ライン

2012年 
ドイツ モーゼル川家族サイクリング@

「日本〜コブレンツ」 

初めての海外鉄道乗車、
はたしてツアーの集合場所まで移動できるのか?



(フランクフルト空港駅にて時刻表と「にらめっこ」)


8月17日(金曜日)中部国際空港から上海を経由してフランクフルト空港へ

 16:00 中部国際空港発(MU720便)〜17:40 上海東浦空港着

 23:55 上海東浦空港発(MU219便)〜翌6:05 フランクフルト国際空港着


今回の旅はけった家族4人に、ツーリング仲間ですでに会社を退職されているY氏・U氏を含めて
6人である。午後2時に中部国際空港に到着、早速搭乗手続きに入る。6人まとめての手続きに
はいるが、自分が持ってきたダンボールケース(自転車屋でもらった箱)の自転車にクレームが
はいる。「縦・横・高さの合計の長さが基準をオーバーしているので追加料金です」と、手続きの係
りの人が言う。過去何度もダンボールによる自転車運搬をしているが今まで一度もそんなことは
言われたことがなかっただけに、何度も問い合わせるがダメの一点張り。超過料金は確か数万円
と、ちょっと受け入れられない値段。いろいろ話していると、輪行袋ならOKとのことだったので、
機材の破損が心配だったが、輪行袋に入れなおしてようやくチェックイン。航空業界も大変になって
いるだけに、自転車の運搬にも運賃がかかるようになっているようです(事前に聞いていたのは欧州
系の航空会社は自転車運搬代がかかり、アジア系はまだかからないとのこと、今回は中国系の
航空会社だったので、このような対応になりました)。




8月18日(土曜日)フランクフルト空港から鉄道を利用してコブレンツへ

初めての海外鉄道切符購入!

飛行機は定刻より少し遅れてフランクフルト空港に到着。荷物を無事に受け取り空港内の鉄道駅に
移動します。
空港からサイクリングツアーの集合場所コブレンツまでは鉄道を使って移動します。駅
構内ですぐに切符売り場の窓口を発見、語学力の乏しい中、四苦八苦してコブレンツまでの切符を
購入、ホッと一息して切符を確認してみるとどうも4人分の切符しか購入できてないようだ。再び窓
口に行くと、いつのまにか窓口には長蛇の列。すでに購入した切符は座席指定だったので、出発時間
に間に合わなくなると思い、申し訳ないが列を割り込んで、購入した窓口で再発行をお願いしました。


フランクフルト国際空港       マインツ(乗継)           コブレンツ

8:58(ICE1656)   9:15  9:20(IC2216)   10:11

       
(切符を購入している間に構内のパン屋さんでパンを買い朝食をとる) (ホームに下りて時刻表で列車番号を確認)


列車の旅は、マインツで乗り換え、ライン川沿いに北に進みコブレンツまでは約1時間で到着でした。 

   
(土曜日とあってか車内は満員、座席指定で助かりました)     (列車はライン川沿いに走ります)


コブレンツに到着! やっぱり自転車にトラブルが・・・

午前10時にコブレンツに到着、「これはしっかりコブレンツ見学に時間が取れる」と思いながら
駅前で自転車を組み立てる。輪行袋による空輸で泥除けスティが曲がっていたのは想定内。
難なく自転車を組み上げクランクを回し、変速機の調子を確認しようとすると、「ガチッ」という
音とともにチェーンがロックする。一旦逆回転させてもう一度回すとやっぱりすぐにロックする。
変速機周りを確認していくと、なんとチェーンの駒が切れているではないか!これではツーリング
に使うことができない、携帯しているチェーン切りで一駒抜いてつないでも良かったが、道中の
再トラブルが怖いので、いっそのこと街の自転車屋でチェーンを交換してもらうことに。街の人に
自転車屋の場所を尋ねて話しかけると、親切な方が駅前から数キロも離れた自転車屋までわざ
わざ連れて行って案内していただきました。修理には待ち時間含めて2時間だといわれたので、
みんなが待っている駅に再び戻り、参加者と荷物を持ちながら自転車屋横にあったオープン
カフェで、休憩&昼食をいただき、修理時間まで暇つぶし。



(緑の線が行動ルート)

午後1時、自転車屋にてチェーン交換代24.99ユーロ(約2500円)を払い新品のチェーンに
交換してもらいました。


(チェーン交換をしてもらった自転車屋)

自転車の修理の後、とりあえず荷物を持ってツアーの集合場所へ、ツアーボート「MS PATRIA」
は事前の案内場所に停泊していたので、まずは荷物を預かってもらいます。

  
(ツアーボート「MS PATRIA」の屋上テラスに荷物及び持ち込み自転車を預かってもらう) 

荷物を預かってもらい身軽になったところでコブレンツ一番の観光名所「ドイチェス・エック」へ。
ここはライン川の支流モーゼル川がライン川に合流する地点で、エックの先端はちょうど三角形
になった広場でした。その広場を見下ろすようにこれまたでかいリッパな像が君臨していました。

  
(ドイチェス・エックにて)

「ドイチェス・エック」見学後、昨年完成したばかりのロープウェーに乗り、ライン川対岸の城跡を
見学に行きます。城跡からの展望は、先ほどいた「ドイチェス・エック」を中心にコブレンツ市街地
を一望できるものでした。

 
(ロープウェーを使って対岸の城跡に向かいます)

(城跡からは「ドイチェス・エック」を中心にコブレンツ市街地が一望できます)


城跡見学後、市街地に戻り観光及び飲料水等の買出しをしてツアーボートに戻ります。
ボートでは受付・部屋に荷物搬入・荷物整理をし、その後キャビンで参加者及びボートスタッフ
による歓迎レセプション、続けて階下の食堂で夕食と、自分にとってあっという間にツアーが
始まりました。夕食後は移動の疲れですぐに眠りにつくことができました。

 
(モーゼル川に停泊中のツアーボート「MS PATRIA」)   (スタップによる参加者に歓迎レセプション)

(記録 2012年 9月 15日)

  

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