園だより(1月〜3月)

当園の園だよりの1ページ目です。その後に各クラスのクラス便りがあります。
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園だより1月号

新年あけましておめでとうございます。

年末はあわただしい中、クリスマス会、おもちつきと、 年の瀬の行事に子どもたちも大いに盛り上がりました。

年末年始も、ご家族でたのしく過ごせたことと思います。

本年も子どもひとりひとりの個性を深く見つめ大切にしながら、

保育者と子ども、子ども同士、ご家庭・地域と園という 人と人との温かいかかわりの中で、子育てを考えていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

さて、1月はお正月のあそびをとりいれ、 友だちや保育者と楽しく過ごしたいと思います。

また今月中旬から、各学年ごとにご家族の方々に保育を参観して頂き、 園での様子を見てもらえたらと予定しています。

子どもたちもとても楽しみにしていますので、どうぞよろしくお願いします。

中学生との交流より 昨年12月の始め、○○中3年の男女約210名が、 家庭科の授業の一環で今年も園児たちと遊びに来てくれました。

子どもたちは沢山のお兄さんお姉さんに大喜び、 私たち職員も、半分大人で半分子どもの、感性豊かな心に触れ、

ジーンと熱くなるひとときでした。

【(中学生の感想を一部ご紹介します。】

** 自分は小さい頃、誰かに助けてもらって生きているなんて 全く感じていなかったけど、

実は必ず周りの人たちに助けてもらったり、 面倒を見てもらっていたことを実感した。

人は一人で生きてきたわけではないんだなーって感じた。 そして改めて自分が、知らず知らずのうちにとても成長していたことを感じた。

** 子どものためにすることって難しいと思う。 お父さんやお母さんは、とても私のことについて悩んだりしていたと思う。

それを考えると悪いことをしたなと感じてしまうよ。

** 自分が保育園が大好きだった理由が分かった気がした。 それは、先生たちといると落ち着く。

久しぶりに会った先生を見て、すごい落ち着いて、幼児の頃に戻った気がした。少し だけ、昔の自分の姿が浮かんだ

【メールいただきました。】

保育園のHP(ホームページ)をみて、初めてメールを送信させてもらいます。

○組の○○の父親です。 来年春で保育園に行き2年がたちます。 成長≠ニいう点でいつも驚かされます。

先週、3歳の誕生日を迎えました。

赤組の時、父親参観で園長先生が 子供たちに生きる≠ニいう 素晴らしさから教えていると、 聞かせてもらい1年以上が経過した今、

だいぶ大人の会話が出来るようになりました。

自分が判らない物があると「これはなに」と聞き理解し、 次には「これはなにをする物だよ」と教えられます。

自分が知らない間にずいぶん成長しているんだなと痛感しています。

家庭の事情でまだ小さい頃から保育園にいれて、 最初はかわいそうという気持ちがありましたが、

いまでは保育園の皆様、それと本人に感謝しています。 これからもがんばって下さい。

わたしも保育園の行事、 送り迎えで出来るだけ子供とふれあう機会を大切にしたいと思います。

♪ありがとうございます。♪

いろいろな思いを抱えながら子育てを頑張っているおうちの方の様子に 頭のさがる思いです。

24時間皆さんの思いを受け付け中です。 メール、花組横のアンケート箱等々フルに使ってください!

  E−mail:meisyou@tcp−ip.or.jp
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平成12 年2月号  

♪ゆーきやこんこ、あられやこんこ♪  なんて口ずさみ、 思わずスキップしながら登園してくる子どもたちに、

やっぱり『子どもは風の子』だなと思いました。

子どもたちは寒くても外あそびが大好きで、砂場、三輪車、遊具、鬼ごっこ、 たこあげと、

思い思いのあそびに友だちや先生と夢中になっています。

そこで気がつくのは、昔からの伝承あそびが、 今の子どもたちの心もしっかりとらえていること。

テレビのアニメやゲームばっかりで、 なんていわれている現代っ子が、と思うのに、

友だちが集まると、室内では向かい合っての手あそびうたやあやとり、 ハンカチあそび、

外ではいろんな鬼あそびやなわとびで一羽のカラスや ゆうびんやさんなどなど何度もあそび込んでいます。

子どもたちのやわらかい頭の中には、あそびに対する枠はなく、 昔や今という区別もなく、ただそのおもしろさに惹かれ、吸収しているようです。

伝承あそびはその名のとおり、昔から受け継がれてきただけあって、 そうなるだけの魅力が確かにあるし、

そこで育まれるものも大いにありました。

゛いつでもどこでも気軽にできる゜ ゛みんなとあそぶ楽しさ(仲間意識)゜  ゛ルールを守ってあそぶ楽しさ゜ ゛

あそびながら体を通して、もれなく感覚機能が育つ゜  などなど。

大きい子と小さい子で遊ぶときでも ちょっとしたハンディをつけることで遊べるし、

(昔の子ども社会では、それが当たり前のことで) それによっていたわりの心も育つという、 現代っ子に特に望まれる要素も含まれています。

ご家庭でも普段何気ないときに、 お母さんやおばあちゃんが子どもの頃あそんだ遊び歌を、 子どもさんにさしだしてみてはいかがでしょうか。

お父さんやおじいちゃんとビー玉やコマで遊ぶのも楽しいですね。

友だちづくりが活発になっている今の時期、 園でも伝承あそびの良さを見直していきたいと思います。
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平成12年3月号  

ゆるやかな階段をのぼるように、 少しずつ暖かい春の気配が感じられるようになりました。

 先日のお遊戯会では、ご家族皆さんでおいで下さって、 会場と舞台が一体となって盛り上がり、

ひとりひとりに温かい拍手や声援を送って頂き、 本当にありがたい気持ちでいっぱいです。

たくさんの人々に見守られる中、一生懸命にとりくむことで、 子どもたちは、ここでも大きな自信と満足感が得られたようです。

 こういった機会をステップにひとりひとりが、普段の保育の中でも、 私たちが驚くほど意欲的になり、成長が感じられます。

ありがとうございました。

 今月は年度の締めくくりとして、 こどもたちと“あんなこともしたね、こんなこともしたね”と いう思いと同時に、

まだまだ“あんなこともしたかった、こんなこともしたかった” と振り返りながら、ひとりひとりの成長を喜びたいと思います。

 そして11年度を振り返って…。 

昨年4月に子どもさんとともに入園された保護者の皆さん、 明照での1年はいかがでしたか?

親子共に成長できる場であったでしょうか。

 この4月に進級して、再び1年の保育・行事がめぐっていきます。

四季折々の行事はくり返されますが、 でも、子どもたちは1年で大きく成長しています。

ひとつ大きくなった子どもたちは、ひとつひとつの行事を、 きっと昨年とは違う顔で迎えることでしょう。

本当に楽しみです。

そして、4月から学校へ飛びたつ月組さん、 何年もの間、私たちにすてきな思い出をありがとう。

卒園しても、ここがみんなの保育園です。 いつでも元気な顔を見せて下さいね。

いつかりっぱなお父さんとお母さんになって、 また、この門をくぐってくれたらうれしいなあ。

 末の子どもさんの卒園を迎える(まだわからない?)お家の方々、 長い間、園への温かいご協力本当にありがとうございました。

職員一同、心から感謝します。

 どうぞいつまでもお元気で、そして子育てを楽しみましょう!
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