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1992年 スイスツーリングF
 ジュネーブ〜チューリッヒ 750Km
  
8月22日(土)
インターラーケン〜ブリンズ〜ブルンニング峠〜
サメン〜アルプナッチ(ピラトス山)〜ルツェルン


ヨーロッパ最古のカペル橋の街ルツェルンは世界音楽祭の真最中。

(ブルンニング峠から望むランゲルン湖)

インターラーケンを出発してブリンザー湖の北側の6号線を走る。湖畔沿いの道を気持ちよく進む。
約20kmほどの4号線との分岐ロータリーで自動車同士の事故に出くわす、軽い接触だったので
同乗者には怪我がなさそうだ、しかし、自分も事故をしないように気をつけて旅を続けよう。
そのロータリーから4号線に入り、4kmほど坂道を頑張り標高1008mのブルンニング峠に到着。
早い時間の峠越えなので比較的余裕をもって超えることができました。峠は街になっており窓枠を
花で飾った家々や鉄道の駅などがありにぎやかでした。



(ブルンニング峠「1008m」にて)

峠を下り始めてコーナーが見え始めると眼下にはランゲルン湖が非常にきれいに見えました。
湖畔沿いは牧場が多く非常にきれいで大きい風景が気分を楽しませてくれました。峠から
20kmでサメンの街に到着、ここでは婦人自転車に乗ったお嬢さんに軽く追い抜かれるという
ショックな出来事が・・・。いくらフル装備といってもこうも簡単に追い抜かれるとは・・・さすが
自転車レース本場のヨーロッパと一人で納得していました。そこからさらに10kmほどしてアルプ
ナッチに着きました。ここはルツェルンなどを見下ろせるピラトス山に上る登山電車の出発駅
です。時間にも余裕があったので登山電車にのってみました、駅の歓迎看板はさまざまな国
の言葉で書かれていました、勿論日本語もありました。車内が階段状に作られた電車はもの
すごい斜度の坂をぐいぐいのぼり標高2120mのピナトス山山頂まで駆け上がりました。山頂は
本来なら素晴らしい風景が望めるのでしょうが、あいにくガスが強く視界がなかったので見れませ
んでした。しかし、この登山電車を乗ることだけでも価値はありました。

 
(ピラトス山へは登山電車で上ります)

下山して本日の目的地ルツェルンに向かいます。1時間ほどで到着。街の中心にあるヨーロッパ最古
のカペル橋を見ていつもの様に宿探しをしました。しかし、これがなかなかみつからない、なんでも今
は「世界音楽祭」の開催中で観光客が目白押し、街の東の宿からいつものように飛び込みでいくが
断られ続け宿が見つかったのは街の西側まできてようやくです。約30分以上を宿探しに費やしま
した。


(ヨーロッパ最古のカペル橋:翌年火災により消失)

宿がみつかりシャワーを浴びたら観光です。街中はいたるところでストリートミュージシャンが演奏を
しており、街が音楽一色になっていました。

 
(ルツェルンの街は世界音楽祭で街角のいたるところでパフォーマンスがありました)

夕食は街中のレストランで待望のチーズフォンデュを食べました。今までは2人前以上でないと注文が
できないようなレストランしか見つからなかったですが、ここでは1人前から注文ができおいしくいただ
きました。

 
(本日の夕食を食べたレストラン:チーズフォンデュを1人前から提供していました)

本日の宿   ルツェルン ホテルローザウス 519号室 


本日の走行距離    82km
総走行距離      435km


  

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