「SUGO2Days!②」('18/1.28) 9月のある日。 母ちゃんが帰ってくるなり、 「今日、タカと市役所の近くを通ったら豊橋国際マラソン大会をやっていて凄い人出だった!」と言う。 豊橋国際マラソン大会? そんな大会は、聞いたことがないぞ?? 調べてみれば、「陸王」というドラマの大規模なロケだったようだ。 2017年10月15日から12月24日まで毎週日曜21時 ~にTBS系日曜劇場枠で放送された「陸王」。 みなさんは、ご覧になっただろうか? このドラマのハイライトシーンである【豊橋国際マラソン大会】が 豊橋市で大規模なロケをやったこともあり、母ちゃんと毎週楽しみに見ていた。 特に印象的だったのが、劇中歌として流れるJupiter(ジュピター)。 Little Glee Monster (リトルグリーモンスター)という女の子のグループが歌っていた。 父ちゃんにとって「Jupiter 」と言えば 平原綾香さんだったんだが、 このリトルグリーモンスター盤もなかなか良かったぞ。 「Jupiter 」の歌詞の中でも一番のお気に入りは ♪夢を失うよりも~ 悲しいことは~ 自分を信じてあげられないこと~♪。 上手くいかないことや悩むこともあると思うが、 最後は、自分を信じて頑張るしかないんだな。 (ウィキペディアより) 埼玉県行田市にある足袋製造会社「こはぜ屋」は創業から100年の歴史をもつ老舗だが、 近年は業績が低迷し資金繰りに悩んでいる。 そんなある日、四代目社長の宮沢紘一はこれまでの足袋製造の技術力を生かし、 「裸足感覚」を取り入れたランニングシューズの開発を思いつき、社内にプロジェクトチームを立ち上げる。 会社の存続をかけて異業種に参入した「こはぜ屋」だったが、 資金難、人材不足、大手スポーツメーカーの嫌がらせや思わぬトラブルなど様々な試練に直面する。 宮沢たちは坂本や飯山の協力や有村や村野の助言を受けて、 試行錯誤を続けながらランニングシューズの開発に邁進するのだった。 父ちゃんたちのSUGO2Daysも様々なトラブルや試練が待ち受けていた。 タカは、落ちていた石でバイクを直し、 父ちゃんは、すべてのテストで転倒していた。 (それは自分のミスだろ!by関係者一同) さて、二日目には、どんなトラブルや試練が待ち受けているのか? 始まり~始まり~。 二日目の朝は早い! 車検や受付もないし、バイクはパルクフェルメに保管してあるので、 集合して、すぐにレースという感じだ。 IA、1組目のパルクフェルメ入場が7時15分だぞ。 年寄りの朝も早い! 遅くとも6時には、起きないと間に合わないので、アラームを6時にセットしたが、 いつものように5時には自然と目が覚める。 とっても寒かったので、毛布にくるまりながら今日の作戦を練る。 年寄りは、トイレがちかい! いわゆる頻尿だな。 作戦を練るどころか、毛布にくるまりながらモゾモゾする父ちゃん。 もう、我慢が出来ない!と薄暗い中、トイレに向かう。 今日は、お天気も回復するはずだが、霧がスゴイ。 気温も低いので、クルマやテントが霜で真っ白だ。 その時、薄暗い朝霧の中を不気味な影が近づいてくるのが見えた。 妖怪? てるてる坊主のような影がゆっくりとこちらに近づいてくる。 出たな、森の妖怪!と思ったら、それはポンチョを被ったヒメマルさんだった。 ヒメマルさんとは、この全日本でしか会うことがないが、その速さは折り紙付き。 全日本のウィメンズクラスでも十分通用するどころか、マジで表彰台だって狙えると思う。 どうしてウィメンズで出ないんだろ?妖怪だからか??(笑) 今度会ったら聞いてみよう。 ヒメマルさんは、今回もいつものように旦那さんと仲良く来ていた。 その姿は、父ちゃんのあこがれだ。 