ねぶたの里

ねぶた会館 その2
青森の「ねぶた」に対して、弘前は「ねぷた」というそうだ。
弘前のねぷたは、ちょうど行灯や提灯のようで、平面に絵が描いてある。

ここにはなかったが、五所川原では「たちねぶた」といって、
たちの高いものがつくられているとか。


福を益る十三の仏たち
「福を益る」ということばは、ねぶたの里のパンフレットのことば。
それぞれの仏が、繁栄や成就をの秘訣を説き明かしてくれている。
「ほう、そんな成功則もあるのか」
と思うようなものもある。
とてもユニークな仏像もある。
ねぶた下絵館
ねぶたが成功するか否かは、下絵で決まるとか。
この下絵をもとに、針金を組み、配線を施し、和紙を張り、色つけをして、ねぶたになっていくのだ。

ねぶた観音
ねぶたを作り上げるまでには、相当な時間と人手と金がいる。
作り始めるときには、
「どうか、成功しますように」と、思わず手を合わせたくなるのだろう。
この観音の台座は、ねぶたのフォルムになっている。