ISO9000 について、自分なりの勝手な解釈です。

ISOが、ビジネスに役にたつとか、武器にしようと考えたとき、どう考えたら良いか、自分なりに整理してみた。

 

自社(組織)のQMSを作成して、全員がその通り運用しているかどうかを監査によって確認される。
品質を保証するとは、顧客の求める品質について定義し、そのレベルを設定する必要がある。

 

継続監査を受けるときの注意

前回の指摘事項について、現在それがどうなっているかが重要。

つまり、前回の監査で指摘されたにも関わらず、それが是正されていなかったり、無視されていては、継続どころか「重要な指摘」となる。

監査は、自分が「決められたやり方で仕事をしている」ということを、証拠を示して説明すること。

自分が、不正をしていないということを、第三者に保証してもらうこと。

それによってはじめて、お客様に安心感を与える(信用してもらえる)ことになるのだと思う。

QMSは、いまも有効に機能しているかは当たり前。時間とともに、ずれが出てくるのが普通なので、どのように工夫して改善をしていっているかを問われる。ただ、後生大事にいつまでも「決めた通りやっている」というと、それは怪しいのではないかと思いたくなるはず。監査人の前では、正直に言うべし。

 

営業が、お客様から注文をもらってくるとき、どのようにしているか?

また、とった契約の内容を変更する場合は、どういう手続きを踏んでいるか?

営業マンが受けた顧客からの要求内容は、組織内でどのような仕組みで共有されているのか?

 

要員の配置は、適切な基準に沿っていて、問題があればすぐに管理者に通知なり知られる仕組みがあるか?

だれでも、自分に都合の悪いことは言いたくないし、発覚するのを嫌がるものだ。だけど、それを、オープンにするような組織体質が無いと、不正の温床になり、後で重大な問題となり影響範囲が多く、対処できなくなる。

問題は、笑って済ませるくらいの時に、早めはやめに出せる風土にしておくことが大切。

 

 

 

 

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