2003年日帰り登山 from 豊橋

2003年11月26日(水) 平山明神山970m、大鈴山1011.5m、鹿島山912m  単独 晴曇  無風 

もう7年くらい前に平山明神山から堤石峠への尾根歩きはスリリングで面白いよ、と教えてもらった。万一用にザイルを持って行くと安心だよとも云われた。最近ネットで調べてみたら入山者も増えてフィックスザイルもあるようなので廻ってみることにした。
設楽町田口の東、和市のいつもの駐車場に車を置き出発。
犬が盛んに吠えてるので見ると猿が柿を狙って里に下りてきていた。堤石峠までは岩古谷山の登りと同じ、単調な登りを20分も繰り返すと到着する。そのまま小さな平山明神という標識に従って左への登りにかかる。少し登ると前にこれから向かう一峰(堤石峠から見た順)(左の写真)が現れる。今日の縦走コースのメインルートへ入る。
少し下り苔むした登りが続き振り返ると岩古谷山が正面に臨める。尾根上の道だけしっかりテープがありルート捜しをすることはない。雨上がりの割には足元はしっかりしていて歩きやすい。

一峰登る途中振り返ると岩古谷山が見える。

一峰上の方に近づくと捨てロープをたらしたような登りもあるが足場手がかりに注意して登ればさしたる問題はない。
一峰を越えると短い下りと登りを繰り返し尾根を外さないように道は続く。迷うようなとこはないが、無意識に尾根をたどってるとふと気付くと違うほうに迷うトコもあるので3m〜5m毎に前方を注意してれば大丈夫。色テープはかなりしつっこくつけてある。三峰を越えると直ぐにしっかりとザイルが固定された岩場の下りがある。(左下写真)足場はしっかりしてるので心配はいらない。こんなんでビビッてると北アのキレットは通過できない。
下りるとまた直ぐに岩石の登りがある。写真を撮り忘れたがここの登りの方が一峰のロープ付きの登りよりも楽しい。岩場の中央辺りに足場もあるし滑ることもないので手がかりに注意して登ればいい。
腐った木はウッカリ掴むとスポッと抜けるので注意。
一登りで大鈴山からの尾根にぶつかる。右にまがり正面の岩を乗り越えココで直角に右に曲り進むと東栄の明神の馬の背のような岩のヤセ尾根を越える。少し下ると平山からの登山道とぶつかる。その先に東西ノゾキの分岐があり、ほんの少しで平山明神山の山頂に出る。


平山明神山頂展望は無い、東西ノゾキからは見晴しが良い。

明神を後にして岩古谷への分岐手前の大岩の上で明神から来ると左に直角に曲るトコを快調なリズムで無意識歩きをしてたようで真直ぐに行ってしまった。直ぐに頭のどこかで細い木が横に3本寝かしてあったけどアレハ何だっけと引っ掛かかるものがあって、登り直した。
平山明神、岩古谷分岐から大鈴山、鹿島山へは一般ルートになってるので道は整備され全く迷うことの無い歩きやすい道だ。
下って下ってグンダミ峠まで下り200m弱の登り一登りで鹿島、大鈴尾根の分岐に出合、右に少し登って大鈴山の山頂に到着。
7割ほど終わった今日の縦走に一安心した。
天気はあまりすっきりせず、曇だったり晴だったりでココまで思ったより汗をかいた。
明神の方向には平山明神と東栄の明神とが丁度重なって見えた。
軽く食事を取り、鹿島山へと向かう。
大鈴山からは下りが長いのでここも快調に飛ばす。
最後に数メートルの登りを二回やってあっけなくこの春に登って見覚えのある鹿島山に到着。これで今日の登山はほぼ完了した。

和市の駐車場に戻ると既に他の車は無く、結局私一人だけで貸し切りの初冬の暑い静かな山歩きだった。
帰路三河川合の梅の湯(700円)で汗を流し帰宅。

左 大鈴山山頂 1011.5m 右 鹿島山山頂912m
東栄の明神山と平山明神

9:52 和市出発
10:22 堤石峠
10:50 1峰
11:03 2峰
11:12 3峰
11:31 4峰
11:50 大鈴、明神尾根分岐
12:06 平山からの登山道分岐
12:10 東西ノゾキ分岐
12:13 明神山頂970m 12:25
12:49 岩古谷、明神分岐
13:21 グンダミ峠
13:33 鹿島、大鈴尾根分岐
13:39 大鈴山山頂1011.5m 13:47
13:52 鹿島大鈴明神分岐
14:17 鹿島山山頂 912m 14:32
14:44  池葉守護神社
15:05  和市 下山完了


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