「全日本イナベ!」('21/10.1) 実は、うちの保育園には、15年前から羊のムフランちゃんという羊がいたんだ。 父ちゃんが先生たちに内緒で、ヤギの競り市に行って、競り落としてしまったんだな。 初めは、家で飼っていたが、やがて当初の予定通りに保育園で飼うことになった。 (父ちゃんの作戦勝ちだな!) すぐに園児たちの人気者になり、給食の下ごしらえのニンジンやキャベツをやったり、 草を取って食べさせていたんだ。 そのムフランちゃんが昨年の4月に亡くなってしまい、6月にヤギの競り市に行こうと思ったんだが、 このコロナ禍ですべて中止になってしまった。 そこで、やっと今年の5月にメスのヤギを二匹買うことが出来たんだ。 初めのひと月は家で慣らしていたが、ついに保育園デビュー。 毎朝、家からヤギをに引き連れて出勤、夜になると家に一緒に帰宅するという生活を二か月間続け、 今では、週末以外は保育園で生活できるようになったぞ。 ホント、かわいい子たちですよ! (家に来た当時のメイちゃんとテルちゃん。赤い首輪がメイで黄色い首輪がテルです) (保育園では人気者!子どもたちがいろいろな草や野菜をやっています) (毎朝、可愛い子たちと同伴出勤!こんな贅沢な生活をしているのは父ちゃんだけ?) (これが13年間保育園にいたムフランちゃん。ホントは、「ムフロン」という羊が家畜化される前の種類) 保育園に可愛い子たちが来た頃(5月29・30日)に、 JEC全日本エンデューロ選手権第2戦中日本大会が開催された。 このいなべモータースポーツランドは、三重県と言っても父ちゃんたちの地元! やっぱり、地元は良いね~。 モトクロス時代からでも全日本が地元で開催されることはなかった。 一番近いのが、奈良県の名阪スポーツランドだったしね。 それが、昨年からこのイナベで開催されることになり、父ちゃんも張り切ってしまったというわけだな。 (291:全日本イナベ←昨年の様子はこちら) 昨年の大会では、ショウゴはバイクの調子が悪くて成績も今一歩だったが、 タカと父ちゃんは地元開催を生かして一気に調子に乗ってしまい、 タカはIA昇格、父ちゃんはNBチャンピョンへと夢がつながったんだ。 きっと、地元で全日本モトクロスが開催されていたら、父ちゃんだってIBクラスで予選突破が出来たと思うぞ! (いや、それはないだろう!by関係者一同) 金曜日の午前中まで働いて、午後にはイナベ着。すぐに下見に向かう。 お天気は二日間ともバッチリ! ただ、前日降った大雨の影響でコースは、かなりマディ! 土曜日は、この影響がありそうだが、日曜日はホコリが立つくらいになるね! この辺も地元だから分かるんだな~。 今年は、昨年と違って本物の「2days」。 DAY1,DAY2が独立したラウンドで開催される。 それも通常のエンデューロテストの他に昨年同様のファイナルクロス、 そして、IA/IBには、デュアルレーンを使ったスーパーテストまであるぞ。 父ちゃんも出たいぞ! ショウゴも去年の雪辱を晴らすべく燃えている。 タカも前哨戦の中日本でショウゴと良い勝負が出来たので、CRFでの参戦に手ごたえを感じている。 もちろん、父ちゃんも昨年同様、年甲斐もなく張り切っている。 リョウスケは、本気でクギムラくんに一泡吹かせる気だぞ! バンブーライダーや竹やぶ系ライダーも大挙して出場!! 中部のライダーたちが燃えているぞ~!!! しかし、下見をして分かった点がひとつ。 今年のコース設定って、かなりエンデューロ寄りじゃない? ルートには、沢を使った嫌らしい石ゴロゴロの長い登りがあるぞ。 以前、遊びで走ったことがあるが、難しかった。 エンデューロというよりも立派なハードエンデューロだぞ! どう考えても昨年のモトクロス寄りとは違っている。 ほとんどモトクロッサーのままのタカは大丈夫か? そんな一抹の不安を胸にレースは始まった。 レースの詳細は、↓こちらに(JEC-HPより) JEC Rd.2 いなべ2デイズエンデューロ DAY1「圧倒的な勝利、釘村忠が開幕の雪辱を晴らす」
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