ライン

2011年8月26日(金)〜28日(日)
 
「四万十川 親子ツーリング」

下の子との初めての親子宿泊ツーリング。
四万十川と沈下橋を巡りながらのんびりと旅してきました。






 (第一 三島沈下橋にて)

参加者 けった親子
 

8月25日(木) ツーリング開始前日

24日の午後10時過ぎに自宅から車で高知に向けて出発。ツーリングのスタート地点「四万十川
源流センター せいらんの里」に早朝ついて、旅の荷物と自転車を預ける。そのまま車でゴール地点
四万十市の中村駅に向かう、中村駅裏の無料駐車場に車をデポし、鉄道・バスにて午後3時、再び
スタート地点に戻る。その後、四万十川源流地点に向かう。本日の宿泊は源流地点に近い「せいらん
の里」、施設前には小さな小川の四万十川が流れている。

 
(土佐くろしお鉄道 中村駅)        (土佐久礼駅からバスで向かう)
 
(四万十川源流地点 ここへは歩いて上る)

(源流の碑 ここまで車で行ける)


8月26日(金)

 
26日ルート図@                 ルート図A

 
ルート図B         ルート図C
せいらんの里〜船戸〜高樋橋〜長野沈下橋〜一斗俵沈下橋〜米奥の沈下橋〜
窪川(岩本寺) 約50km


ルートラボによるコース図はこちら


自宅を出てくる時の天気予報はツーリングの3日間は全て雨、しかし、日に日に天候は好転、
天気予報では雨は午前中に上がるとここと。多少雨が弱まったころ宿屋を出発。スタートして
すぐの頃は時折雨脚も強くなることも有りましたが、しだいに霧雨、そしてあがってきました。


 
(昨日宿泊した「せいらんの里」)             (船戸の集落)

下の子は本格的なツーリングはこれが初めて。急な下り坂、雨の日の道路判断、細い道の
コース取りなど、そのつど走りながら教えていきます。そのうち「高樋沈下橋」に到着。今回は
四万十川下りとともに沈下橋を巡ることも旅の楽しみにしています。

 
(四万十川最上流の沈下橋「高樋沈下橋」)

コースは県道19号を主体に窪川まで目指します。交通量は比較的少なく、四万十川を横に
眺めながら進みますが、まだ上流部ですので時折細いくねくね道や急な下り坂も現れます。
久万秋の湧き水で休憩後はちょっと県道から対岸の道路を走りますが、しばらくしてすぐに
県道に戻ります。

 
 (久万秋の湧き水)            (湧き水近くで「水」を作る工場もありました)

 久万秋の湧き水からすぐに久万秋沈下橋を発見。沈下橋を渡って一旦県道とは対岸の道を
進みます。




 大野見 長野地区でブルーベリー狩りで少し休憩。

 
(ブルーベリー狩り)

本日3つ目の長野沈下橋を渡り、県道を一旦外れますが、四万十川を眺めながら走ります。

 
(長野沈下橋) 

大野見 竹原地区では小峠を上り一休み、四万十川も徐々に大きくなってきます。

 
(大野見竹原地区の小峠)


米奥地区では「一斗俵沈下橋」「米奥沈下橋」(ともに車慮通行止め)を見て、この集落にある
食料品店でパンを買い込んで昼食。

 
(一斗俵沈下橋 四万十川にかかる一番古い沈下橋)

 
一斗俵沈下橋
            米奥沈下橋

その後のコースは四万十川を挟んで県道19号とは反対の道で窪川町に向かいます。
窪川に入ると四国88ヶ所札場所「岩本寺」を見学、3時に宿屋に着きました。


 
(岩本寺)            (四万十川のうなぎをいただきました)




8月27日(土)


27日ルート図@
 
ルート図A                              ルート図B

窪川〜若井沈下橋〜上宮沈下橋〜海洋堂ホビー館〜上岡沈下橋〜道の駅「土佐大正」
里川沈下橋〜芽吹手沈下橋〜第1・2三島沈下橋〜柳瀬温泉 約70km


ルートラボによるコース図はこちら

今日も天候は良い、宿を出発後は交通量が多そうな国道を避けて対岸の道で若井地区まで
向かいます。


 
(昨晩の宿「うなきち」にて)        (国道を避け、左岸道路で「若井」に向かいます)

若井地区で国道に戻る橋を渡ると左手側に本日最初の「若井沈下橋」を発見。四万十川の
川幅も大きくなり沈下橋の長さも長くなってきています。

 
(若井沈下橋)

若井沈下橋からは国道を使って上宮沈下橋へ、ここは沈下橋を渡って対岸の田舎道を
打井川までのんびり走ります。

 
 (上宮沈下橋)


 (打井川駅にて一休み)

 打井川からはコース的には国道に戻るのですが、ここでちょっと寄り道。出発時に宿泊した
管理人さんに紹介された「海洋堂 ホビー館」に立ち寄ります。しかし、廃校となった学校
を展示館として使っているので、
 打井川からは5kmの山登りが待ってました。
それでもがんばって登ってホビー館へ、山奥の展示館でしたが非常に多くの方々が見学に
来ていました。自分としては昔の懐かしいプラモデルが見れて良かったです。