父ちゃんも定年になったら母ちゃんと全日本を転戦したいな。 (そんなじぃさんになってもまだやるつもり?by母ちゃん) エンデューロは、モトクロスと違って息が長いんですよ。 全日本モトクロスでも総エントリー者の最年長だったことが何回もある父ちゃん。 次は、全日本エンデューロでの最年長狙いだな! (参加するだけが目的だな!byショウゴとタカ) ちなみにショウゴが全日本モトクロスから引退を決意した名阪ラウンドでは、 予選を通ったIBクラスの中で、ショウゴの24歳が最年長(他はすべて十代だった!) 父ちゃんが52歳で、IBクラス最年長だった気がする。 (もちろん当時でも父ちゃんよりも年寄りで速い人たちもたくさんいたが・・) 「昨日は、ナカジマさんに負けたけど、今日は負けないわよ!」とヒメマルさん。 そう言えば、前回の富山大会では、ヒメマルさんにコテンパンにやられている。 今日は、天気も回復してくるので、コンディションも良くなるだろう。 バイクも同じ150XC-W。 完走できれば、最後には、モトクロスコースをそのまま走るファイナルクロスもある。 元モトクロス国際B級で、4~5年前まで、生きのいい若者たちと戦ってきた父ちゃんだ。 富山の借りを返すときが来たぜ! そんなことを話していたら父ちゃんの膀胱は爆発寸前。 急いで、トイレに向かう。 「危うくオレのビックマグナムが暴発するところだったぜ!」と一息つけば、 トイレがやけに綺麗なことに今更ながら気づく。 個室も全部、ウォシュレット付きだぞ。 モトクロスでも本気でお客さんを集めようとするなら、 まずは、トイレから!とずいぶん前から思っていた。 トイレが汚かったら女の子たちを絶対に呼び込めないからね。 女の子たちが集めれば、自然と男も付いてくる。 女の子たちが集まるような施設は、子どもや老人にも優しい。 どんなスポーツでも、女の子たちが来なくては話にならないんだな。 モトクロスがプロスポーツとしてやっていくためには、 その上にショーアップとファンサービスのさらなるレベルアップだな! なんて、ビックマグナムを収めながら考えた。 (どこにそんなモノがあるの?by母ちゃん) と偉そうなことを言っても、もう何年も全日本モトクロスに行っていないので、 今がどうなっているのかも分からないけどね(笑) (Day2の朝は早い!そして霜で真っ白!!) ヒメマルさんに会って、ますます二日目に燃える父ちゃん。 もうマックスですぜ! ビックマグナムを暴発させてやるぜ!(どこにあるの?by母ちゃん) ショウゴは「今日も頑張って全日本で初表彰台を狙ってやる!」と意気込んでいる。 タカも「アクセルが戻らなくなったときは、二日目が走れるなんて思わなかった。 この拾った命、一花咲かせてやるわい!」とこちらもやる気満々。 こりゃ、楽しみだぜ~。 時間になってパルクフェルメに行けば、ちょうどショウゴがスタートするところだった。 「ショウゴ、ガンバレ~!」とタカと二人で応援する。 ちっちゃなショウゴが、今日は少し大きく見えるぜ! 名前を呼ばれてパルクフェルメに行けば、バイクが真っ白。 特にシートが霜で凍り付いている。 グローブで拭いてもなかなかとれないぞ。 せめてタオルぐらい持ってきておけば良かった!と反省。 しかし、こんなにバイクが凍り付いていて、ちゃんとエンジンが掛かるのか? スタート裏のワーキングエリアでは、10分間のワーキングタイムがある。 と言っても父ちゃんたちは、昨日の最後にガソリンも入れているし、 エアクリーナーも換えているので、やることといったらラジエター液のチェックくらい。 そのワーキングタイムでタイヤ交換をしているライダーが一人。 アカホリさんだ。 アカホリさんは、昨日の早い段階でフロントタイヤがパンク。 