まで舗装道路が続いていますが、最後は階段上りになります。ここを担いで行く
と「宮路越し(峠)」です、ここは宮路山・五井山に向かうハイキング道と一緒になっている
ので、自転車の通行は慎重に行います。「宮路越し」の後は古道と思われる道程が、県道
になっているのでそのまま下り長沢地区に出て帰路に向かいました。

  
(宮路越し最後の区間は階段の担ぎ上げ)               (宮路越し「峠」にて)

(「宮路越し」も切り通しになっています)

(2010.1.17記述)


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