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2002年3月13日(水) 宇連山  929.4m 単独 晴 無風 尾根上は携帯可能

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南アルプスの北沢峠から甲斐駒、仙丈岳への登高差は約7〜800m。
先の明神山も約800m。ただどちらも等高線に余裕があるのでそれなりにしか感じない。
宇連山も駐車場から800mの登高差がある。
去年の春は仏坂峠から入ったが、天候が悪く途中で引き返した。
初夏は下石の滝から西尾根に出てタイムオーバー。後一時間足りなかった。
この山はとにかく奥に位置しており、仏坂から入るにしても棚山高原からにしても
県民の森からにしても最奥にあって遠い。

昨初夏よりも一時間早く現地に着き、下石の滝から登るつもりで歩き出したが、
ふと直接尾根に出てそのまま登って行く方が手っ取り早いじゃないかと思い駐車場から
Bキャンプ場へ。そこから直ぐ南尾根への急な登山道が始まる。
足下にバンガローを見ながら真直ぐ登りやがて西尾根との分岐に出る。
このあたりから陰がなくなり暑い岩盤尾根の登りが始まる。

東屋風の展望台を過ぎ、暑い日差しの中足下にテニスコートや国道を遠望しながら、
十数回登り下りを繰り返しながら、やがてしゃくなげ自生林からの分岐に出る。
この辺りから、下った後の登りの方が長く、急登になる。
岩場の尾根歩きから、松や椎の木立の旧街道のような登りを繰り返すうち、
やっと下石の滝からの分岐と出会い一息つく。(昨夏の時、もし西尾根を下っていたら
とんでもない状態になってたことだろう。)草付尾根を陽に当たりながら急登し、
亀石の滝分岐を通過し急登するとやがて北尾根分岐に出る。

さらに急登を続け、登りきると又次の急登と繰り返し、樹林の中に入ると棚山高原との
分岐に出る。まだまだまだかと樹林の急登を3回ほど繰り返すと、あっけなくやっと展望台付の山頂に到着。

とにかくひたすら登る登る登るの急登だった。トレーニングとしては満足。
帰路は亀石の滝分岐から下山。この滝尾根も急な下りとなっており登りに利用するには
下石コースも滝尾根コースもどっちもきつそうだ。下石コースの方が急登ではあるが
段差が少ない分歩き安いかもしれない。

途中の分岐で下石の滝に回り、やがて林道にでてロッジへと向かう。
せきれい橋のとこで出発してから初めて人に出会った。
本日も静かで穏やかな登山日和であった。

帰路既に5時をまわった頃、石巻三上橋を過ぎたところで突然レーダー警報器が鳴りだした。
スピードを落したら、薮の中にレーダーが隠してあり、土手の下に警官が隠れていた。
ほっとしてアクセルを踏んだら又鳴りだした。ふとダブル検問の話を聞いたことを思い出し
慌てて急ブレーキを踏んだら目の前に又隠しレーダーと警官がおり危うくセーフ。
前回明神行きの時、賀茂の東名下と今回で去年捕まった後に購入した器械は元を取った。

2002年3月13日 水曜 宇連山タイム

10:54 愛知県民の森駐車場出発
11:25 南尾根西尾根分通過 340m
11:37 東屋展望台通過
12:18 シャクナゲ自生林通過
12:59 下石の滝分岐通過
13:09 亀石の滝分岐通過 650m
13:20 北尾根分岐通過 730m
13:39 棚山高原分岐通過
13:54 宇連山山頂 929.4m
14:00-14:05 下山開始

14:05-14:15 09棚山高原分岐通過
14:15-14:20 18北尾根分岐通過
14:20-14:45 22亀石の滝分岐通過
14:45-14:55 49亀石,下石分岐通過
14:55-15:40 下石の滝通過
15:40-16:00 下山完了
16:00-16:00 帰路へ
(注意点)
東屋展望台までは快適な登りと尾根歩きが続く、夏は相当暑そうだ。
シャクナゲ自生林分岐までの40分は登ったり下ったりうんざりするけど標高差はまだない。
シャクナゲ自生林分岐手前のピークが390mなので分岐から始まる登りが本格的に高度を稼ぐ急登となる。
下石の滝分岐までの40分はかなり長く感じた。登りも長く一つ越えると又次の登りと
いった繰り返しが続く。下石の滝分岐から山頂まで約300m差があり、ほぼ一時間の急登だ。
出発から約80分過ぎた辺りから急登が始まるので体力の配分を心掛けておいたほうがいいでしょう。

西尾根を下山路に選ぶと体調によっては体力の消耗が激しいので要注意。

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