 
(海洋堂「ホビー館」多くの人が来ていました)

モビー館見学後は再び四万十川に戻り、下流を目指します。次に見つけた「上岡地下橋」
では、橋を往復して渡ります。


 
(上岡沈下橋) 

「道の駅 土佐大正」で昼食。

 
(道の駅「土佐大正」で昼食) 


昼食後、大正の町の公民館でホビー館の特別展示で個人所有の膨大なプラモデルを
見学。その量の多さにただびっくりでした。

 
(大正町公民館、ホビー館特別展 映画「ガッパ」で使われた戦車) 

大正の町を出発後、「里川沈下橋」は橋が落ちていましたが、現代の橋で対岸に渡り、わき道を
通りながら「芽吹手沈下橋」に向かいます。
「芽吹手沈下橋」では川遊びを30分ほど楽しみました。

 
(里川沈下橋)           (芽吹手沈下橋)


「芽吹手沈下橋」を渡り、急坂を登り今回唯一の峠、屋敷峠を越え、三島地区へ。
ここでは中州を経由して2本の沈下橋が架かる「第一・二 三島沈下橋」を渡り、国道を大きく
迂回します。

 
(第一 三島沈下橋)

(第二 三島沈下橋)


「道の駅 とおわ」で小休止後、今晩の宿「柳瀬温泉」を目指します。トンネルをぬければ
すぐですが、ここも四万十川沿いに進み景色を楽しみます。宿屋には5時すぎ到着しました。

 
(できるだけトンネルを通らずに四万十川沿いを走ります)      (今夜の宿「柳瀬温泉」) 



8月28日(日)

 
28日ルート図@               ルート図A

 
ルート図B                           ルート図C

柳瀬温泉〜半家沈下橋〜中半家沈下橋〜岩間沈下橋〜口屋内沈下橋〜勝間沈下橋〜
高瀬沈下橋〜三里沈下橋〜佐田沈下橋〜初崎船着場(四万十川河口)〜中村 約80km


ルートラボによるコース図はこちら

宿を8時に出発。今日も国道を走らず四万十川沿いに進みます。

 
(一軒宿の柳瀬温泉)         (上は国道、前方に「半家沈下橋」)

すぐに半家沈下橋・中半家沈下橋がありました。ここを渡りながら右岸・左岸と行きながら
西土佐の街中へ。カヌー館で給水を兼ねた小休止。

 
(半家沈下橋)              (中半家沈下橋)


 (西土佐カヌー館で一休み)

 「岩間沈下橋」までは四万十川左岸を進みます。途中から国道が合流して交通量が少し多くなり
対向車や追い抜き車両に気を使いながら進みます。


(岩間沈下橋)

「岩間沈下橋」を渡り、国道から離れ右岸の道を進みますが、ここが結構な上り坂が多く大変
でした。「口屋内沈下橋」は橋が落ちているために車両通行止め、すぐ下流にある現代の橋を
渡って再び国道に戻ります。


 
(口屋内沈下橋 橋の右側が落ちているため通行止め) 

その後の2本の「勝間・高瀬沈下橋」は橋を往復して渡ります。四万十川もいよいよ河口近くになる
と、川幅も大きく、水量も多くなってきました。

 
(勝間沈下橋)                           (高瀬沈下橋) 


国道441号も四万十川はずれる分岐から県道340号に、「三里沈下橋」を渡って右岸から
四万十川河口を目指します。


(三里沈下橋)
 
(三里沈下橋では橋から飛び込みを楽しでいました) 

「三里沈下橋」から一山越すと四万十川にかかる最後の沈下橋、「佐田沈下橋」が現れました。
さすがに最下流の沈下橋は長さもあり、橋の途中で車のすれ違いができるように待避場所まで
ありました。

 
(四万十川下流、佐田沈下橋) 


「佐田沈下橋」からはあとは太平洋を目指しだけです。四万十川の堤防道路・サイクリングロード
等を使いながら、右岸のゴール地点「初崎」を目指し進みます。


 
(少しサイクリングロードを走りました) 

「初崎」の船着場(左岸に渡る渡し舟がある)には、国土交通省の「ここから河川区域」の看板
が有り、四万十川源流から河口までのツーリングのゴールとなりました。約200kmの道のり
を下の子は楽しんで走ってくれました。

 
(初崎船着場 ここから先は太平洋) 


(源流から河口まで走りきりました)



8月29日(月) 番外編(カヌー体験)


今日は自宅に帰る移動日なので、午前中「かわらっこ」のカヌーツアーに参加してきました。
川面から見る四万十川もまた一味違った風景で、楽しい体験ができました。




(勝間沈下橋から飛び込みました)
   

   

 


(さらに番外編)

今回不覚にもサイクルグローブを忘れたために、ある町の自転車屋でグローブを求めて散策
していたら、ヤマハ時代のプジョーを展示してあるお店を発見。展示車のほかにも2台ほど
ビニール袋に入った状態のままのプジョーが有るそうです。



(2011.8.31記述)


旅日記トップ
トップ アイコン
トップ

ライン