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2012年5月3日(木)〜5日(土)
 
「GWツーリング 四万十川」

好天の中 清流四万十川を眺めながら
源流から河口まで走ってきました。



(四万十町窪川での宿 美馬旅館にて)

同行者 U氏・U氏・N氏・けった家族


5月3日(木)



船戸〜高樋沈下橋〜長野沈下橋〜一斗俵沈下橋〜米奥沈下橋〜窪川(岩本寺) 約45km


前日、仕事が終わってから四国に向けて雨の中移動開始、深夜午前0時過ぎ香川県の善通寺IC
の近くのビジネスホテルにチェックイン。今朝の6時に起床したら雨は引き続き降っている、朝食後
再び高速に入り高知自動車で終点の須崎東ICを目指す。天気予報では高知方面は昨晩から晴れ
ているとの情報、しかるに予報通り高知県に入るや否や雨が上がり日が指してくる。午前10時ごろ
四万十川源流に着いたときには絶好のツーリング日和になっていました。
四万十川を走るならやっぱり源流を見なければと、登山道を雨上がりで水量の多い沢を登りながら
20分ほど源流地点に無事到着、いよいよツーリングの始まりまです。

 
(四万十川源流)

源流の登山道からツーリングの出発という方法もありますが、細く急坂のある林道のうえに同じよう
に源流を目指してくる車とのすれ違いも危険なので、少し下がったところの船戸の集落で自転車を
組み立てます。今回は走る人は、大人4人に子供1人。我が家の2人の子供たちは1日交代で走り、
走らない子供は荷物を宿屋まで運搬してサポートする嫁さんと一緒に現地観光ドライブです。



(源流より少し下流の船戸よりスタートします)

11時過ぎに船戸から出発です。コースは昨年夏に下の子と一緒に走ってますのでコース取りは
安心して進めていけます。まず高樋沈下橋で沈下橋ツアーもスタートします。このあたりでは四万
十川もまだまだかわいらしい川幅です。


 
(四万十川最上流の高樋沈下橋)

最初の沈下橋から3・4km走ったところの食料品店で「巻き寿司・鳥のから揚げ・ポテトサラダ・
高知といったらのかつおのたたき・デザートでいちご」などの惣菜を買い込み、みんなで楽しく
昼食タイム。


(ここの食料品店で惣菜を購入し、店舗横の店主手づくりのバーベキュー小屋で昼食)

昼食後も九万秋沈下橋・長野沈下橋を渡りながらだんだん川幅が広がって水量が大きくなってくる
四万十川を横目に走ります。米奥地区で一斗俵沈下橋・米奥沈下橋を巡って休憩。休憩は昨年の
親子サイクリングで昼食を取った地区内の食料品店に。店のおばさんに何気なく昨年もお世話に
なったことを話すと、なんとその時の事を良く覚えていてくれました。「また来年もおいでよ。」と出発
の時に声をかけていただきました。



(四万十川かかる一番古い一斗俵沈下橋)

米奥地区から本日の宿のある窪川地区を目指します。県道は交通量も多いので対岸の道を走り
ます。道は細いものの交通量はほとんど無く、四万十川とその周りの風景を楽しみながら窪川まで
走りました。

 
(県道を避け、四万十川対岸の道を爽快に走ります)

窪川に到着後は四国霊場88ヵ所の37番札場所岩本寺を拝観して宿屋に向かいました。


四万十町窪川の岩本寺を参拝



本日の宿「美馬旅館」歴史を感じさせる雰囲気の宿でした



5月4日(金)



窪川〜若井沈下橋〜向弘瀬沈下橋〜上宮沈下橋〜上岡沈下橋〜道の駅「土佐大正」〜里川沈下橋
〜芽吹手沈下橋〜第1・2三島沈下橋〜道の駅「とおわ」半家沈下橋〜中半家沈下橋〜西土佐
 約80km



午前8時30分出発。今日は下の子が同行します。まずコースはJR線沿いの側道を走りながら
若井沈下橋へ。橋の長さも徐々に長くなってきます。



(本日最初の若井沈下橋)

