2002年 9月25日(水) 唐松岳 2696.4m 単独 曇 時々晴 やや強風 やや寒い 

黒菱林道への分岐を間違えて猿倉まで行ってしまった。目の前に雪渓が立ち上がってはいるがこの季節は登りたくない。灯を必要としなくなったころにカフェテリア黒菱前に到着。数台先着あり。

8時のリフト開始まで食事と仮眠をする。7時頃気付いたら登ってきた車の人達はリフトが動きだす前に既に登って行ってしまってた。リフトを利用しての唐松岳登山はあまりに物足りないだろうからリフト分を歩くと時間的に登山した気分になる。
何と言っても八方尾根は昔岡田君と3時間弱の下りを6時間かけてゆっくり下った快適尾根の記憶がある。天気がよければ登山というよりハイキング気分でいける初心者コース。


八方池前後の稜線歩きは横風が強く歩いていても汗をかかない。尾根の巻道を登り、残雪あとから丸山ケルンにでると池の前では見れなかった白馬三山、不帰の剣がそびえ立ち圧倒した。
ここからは尾根上のテンポのいい登りが続き、あっさりと唐松小屋に着く。小屋の周囲は初霜でおおわれていた。

小屋から10分ぐらいで山頂に立つ。陽は射しているが、風が強く寒く岩陰に隠れても風よけになるとこがない。白馬方面だけははっきり見えるが五竜方面、劍方面はガスっていて残念。

寒さを我慢して粘っていたけど全体にガスりだしたので下山。

再び尾根をゆっくり下山。途中15名ぐらいの団体登山とすれ違う、なんで5名ぐらいで時間をあけて登らないのか?これが北ア夏場の人災の元。

八方池で缶詰めを食べたり時間を使って遊ぶ。公衆トイレ前からは尾根道を下山する。

30年前とは季節が違うけど、尾根全体に緑が減り岩土の露出が目立ってる気がする。

30年前の地図をみるとリフトは黒菱平までになってる。冬期オリンピック等で開発され八方池山荘までリフトができ、

ハイキングコースとしてしっかり整備されてるので相当数の人達がここを訪れるのではないだろうかと思う。

疲労感は全くなく下山完了、麓の第二郷の湯(400円)に入って帰路に着く。今回は距離が長いので運転疲れだ。

また登山中風がつめたく汗をあまりかかなかったので水分も渇望しない。やたら眠かっただけ。

仮眠中は非常に寒く毛布にくるまって寝た。

夜家に着いてからもビアホールの階段を2段登りできるぐらい体は快調だった。

9/24
21:45 豊橋自宅出発

9/25
0:25 飯田IC入る
1:30 梓川SA仮眠 3:50
5:40 黒菱第3リフト前着
8:06 リフトに乗って出発
8:16 グラートクワッドリフト
8:20 八方池山荘出
8:50 尾根上公衆トイレ前通過
9:05 八方池通過
9:48 扇沢残雪前通過
10:14 丸山ケルン
11:02 唐松山荘通過
11:26 唐松岳2696.4m  12:00
12:21 唐松山荘前通過
13:07 丸山ケルン
14:06 八方池
14:58 八方池山荘通過
15:08 黒菱平通過
15:18 黒菱着下山完了 15:30

16:43 第二郷の湯出
17:58 豊科IC入る
18:17 みどり湖SA仮眠 19:45
23:06 豊橋自宅到着



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