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ロードレーサー(片倉シルク)

 
(昭和55年式 片倉シルクロードを部品の組み替えで復活させてみました。)


 1980年秋、高校1年生の時に通学していた高校近くにあるショップのクラブに入った。
そして初めてのクラブランに従兄弟から譲ってもらったプジョーUE8で参加した。初め
ての集団走行でスピードも一人の時と違いハイペースで走れたことが楽しかった。
しかし帰りがけに雨に降られ、下り坂でマファックレーサーのブレーキが全然きかな
くて怖い思いをした。そこで、俄然ロードが欲しくなり年末にあれこれ考えて片倉シルク
を選んだ。選んだ理由は値段の割りにはパーツ構成は同じ値段の他社よりもグレード
が低かったが、「片倉のフレームは良い」と雑誌の広告に書かれていたのと、青いフレ
ームカラーで選んでしまった(後で知ったことだがシルクロードと言えば「白」が王道ら
しい)。
このシルクでロングツーリング(岡崎から御前崎間往復220kmや岡崎から京都180km
など)や、草レース(日刊高萩ロード・神鍋カップなど)に参加したりした。パーツも前後
変速機をシュパーブ・プロ、ブレーキをNGC400にホイールをサンシンプロフェショナル+
マビックオロ10などに変更していった。しかし、高校3年生のときに信頼していたフレーム
のシートピン受けの割が広がってしまい、いつシートポストがしまらなくなるかとわからない
不安から大学1年次に主力ロードの座をホルクスに明け渡してしまった。
その後、実家の倉庫に保管されていたが、途中で他の自転車の部品取りにされ、そのか
わりに低級グレードの部品が付けられた。今年の正月、そんなシルクを元のパーツで組み
なおそうと、実家から引き上げてきた。部品をばらして、さあ組みつけようという時になぜか
妙な遊び心がムラムラと・・・。なぜか昨年末にカンパコバルトのブレーキセットやコーラス
のペダルが手元に入り、年明け早々に友人H氏が突然のカンパ熱に押されるように、勢い
でカンパレコードトリプルクランクの中古を購入していた。これは、せっかくあるものだから
カンパで組んでみようということになり、以前から手持ちのFメカ・Rメカ・ピラーもつぎ込んで
今回のような形になりました。まあこれから試乗ですが、軽いギヤも36×24ですので、そこ
そこのツーリングにも活躍できるでしょう。

「2003.2.11」

 
部品構成
 フレーム      片倉シルク(石渡022パイプ)
 ヘッド小物            TANGE LEVIN
 B.B            カンパ(トリプルシャフト)
 ハンドル                ニットウ105
 ハンドルステム           パール 80mm
 バーテープ        藤田 革(シロ)かぶせ式
 ブレーキレバー           カンパ コバルト
 ブレーキ本体            カンパ コバルト
 サドル   フジタ シームレス プロフェッショナル
 シートピラー         カンパ グランスポーツ
       ハブ          サンシン プロフェッショナル 120mm
  リム                       フィアメ
  クランク           カンパ レコード トリプル
 チェーンリング アウター カンパ スーパーレコード 53T
           センター カンパ レコード      46T
           インナー カンパ レコード      36T
 ペダル                カンパ コーラス
  チェーン              サンツアー ウルトラ6
 フリーホイール  サンツアー ニューウイナーウルトラ6
 13*14*15*17*21*24
 チェンジレバー サンプレックス SLJ カンパ台座用直付
 Fディレーラー         カンパ レコード 4つ穴 
 Rディレーラー           カンパ ヌーボレコード


   
     (シルクのマーク)    (トリプルクランク)    (ヌーボレコード) (草レースの車検シール) 

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