そのままで走っていたが、それでもタカよりもタイムが良かった! この10分で間に合うのか? そんな心配をよそに、アカホリさんは手際よくタイヤ交換を済ませて、準備万端! すげ~。 スタート位置について、合図と同時にエンジンを掛ける。 心配していたが、キック3発で無事に掛かった。 1分以内に20mラインを通過すれば良いので、その場で30秒ぐらい暖機運転。 チョークを戻して、ゆっくりとスタート。 20mラインを過ぎたところで、また暖機運転。 本当は、もっと暖機運転をしたいのだが、後ろのクラスが来てしまうので走り出す。 コースは、まだ滑りやすいが、明らかに昨日よりは走りやすい。 Day1は、攻めすぎてすべてのテストで転倒したが、 150XC-Wにも慣れてきたので、今日はもっと攻めるぜ~! (JECホームページより) 【JEC ROUND 6 SUGO 2DAYS ED DAY2 〜釘村が復調、有終の美を飾りタイトル奪還〜 】
1日目とはうって変わって、晴天に恵まれたSUGOスポーツランド。 路面は最大ルートを4周する午前中、かなり湿っていたこともあって、大幅にルートをカットされることとなった。 最終ラウンドとしてタイトルのかかる大事な1戦、ライダー達の胸に去来するものは何か。 「IA 全開で飛ばす釘村に、かなわず」 昨日の不調をはね飛ばすかのような好調さを魅せた釘村忠は、エクストリームテストすらトップタイムを連発。 食い下がる鈴木健二をテストごとに突き放し、単独トップでファイナルクロスへ。 モトクロストップライダーにとっての18秒差は、ファイナルクロスでは大きかった上、釘村はファイナルクロスでも終始圧倒。 ファイナルラウンドを競り勝ち、2度目のタイトルをものにした。 釘村は「最後のエンデューロテストでは、ちょっとタイムで健二さんに負けてしまい、差を広げられてしまったので、 総合トップには届かなかったですね、そこは悔やまれます」と。 鈴木もこの最終のエンデューロテストに関しては「最後だけは、なんとかタイムを出せましたし、乗れてました」と満足げであった。 「IB よもや初金星の目も! 波乱のIBは大神がチャンピオンに」
このSUGO前のポイントランキングの状況は、大神智樹・新沼光が同ポイント87でタイトル争いを演じていたところ。 DAY1で大神が2位、新沼がペナルティの影響で14位となって大神がリードする展開。 しかし、その大神がこの2日目の最初のエクストリームテストで3分ほどのタイムロスをしてしまう。 新沼は大きなミスをすることなく、2位でファイナルクロスを迎えたものの、 DAY1のミスは大きく大神のリカバリーも効き、大神がチャンピオンの座へ。 ファイナルクロス前に1番手を死守したのは、125を駆る秋山真力だったが、 2番手新沼との差7秒はモトクロスIBの新沼のアドバンテージの前にもろくも崩れ去った。 大神は「ハスクバーナモーターサイクルジャパンをはじめて、多くのスポンサー、 数え切れない人たちに支えられてタイトルに手が届きました。 先週ケガをしてしまったことから、遅着をしてしまったり、いろんな失態をしてしまいました。 ここに立てて、本当によかったです」と語る。 「N エンデューロ新世代が狼煙」 坂本裕輔(69)、池町佳生(68)、木村吏(65)と僅差でSUGO2デイズを迎えたナショナルクラスは、 DAY1と同じくニューカマー達にかき回される形に。 飯塚翼や、保坂修一のエンデューロテストのタイムは、IAでも十分に通用するもので、 3番手以下を大きく引き離す結果である。 DAY1は早着でペナルティを食らってしまった飯塚だが、このDAY2ではノンペナルティで見事に優勝。 「全日本モトクロスでも、SUGOは得意なフィールドだったので、今回勝ててうれしいです。 