若井沈下橋から先はしばらく国道381号を走ります。今日のコースはメインはこの国道になる
のですが、なにぶん交通量も多いので対岸の道があればそちらへ。また、国道は歪曲する
四万十川の尾根をトンネルで短縮コースになっていますが、できるだけ四万十川沿いの道がある
時はそちらを走ることにしていきます。
と、いうことで向弘瀬沈下橋へは国道から外れて向かっていきました。この沈下橋は一昨日の雨の
影響で水かさが増した川面からわずかに道路面が現れている状態でした。



(一昨日までの雨で向弘瀬沈下橋は沈下寸前)

そこから、上宮沈下橋・上岡沈下橋を渡りながら、道の駅「土佐大正」でちょっと早いお昼ご飯。
今日は駐車場の一角で大型テントを幾張りも立てて地元の方々が、さまざまな売店を開いて
いました。それが、学校の文化祭の模擬店のように安い、あれやこれやと食べまくり、しっかり
お腹は満たされました。



(道の駅「土佐大正」の屋外売店では「うまい・安い」の食材食べまくり)

道の駅からすぐ、国道と平行して走る大正町の町なかを通りました。大正町の町並みは、なんか
懐かしい雰囲気のある町並みでした。


 
(道すがらよった「大正町」の町並み、「焼酎銀行」や作り酒屋の前の酒屋さんはムードたっぷり)

大正町を後にしてから、里川沈下橋・茅吹手沈下橋を経由しながら快調に進みます。


(昨年夏訪れたときには一部橋が落ちていた里川沈下橋も修復されていました)

しばらく国道を進むとJR予土線と平行して架かる第一・第二 三島沈下橋が見えてきます。
前回も思いましたが、この風景はなかなか良いものです。



(JR予土線と並行する第一三島沈下橋)

十川地区手前の河内への四万十川側道はがけ崩れjの為「通行止め」で、本日初めての
シュートカットでトンネルを通りました。十川地区の「こいのぼり公園」はちょうど時期がぴったり、
たくさんのこいのぼりが四万十川を挟んで泳いでいました。



(十川(とおかわ)の「こいのぼり公園」では、たくさんのこいのぼりが泳いでいました)

道の駅「とおわ」でしばらく休んだ後は、大きく湾曲した四万十川沿いを楽しんで、半家沈下橋・
中半家沈下橋と渡りながら西土佐地区に向かいます。


(半家沈下橋)
 
西土佐地区の「川の駅 カヌー館」で休憩をして本日の宿に向かいました。

 
(本日の宿 四万十市西土佐地区 民宿喜多屋) 



5月5日(土)



西土佐〜岩間沈下橋〜口屋内沈下橋〜勝間沈下橋〜高瀬沈下橋〜三里沈下橋〜
佐田沈下橋〜四万十川河口(中州)〜中村 約55km



今日で最終日、四万十川もいよいよ川幅も広く勇壮さを増してきます。それにあわせて沈下橋も
長く長くなっていきます。今日最初は岩間沈下橋、雄大な四万十川と周りの風景にマッチした
自分一番のお気に入りの沈下橋です。


 
(四万十川もここまで下ると雄大になります 岩間沈下橋)

今日のルートのメインとなる国道441号は道幅が1車線しかないところも多く、対向車や追い
抜いていく自動車を気にしながら走らなければなりません。
口屋内沈下橋・勝間沈下橋・高瀬沈下橋までは国道を走りながら見ていきます。


(勝間沈下橋)

三里沈下橋へは国道から分かれて川沿いの道を進みます、三里沈下橋を渡り対岸の道を
通っていよいよ最後の沈下橋「佐田沈下橋」に向かいます。


 
(三里沈下橋)
                     (四万十川最下流の佐田沈下橋)

佐田沈下橋からは四万十川河口に向けてひた走りです。幸いにも河口の堤防道路は走りやすく
おまけに追い風にも助けられ、どんどんスピードが増して行きます。


(堤防道路を快走して一路河口へ)

ちょうど正午に河口に到着!幸いにも3日間とも好天に恵まれ素晴らしいサイクリングを楽しむこと
ができました。



(四万十川河口に到着 今回は中州の突端をゴールとしました)



(2012.5.12記述)


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