2005年日帰り登山 from 豊橋

尚2004年度はhttp://www.tcp-ip.or.jp/~skinpara/yama04/04yama000htmです

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2005年1月2日(水) 明神山 1016m  単独 快晴 微風 稜線携帯可

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年末年始は荒天だと予想されてたが、朝起きたら昨日も今朝もいい天気だ。
少し山行には早いけど昨年の捻挫後の足慣らしを兼ねて明神山へ出掛けてみた。
乳岩駐車場には正月のせいか10台近い車が停まっていた。
いつものように一気に鬼岩乗越まで行き尾根越しに風が吹抜けるかと思えばまるで穏やかなので汗ばんだ上着を脱いだ。乗越のやや上辺りから積雪が始まっていた。胸突八丁を登ってると単独者が下りてきた。早い下山だなと感心しながら登ってると六合目手前でまた、単独者が下りてきた。
「六合目からの緩い下りが凍っていて下りれないので引返した」そうだ。
先の単独者もそうしたようでそれで時間の割に早い下山だったのだと納得した。
六合目からの下りは平年の積雪だけとは異なり確かに凍っているものの靴を踏み込めば気持ちのいい音を立てて
駆け下りることも出来るのに引返すなんてとてももったいない。
積雪の稜線を進み馬の背に来ると岩の上に積雪がありこれは初体験だった。陽を一番浴びる場所だけに以外だった
 (珍しく積雪の七合目馬の背岩)
その先で下山してきた単独の若者は御丁寧に簡易アイゼンを着けていた。これもこの山で見るのは初めてだった。
安全か危険かは個人個人が判断することだから自分で考えて行えばそれでいいと。

山頂展望台からは初めて富士山の上方が見えた。南アは聖、広河内、塩見に仙丈等が遠望でき中ア御岳も雪景色を光らせていた。軽食を終え下山。

何時ものごとく私が最後の登山者と思って下ってると7合目で登ってくる老登山者グループとすれ違う。
後は勝手知ったる下山路を単調に下った。鬼岩は今回も1組がやっていた。

正月早々驕って生意気な登山をしていたので乳岩分岐でまたまた足首を大捻りして大転倒。
前回今回とも登山口に近い平坦な尾根上なので転倒しても問題がなかったがこの伸び切った靭帯をしっかり養生しないと命取りになってしまいそうで今後に不安をおとした。

10:00 駐車場出
11:10 鬼岩乗越
11:57 六合目分岐
12:33 明神山  13:15
14:14 鬼岩乗越
15:10 駐車場

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2005年2月2日(水) 本宮山 789m  単独 曇 雪 微風 携帯可
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朝起きたら三河の山が白かった。
これはやはり出掛けなければいけない、と思い出発。しかし雪道は怖いので所詮本宮山どまり。
登山口から白くなっていた、これは初めて。陽を浴びて泥状態の道を登る。
予想以上に雪があり靴の底で雪を踏みしめて登るなんてこれもこの山では初体験。
私同様この雪を目当てに来た人もいるようで、ピッケル(木製)を持った人や6本アイゼンを付けた人などを見るなんて初体験だ。
特にアイゼンは積雪はしてるけど凍ってるわけでもないのに驚いた。
先月の明神のアイゼンは分からない気もするけど、とにかく驚いた。
奥の院から山頂までは雪原ができておりなるべく新しい足跡を作って歩いた。
山頂は少々雪が舞ったけどコースを外れれば風もなく静かだった。
(今回も珍しい本宮山山頂の積雪)
後は単調に下り、展望台に時計が設置してあるのを見つけてこれもビックリ。
下山時には下の方はすっかり水浸しになっており、明日早朝に登る人には凍っていてこれも一興だ。