滑川さんや、鈴木さんに影響されて、今回はじめてエンデューロに出てみましたが、楽しかったです。 来年はNAで走らせてもらうことになると思いますが、チャンピオンを目指したい」とのことだった。 二日目でコースにも慣れてきたので、ルートを飛ばす父ちゃん。 前のライダーもドンドン抜いていくぜ! しかし、まだ滑りやすいので、抜いては転倒の繰り返しで、 結局、テスト区間に行けば、元通り。 考えてみれば、ルート区間は、オンタイムで走ればいいわけで、 急ぐ必要などないのだが、今日の父ちゃんはもう誰も止めることが出来ないぜ! 二日目からは、1周目からタイム計測がある。 その勢いのまま、エンデューロテスト、クロステスト、エクストリームテストと 攻め続けて、すべてのテストでまたまた転倒する父ちゃん。 いかん、気持ちが空回りしている。 こんな時は、深呼吸。 吸うことよりも吐くことを意識する。 焦っているときは、どうしても呼吸が浅くなってしまうから、 まずは、しっかり息を吐かなくてわ! 伊達に30年もレースをやってないぜ!! 二日目もルートのショートカットがあったので エクストリームテストでは、毎回10分ほどの休憩タイムがある。 オンタイムエンデューロは、遅延や早着がない限り、同じクラスで走っているので、 いつしか顔見知りになり、「あそこのセクションはヤバかったですね!」とか 「調子はどうですか?」なんて話すこともある。 同じエンデューロでも、JNCCのように「よーい・ドン!」で規定時間を走りきるのとは、 ずいぶんと違う雰囲気がオンタイムエンデューロにはあるんだな。 そう言えば、中日本エリア選手権でオオタさんが 「オンタイムエンデューロは、勝った・負けた!ぶつけた・ぶつけられた!ではなく、 自分との戦いであって、お互いを心から尊敬できる競技なんですよ!」なんて熱く語っていたな~。 父ちゃんは、どちらも好きだけどね! そんなことを考えているとタカがやってきて 「じぃさん、オレは気づいたんだけど、この待ち時間でもナショナルクラスは、 今走ってきたルートがどうだとかと過去のことばかりを話しているが、 IAは、下見をしたり、次のテストのことを話したりと未来のことしか話してないぞ!」と言う。 そう言われれば、「終わった結果は変えられないが、未来は変えられる!」からね。 ショウゴはそんなIAクラスでやっていけるのだろうか? タカの話を聞いて、今から走るエクストリームテストの下見に行く。 タイヤは、濡れた泥が付いているので、気をつけた方が良いが、 タイムを縮めるためには、攻めるしかないぞ! コンディションがドンドン良くなる中、その後も攻め続ける父ちゃん。 しかし、なんということでしょう~?(ビフォア アフター風にどうぞ~) その後のテストでも必ず一度は転倒! まともに走れたテストがない! 30年のレース経験はどこに行ってしまったんだ? オレの30年間を返せ~! (すべてあんたが悪いんでしょ!by母ちゃん) 結局二日目のテストも最後まで転倒して終わってしまった。 二日間を通してすべてのテストで転倒した父ちゃん。 パドックに戻っても放心状態・・。 オレは何をやっているんだ? さすがの父ちゃんも落ち込んだ。 そんな落ち込んでいる父ちゃんの頭の中に 「Jupiter 」が流れる。 ♪夢を失うよりも~ 悲しいことは~ 自分を信じてあげられないこと~♪。 そうだ、父ちゃんの良いところは、どんなときでも自分を信じていること。 (それが問題じゃないの?by母ちゃん) 今は、クヨクヨするときではない。 最後のファイナルクロスを頑張ることに集中するときだ。 過去は変えられないが、未来は変えられるぜ! 急に元気になった父ちゃんの所にタカが帰ってきた。 「タカ、どうだった?」