2004年日帰り登山 from 豊橋

2004年5月 12日(水)富士山 3776m  単独 晴  風ヤヤ

思い切って言ってしまえば日本最高の称号がなければぜ〜たい二度と登りたくない山の代表格だと思う。
こんな山にこの4年間で6ッ回も登ってしまった。砂礫と赤茶けた溶岩だけで他に何もない、ただひたすら山頂目指して黙々と足を出し続けるだけの極めて単調な苦痛の連続を求められる。登山者は皆被虐質でもあるのか、と考え込んでしまう登山だ。私は自分への言訳として年初の体力テストと言い聞かせてはいるけど。

最後に附記したけど、20代は4時間ちょいで登っていたのだから、当時は登山としては単に退屈な山の一つにすぎなかった、のだろうと思う。また、当時は今の新五合目とは異なり、駐車場も広く八合目からは今の通りだけど、駐車場から真直ぐ登って行ったような気がする。〔うろ覚えで悪いが)下りも須走があって、一気に駐車場目指して走り下りた気がする。

ともあれ早朝やや冷たい気持ちの良い風を受けながら登りだす。

過去二度の失敗に懲りてやっと初めて出発前に陽焼け止めを塗った。昨年とは一転雪がないのでピッケルと簡易アイゼンは

車に置いて出た。新七合目までは快調に登り、何時ものように徐々に速度が落ちて八合目、九号五勺と過ぎ、

鳥居の所からブル道を山頂へ目指した。

段々と風が強くなり山頂稜線に出たところの風よけで上着を着た。

剣ケ峰までの最後の登りは場所をミスると腰までハマってしまう。

測候所前の日溜りは風もなく暑いくらいだった。

山頂からの展望はなく、火口だけしか見えず他はガスの中なので休憩の後下山した。

今回も歩いて下山したのは3名ぐらい。他のメンバーはスキーやスノボーでさっさと消えて行ってしまった。急ぐこともないのでマイペースでチンタラ下りていった。
下だりだすと徐々に暑さが戻り、風もいつの間にやら冷たさは無くなっていった。

駐車場は暑く、身支度を終えて後にした。下って直ぐ3合目でガスがに包まれそのまま富士はガスの中に消えてしまった。

国道に出て直ぐに富岳温泉花の湯の看板が見えたのでUタウンして汗を流した。健康ランドみたいなものなので1500円とちと高かったけどとにかく陽焼け止めや汗を流したかったので散財した。帰ってからパンフレットを見たら立ちより湯1000円というのがあるじゃないか。カウンターのお姉ちゃんはマニュアル通りの仕事をしたな〜〜。

 

というわけで、今年も取合えず体力テストを無事終えることが出来た。これで夏山がスタートした。

 

2004年5月12日 水曜

     23:16  自宅出

1:07-4:02  富士川SA
5:01-5:22  新五合目
5:46      六合目小屋
7:00-7:09  新七合目小屋
8:09-8:19  元七合目小屋
9:09-9:19  八合目小屋
10:16-10:24 九合目雪山荘
11:07-11:19 九,五合目小屋
11:33-12:33 トリイから山頂直下まで
13:06-13:25 山頂

13:59-14:08 九,五合の小屋
14:23     九合目小屋
14:45-14:55 八号目小屋
15:14     元七合目小屋
15:33    新七合目小屋
16:02     六合目小屋
16:15     下山完了
16:30     徹収    
17:10-17:50 富獄温泉 花の湯

今回登り時間417分〔6:57〕プラス休憩合計54分 下し170分〔2:50〕休憩19分含む

参考タイム 1976年1977年同じように5月の第二週の登山時間 8時出発12時15分山頂到着〔休憩含んで4:15〕

年齢と所要時間は比例する、ということを証明したことになった。

私にとっては平凡に日々を消費してると体力は比例して衰えていくことになる。



                
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