12:50 登山口
14:24 山頂  14:34
16:15 登山口

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2005年2月9日(水) 白鳥山 968m  単独  晴  無風 携帯可
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明神でもいいけどもうちょい奥に行けばまだ雪があるかなぁ、思って津具の白鳥山へ行ってみた。
一部工事が多くて遠回りで白鳥神社下に到着。
花祭り舞台の前の広場に車を止め、石段を登ると直ぐ白鳥神社に着く。車はここまで乗り入れられる。
多分林道が凍ってるのでビビッて引返したと思うけど。
神社の左側から登山口があり登高開始。
(舞台前の駐車スペース前から稜線を見る)
直ぐ回遊コースの左右分岐に出合、左を無意識に選んだ。
静かな植林の中を少し登ると尾根の上に出る。快適に登って行くと平になり次の尾根登りとなる。
少しづつ尾根幅が狭くなり左手に茶臼山から面の木平への高原ルートが展望できるようになる。
残雪が現れだし、踏みしめて楽しんで登ってると明るい白い残雪地帯の小ピークが出現し
本当に突然山頂に着いてしまった。
(白鳥山山頂後ろは茶臼山)
普通の山行きならまだ最初の小憩迄行ってない、というのに。
登高への欲求不満に不平を呟きながら茶臼岳を見つめた。足元には小さいけど雪原はあるが、この程度なら明神でも場所によっては楽しめたかも知れないと考えると再度不満が噴出。
午前中なのでもう一本正面の大峠へでも登って行くしかない。
小残雪の木々の間を歩きやがて尾根の下りとなる。枯れ葉のしっとりしたクッションが快適な道だ。
こっちのコースの方が急登になってるようでその分一気に高度を落していく。
沢の音が聞こえ、直ぐ沢を渡り少し行ったら神社の屋根が見えてしまった。
ちょっと前の道をたどり車に着き、そのまま大峠へと向かう。
(駐車場からの大峠)
舗装道路から大峠林道に入ったら突然アイスバーン状態の路面が続いていた。
足で確認してもガチガチの表面なので進行を諦め帰路に着くことにした。
ますます不満が高まった。取りあえず新ピークを増やしたということで収めるしかない。

10:30 白鳥神社下の駐車場
11:10 白鳥山 11:30
11:50 駐車場

14:00 自宅帰宅完了

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2005年3月2日(水) 宇連山 929.4m  単独  晴、曇  風尾根上時々強 携帯可

         (東尾根から北尾根を回って宇連山へ)
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家を出るとき、メガネのレンズが外れた。
予定通り県民の森につき、身支度段階で登山靴を忘れたことに気付いた。
そのままウオーキングシューズで行くしかない。
事務所裏の橋を渡り、直ぐに急登に取付く。
右手に見える派生尾根に沿って沢筋を詰めていく。左手から道を越えると派生尾根上に乗る。
少し行くと再度左手からの道と合流しメインの東尾根へ向かう。
西尾根同様岩尾根を登下高進むと東尾根上に出る。
松ぼっくりで埋め尽くされた尾根上を軽く登ったり下ったり繰り返し快適に進む。
見晴しの無いのが欠点。90分位で東尾根の展望台に着く。期待した展望はない。
宇連山前衛のピークが高く聳えてるのが印象的だった。
再度東尾根を進み、大きく左手に曲り目の前の北尾根ピークに向かい下降する。
下の林道に下りる分岐を過ぎ登りが始まる。相変わらず視界の無い登りだ。
後ろに東尾根が足元に見えるようになる頃、北尾根展望台に到着。
途中宇連湖と明神山が正面に見えたのが、唯一の展望だった。

展望は無いけど木の香り新しい陽溜まりの展望台で昼食。
あと西尾根分岐まで200m程の登り、約1時間位と踏んで出発。軽く下って下石の滝分岐を通過。
ここから一気の急登が始まる。やっときたかと楽しめる急登だ。
この急登が楽しめるのはこの辺りの山では宇連山ぐらいしかない。
予定通り小一時間で700mの西尾根分岐通過し、宇連山に向かう。
かって知ったる一登りで棚山分岐を過ぎ、偽ピークを二つほど越えて3時ジャストに山頂到着。

風が冷たかった。即下山。
下りはただひたすら下るだけ、900mから600mまで陽当りの良い西尾根を気持ち良く下りた。
滝沢分岐で小憩して、再度一気に下る。多分下山はこのコースが最短かな、と思い利用した。
滝を過ぎ駐車場まで単調に歩き下山完了。一日誰にも合わない静かな山行だった。
県民の森ではキャンプの若者たちが元気に夕食の準備を始めていた。

10:40 駐車場出発
11:03 派生尾根上に出る
11:11 二つ目の分岐
11:32 東尾根主線上に出る
12:04 風穴からの分岐
12:12 東尾根展望台 12:20
12:46 北尾根明治百年記念碑分岐
13:25 北尾根展望台 13:36
13:42 蔦の滝分岐
14:28 西尾根分岐
15:00 宇連山929m 15:04
15:30 下石の滝分岐(滝沢コース)15:35
16:42 駐車場着

宇連山と東尾根、北尾根

尚、本年山行のGPSログとマップはカシミールで表示しています
                
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