と聞けば、「あ~面白かった!」と答える。 「特にエンデューロテストの沢は、スターウォーズのポッドレースみたいで楽しかったな! 走っている最中にフォースを感じたぜ!!」」 「それで、順位はどうだ?」 「やっぱり、みんな速いわ!全然かなわなかった!!」とタカ。 タカが続ける。 「特にアカホリさんは、いつもオレの後からスタートするんだが、 山の中でFXの4サイクルの排気音がボ~ボ~って追いかけてくるんだ。 まるでバイオハザードのゲームで赤いムカデが追いかけてくるようで怖かった! それで、焦ってミスをしちゃう・・あれは、こすいぞ! もっと鈴がリンリン鳴るみたいなカワイイ排気音にならないのか?」 「タカ、ショウゴはどうなった?」と聞けば「何とか4位くらいになったと思う」と答える。 こりゃ、ホントに表彰台に登れるかも? そして、最後のファイナルクロス。 1日目の成績順で3クラスに分かれて、下のクラスからスタートする。 1日目の成績が71位のタカがナショナルクラスでは一番最初のクラスで 43位の父ちゃんが二番目のクラスで走る。 父ちゃんたちのようなモトクロスライダーにとっては、 このファイナルクロスは謂わばホームみたいなモノ。 (じぃさんは、モトクロスライダーじゃないだろ!byショウゴとタカ) まずは、タカのスタート。 全日本モトクロスのようにスターティングマシンを使ってのスタートだ。 懐かしいぜ~! 久々のスーティングマシンで少し出遅れたが(モトクロスライダーがなにをやっているんじゃい!)、 それでも大坂を登り切ったところで3位に上がる。 その後1位に上がってゴール。 まぁ、一番遅いクラスだし順当なところだね。 と余裕をこいていた父ちゃんが二組目でスタートラインに並ぶ。 深呼吸をする父ちゃん。 「過去は変えられないが、未来は変えられる・・」 「フォースは我と共にあり、 我はフォースと共にあり!」と心で念じる。 SUGOのスターティングマシンは、根元の丸いところが動いたらバーが落ちるはず。 お姉ちゃんが5秒前の看板を上げる。 みんなが一斉にアクセルを開ける。 大きくなる排気音。 丸いところに集中する父ちゃん。 そして、スタート。 「ガチャン!」と急にバーが降りてビックリする父ちゃん。 タカ同様、久々のスーティングマシンで出遅れるが(笑) そこから頑張って7位くらいに上がる。 目の前にいるのは、ヒメマルさん。 すぐに抜きに掛かる父ちゃん。 悪いが、このモトクロスコースは、父ちゃんにとってはホーム。 元モトクロス国際B級の血が騒ぐぜ! 腐ってもIBですぜ~ (ホントに腐っているぞ!byショウゴとタカ) (腐るどころか、もう発酵してるわよ!老臭もスゴいし・・by母ちゃん) しかし、すぐに抜くはずがなかなか抜けない。 それでも、何とかヨーロピアンコーナー手前のジャンプで抜く。 ここからが本領発揮。 前のライダーを抜いて追撃開始。 しかし、しかし、追撃どころかトップグループがドンドン離れていく。 あれれ? そうこうしているうちに後ろのライダーが追いついてくる。 あれれれ? 後ろを振り向けば、なんとヒメマルさん! 何で!! どうしてこの元国際B級の父ちゃんにモトクロスで追いついてくるの? それもモトクロス未経験のおばちゃんが・・ ホントに人間?ひょっとして妖怪?? 動転する父ちゃん。 追い詰めるヒメマルさん。 必死で逃げて、そのままの6位でゴール。 何とか面目は保ったが、結局二日目の成績は、 父ちゃんが58位に対して、ヒメマルさんが35位。 完敗じゃん!ホントに人間? いよいよ、ショウゴのIBクラスのスタート。 このSUGOとショウゴの相性は良い。 初めて全日本モトクロスで予選突破して決勝を走ったのもここだ。 (158)祝:予選突破!