[ユウキチその後・・]('16/5.4) このブログにもたまに出てくるユウキチ。 ショウゴやタカの従兄弟(いとこ)なのだが、何故か一部の人たちに人気がある。 父ちゃんが怪我をしようが落ち込もうが何の反応もないのに、 何故か一部の人たちから「あのユウキチくんは、どうなっていますか?」と聞かれ、 中には「ユウキチくんのファンです!」とかいう変わった人までいる始末。 今回は、そんなほんの一握りの変わった人たちのためのユウキチ最新事情だ~! 死ぬほど忙しい3月、何を血迷ったかCGCにエントリーしたあげくに撃沈した父ちゃんだったが、 その一週間後には、なんと隣の豊川市でユウキチの落語家デビューを見る羽目に・・。 ほとんどの人は、ユウキチのことなんか忘れていると思うので、 ここでユウキチのおさらいをしておこう。(おさらいするほどのヤツでもないが・・) (詳しくはこちらをどうぞ→131:久々のゆうきち('08/11)) 母ちゃんの姉の息子のユウキチは、ショウゴよりも1歳年上だ。 小さな頃は、たまに来ては、ショウゴやタカ、ナホと一緒にバイクに乗って遊んでいた。 ホントにたまにしか乗らないからショウゴどころかタカにさえ付いていけないのは当たり前。 しかし、バイクに乗れるのが嬉しくて、ショウゴやタカが休んでいても乗り回していて、 帰る頃には、タカに追いつくどころかショウゴにさえ付いていけるようになってしまう天才肌でもあった。 「天は二物を与えない!」 バイクに関しては、そんな天才的なセンスを持っていたが、その他のことはメチャクチャ! 母ちゃんから「あんたは変わっている!普通じゃない!!何かを持っている!!!」 と散々言われているこの父ちゃんでさえ、びっくりポン!な男なのだ。 (もっとユウキチのことが知りたい方は→(9)ゆうきち(28)ゆうきち(2)(52)ゆうきち(3)) 中学を卒業すると東京に帰ってしまったユウキチは、 高校を卒業するとバイトをしながら役者の道に進んでいった。 ここでも劇団などに所属してコツコツと役者修業をしている人たちのような道を歩まず、 オーディションのみを受けまくって役を取ってくるという暴挙に出ていた。 それでも「アルゼンチンババア」「椿三十朗」「シャカリキ」「神様がくれたチャンス」「三本木農業高校、馬術部」等の 映画にチョイ役で出演し、その後もNHKを始めとしたテレビドラマにまで出るようになっていた。 代表的なところでは、NHK「はつ恋」や朝のNHK連続テレビ小説「純と愛」や「あまちゃん」 大河ドラマ「軍師官兵衛」などに出ていた。 プロダクションにも所属し、これから!というときに「落語家になりたい!」と言い出したのが2年近く前の話。 「せっかく役者として芽が出だしたのに!」と回りのみんなビックリしていたが、 昔からユウキチの破天荒ぶりを知っている父ちゃんは驚かなかった。 あいつは、想定外のことをするからユウキチなのであって、 みんなが思っているような道を歩き出したらもうユウキチではない!(笑) 何にも考えずに本能だけで突き進む男。 それがユウキチなんだな。 しかし、一度決めたらのめり込めるのもユウキチの才能。 役者をやりつつも落語の勉強を独学で始め、 豊橋に遊びに来るたびに保育園で園児たちや先生たちの前で新ネタを披露していた。 まだまだ荒削りなところもあった落語だったが、何より本人が楽しそうにやっているので、みんなで応援していた。 持ちネタが20本を超える頃に役者を止めて、落語家の師匠に弟子入り。 そして、一年近くたった3月13日に隣の市で前座として落語家デビューしたわけだな。 死ぬほど忙しく、そのう上、一週間前にCGCでケチャンケチョンにやられて身も心もボロボロの父ちゃんだったが、 母ちゃんに激しく誘われて、親戚縁者・一族郎党を引き連れて観劇に行ってしまった。 会場のハートフルホール豊川に着いてみればビックリ。 駐車場が満杯で止める場所もない。 もちろん、みんながユウキチを見に来ているわけではなく(笑) 春風亭一之輔師匠の落語を聞きに来ているのは明白。 しかし、こんなに実力も人気もある師匠によく弟子入りできたものだ。 会場に入ってみれば、保育園の先生たちだけではなく、 ユウキチを保育園時代に見た定年退職した先生たちまで何人もいる。 思わぬところで久々に会えて話が弾む。 (会場に張ってあったポスターとプログラム) (こんな立派なホールでした) (廊下にあった有名人の色紙:ユウキチの色紙が飾られる日は来るのか?) 立派なホールの席に着いて「ユウキチはいつ出るの?」と母ちゃんに聞けば、 「前座だから一番始めじゃない?」との返事。 しばらくすると、「演目中の写真撮影やビデオ撮影はご遠慮ください」とのアナウンスがあり、幕が開いた。 そして、ユウキチの出番がやってきた。 久々に見るユウキチは練習不足で太り始めたショウゴやタカとは違い、少し痩せて精悍な青年になっていた。 演目は、「桃太郎」。 今までに保育園や家で何回もユウキチの落語は聞いてきた。 しかし、久々に聞くユウキチの落語は、一年前とは別物だった。 先生たちも「ユウキチくん上手くなったね~!」と驚いていた。 普段はバカだが、好きなことに集中したときのユウキチは大したものだ!と改めて感じたぞ。 ホント、普段は単なるバカなのだが・・。 (この日の演目です。「きいち」というのがユウキチの芸名だそうです) (演目の間にめくりをするユウキチ。これも弟子の仕事のようです) 何とか無事に前座を勤め上げたユウキチ。 その後の師匠の落語の中でもユウキチのことに触れていた。 やっぱり、師匠もびっくりポンな弟子のようで、その変わらない様子に安心したぞ!(笑) 父ちゃんも忙しかったので、すぐに帰ってしまいユウキチに会うことが出来なかったが、 元気な姿も見ることが出来たし・・、めでたし?めでたし?? PS 思い立ったら何も考えずに突き進むユウキチ。 これからもきっとみんなの想定外の人生を歩むのか? 3歳からずっとバイクに乗っているが、26歳と24歳になった今でもただ単に楽しく乗っているだけの我が息子たち。 ショウゴは、児童クラブや消防団でバイクの練習もおろそかになっている。 タカは、大学院が忙しくて、今年もそんなにバイクに乗れそうもない・・。 ナホは、あと一年で大学を卒業予定が「私も大学院に進みたい!」なんてアホなことを言い出した。 (早く働いて、ショウゴのようにバイク貯金を父ちゃんにくれんかい! ↑なにアホなこと言ってんの!!私は、バイクなんて乗ってないから!!!byナホ) う~ん、どっちが良いのだろうか? |