私の山行の原点は小学校の時、伯父に連れられて登った本宮山にあるような気がする。
伯父は仕事一本でなく家族と楽しむことが好きなタイプだったので、甥っこも誘ってくれた。
本宮山での記憶に残っている残象は樹林の薄暗い坂道と石碑だけ。
その代わり少年の深層心理には無意識のうちに山への傾斜を記してくれた。
この後林間学校での鳳来寺山登山も快適に登り、競走では遅い少年に山登りでは
負けない自信もそっと記した。

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2002年1月1日(火) 本宮山 単独 晴天 無風 温暖

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というわけで、今年も初登りは、昨年同様地元の本宮山。
それも午後3時から登る遅いスタート。
もたもた登ると下りに陽が落ちてしまうのでスタートから飛ばした。
年末に酒も飲まず早寝したせいか、足も腰も快調で4時10分には到着。
奥の院で親バカの合格祈願を行い、薄暗くなった登山道を駆け降りた。
駆け降りたつもりでも50分、登りとそんなに時間差が無かった。

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2002年1月30日(水) 本宮山 単独 晴 微風 

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天気がいいのでまた、午後3時から本宮山に登ってきた。
今回も私が最後と思い気や後から軽快に日々のトレーニングといった
感じの人に追い越されました。馬の背から上は陽の当たらない場所に雪が残ってた。
更に山姥の足跡から上部はしっかり積雪してた。
足下は滑るけども予定どおり4時ちょいで登頂、下りに時間をとられそうなので早々下山。
凍った雪のため下りは予定以上時間がかかってしまった。馬の背で既に5時に近く
正月よりも暗くなりだした。馬の背からは登っても15分ぐらいなので、ここから小走りで下山。
それでもこの時間にまだ登る人のいるのには驚く。
下りを急がなかったので、ひざに負担も無く翌日は足腰に異常が無かった。
あの程度の登りにではひざや腿に負担がかかってないようなので、次回登るときは
もう少し飛ばすことにしよう。

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2002年2月13日(水) 明神山 1016m 単独 晴 微風 

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例年この時期は幕張でマックワールドが定番の様に開催されていたのに
今年は3月に延期された。天気も良いし身体も良いし、予定もないので出かけよう!
昨日までの厳しい冷たさもなく晴天だったので、トレーニングに明神山ヘ行った。
湯谷を過ぎた辺りから曇だし、時折雪もチラチラ。
乳岩の駐車場に車を置き、直ぐに出発。
修理した靴はどうも足にしっくりこなく、微妙に位置が以前とはずれているようで痛い。
12時出発、15分で一服の岩を過ぎ、13時に鬼岩を通過。
かなり広々としてクライマーがいれば一休みして見物するも楽しそうだ。
この辺りから雪が多くなる。チンタラ進とやがて今日の期待、胸突き八丁が始まる。
時々陽の当たる場所があるので汗をかくけども大半は陽の当たらない登りで、
この時期だから気持ち良く登れるけど春過ぎからは暑いだろうと思う。体力の消耗もなく
気分的にはもうお仕舞?って感じで終了。
胸突八丁が終わり尾根の登りを繰り返すと見慣れた六合目の分岐点に到着。

陽が当たり気持ちのいい馬の背を過ぎ結局ノン休憩で14時35分到着。
直ぐに来た道をゆっくりゆっくり下山。ゆっくり下りたのだけれど急なせいか
山が低いせいかあっというまに鬼岩まで下山。爪がどうにも痛いので靴下を履き替えた。
薄暗くなった山道をゆっくり歩いているうちに駐車場に到着。16時完了。
昔子供達が幼稚園の頃、ここ駐車場の横のきれいな河原で水遊びをして半日楽しんだ当時を懐かしむ。

トレーニングとしては全然物足りなかったけど、低い山歩きとしてはこの時期は最適だ。
夏には鬱陶しい草木も枯れて視界の妨げにならないし、ハエや蚊や蜂などもおらず快適に歩ける。
また、今回のように雪山歩きも楽しめるし滑落だけ注意して歩けば熟年も楽しめる。

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2002年2月20日(水) 明神山 1016m 単独 晴 微風 

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二日前に雪が降ったし昨日も低温だったし、今週も明神は又雪が楽しめそうだと思い出発。
天気は快晴、前回と異なり山間部も快晴、温暖。
先週は下山時間に追われて山を楽しめなかったので一時間早く家を出て10時50分頃乳岩口駐車場到着。
今回は1台だけしか車が止まっていない。(前回は3台)

歩き初めて直ぐに、先週と違って緑が目立つのに気づいた。シダ類や低潅木が既に元気になってる。
まだ小さいけど蝿も所によって飛んでいた。いよいよ日々鬱陶しくなりだした。
予定通りに鬼岩を通過し胸突き八丁を登り六合目分岐に先週と全く同じタイムで通過。

鬼岩 鬼岩乗越 山頂
自分のリズムにビックリ。残念ながら今回はもう雪は全く無い。六合目からも
前回より伸びた笹の間をすすみ、暑い日差しの中前回とほぼ同様のタイムで到着。(2分誤差)
当然ノン休憩、トレーニングとしては最適だったと思う。直前で来れなくなった嫁さんと一緒だと
教科書通りの3時間タイムになったと思う。
入れ替わりに一組下山し今回は2組だけの静かな山歩きを楽しめた。
山頂は風が通り抜け少々肌寒かった。日差しは強く赤石山系から御嶽乗鞍まで積雪の山々が遠望できた。

 

2002年2月20日 水曜
11:02 駐車場出発
11:14 乳岩分岐通過
11:36 一服の岩通過
11:57 河原を渡る
12:08 鬼岩通過
12:18 鬼岩乗越通過
12:26 胸付八丁取付通過
12:52 胸付八丁の頭通過
13:02 六合目分岐通過
13:26 馬の背岩通過
13:37 明神山山頂1016m
13:56 下山開始
14:25 六合目分岐通過
14:31 胸付八丁の頭通過
14:46 胸付八丁取付通過
14:52 鬼岩乗越通過
14:58 鬼岩通過
15:20 一服の岩通過
15:35 乳岩分岐通過
15:47 駐車場到着

 

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