('11/4) このファイナルクロスを無事に走りきれば、二日間トータルの成績で表彰台も夢じゃない。 「いけ~ショウゴ!」 スタートは、4位くらいか? 第1コーナーを3位で回ったが、その後にニイヌマくんにインを刺されて4位で大坂。 ホールショットは、今回絶好調のイワキさん。 KYBジャンプ手前で3位に落ちていたイワキさんをパス。 1位は、予想通りのニイヌマくん。 昨年のファイナルクロスでも負けているし・・。 2位はなんとトライアルライダー上がりのオオガミくん。 元トライアル世界ランカーのタイチくんのモトクロステクニックもスゴかったけど、 オオガミくんもなかなかの速さ。 トライアルライダーって無敵じゃん! 1周目のフィニッシュジャンプを1位で通過するニイヌマくん。 すぐ後ろの2位のオオガミくんを抜こうとするショウゴ。 そのとき、オオガミくんがフィニッシュジャンプで振られて バイクが真横を向いて飛んでいくのが見えた。 あぶない! 観客席からもオ~!と声が上がる。 そのままジャンプ横の斜面に落ちていくオオガミくん。 ショウゴが突っ込む!と思ったが、以外とすんなりと避けていった。 レース後に「目の前でオオガミくんが吹っ飛んでよく避けれたな?」と聞けば、 「最初からコース外の方に飛んでいったから全然大丈夫だった!」と平然と答えていた。 やっぱり、モトクロスライダーはどこか変だな? 一時、1位のニイヌマくんに接近したショウゴだが、 腕が上がってしまい(ショウゴ談)失速。 それでも、何とか2位でフィニッシュ。 二日間の総合でも2位になることが出来た。 1位は、もちろんイワキさん。 表彰台に上がるイワキさんとショウゴを見て、タカがつぶやく。 「イワキさんとショウゴの走りを見ていたら、オレも頑張ろう!って思えた・・」 「イワキさんは、あの年で全日本で1位を取るなんてスゴイ! ショウゴだって、全日本で2位になるなんてスゴいじゃん!!」 「今までは何をやってもショウゴに負ける気はしなかったけど、今回はスゴイや!」 表彰式が始まったときには、すでに薄暗くなっていた。 薄暗い中の朝霧から始まったDays2が終わろうとしている。 長いようで短い一日だった。 こうして、SUGO2Daysが無事に終わりましたとさ。 めでたし?めでたし?? PS 今回は、全然ダメだったタカ。 しかし、ファイナルクロスのラップタイムだけは、ショウゴを上回っていた。 「オレは、もう一年ナショナル(来年からはNAクラス)で頑張るわ!」とタカ。 IAに上がるショウゴもIAクラスに入れば、今回程度の速さなら20位以内は無理だろう。 56歳になって(5月で57歳)また一番下のNBクラスからやり直しの父ちゃんと共に、 来年もみんなで頑張ろうな! (ファイナルクロスのスタートラインに並ぶショウゴ) (IBクラスからは、サイティングラップがあるんですよ!いいな~) (スタートは、まぁまぁで、第1コーナーで3位に並ぶもニイヌマくんにインを刺されて4位に!) (1位のニイヌマくんに2位のショウゴ。 実は、この二人よりもナショナルクラスの上位4人までのラップタイムの方が上だった! JECの層もドンドン上がっていますぜ!!) (ナショナルクラス1位のイイズカくん、2位のホサカくん、3位のジンマくん。 来年のIBクラスは、この三人を中心に回るでしょう!) (IBクラス優勝のイワキさん。お見事の一言!2位のショウゴに3位のニイヌマくん。 この三人が、IAクラスでどこまで通用するか?楽しみ・楽しみ~) (賞品のカシオのG-SHOCK。黒いのがイワキさんで白いのがショウゴ。 「オレのなんかジジ臭くない?」と不満げのイワキさんに 「そっちの方が高いんですよ!」と必死にフォローしていたタカがいました。笑)